あれプレイしてるとこの作品の冒頭が崩壊しそうでコワイ
まあ元々設定もくそも犬に喰われた始まり方だったんで今更ですが…
それでは、本編どうぞ
「「「「……」」」」
静まり返る学園長室
「ぎゃ…虐殺…?正義の体現者?それは一体…?」
「おっと、少々言わなくてもいい事を口走って待ったようだ、まあ、そこまで教える訳あるまい」
徐々にシロウの言葉の意味を飲み込み始め唖然とする面々
「…そんなものが」
ガンドルフィーニも我に返ったようだ。そして
「そんなものが正義なわけがあるものかっ!!!!」
矢張りガンドルフィーニはシロウの答えに納得できない様だ。
「事実だ、例えばそうだな、この国では多数決で物事を決める事がよくある、この時には多数派の意見だけが通り少数派の意見は受け入れられない。私の正義はこれと同じだ、原因と成り得る少数を即座に切り捨てる事でより圧倒的多くの者達を救う。至極合理的だと思うのだがね?」
「それが、人間のやる事か!」
「ふむ、まだ理解できていないようだね。では具体例を出すとしよう。」
そういってシロウは語りだす。生前、まだシロウが衛宮士郎だった時に体験した時の話しを…
「乗客を乗せたとある飛行機の機内、その中に未だ治療法の確立していない感染病にかかった者が居た。その者と数時間同じ機内に居た乗客の殆どが同じく感染してしまっている。これが発覚したのが着陸三十分前だ。この事は直ぐに空港に知らされ国にも連絡が行った。その乗客達が空港に降り立った時点でウイルスが蔓延、地上の都市がパンデミックに落ち居る。さて、君達は如何するね?」
この問いに黙り込む室内
「そんな事が起こる確率が低すぎる!それに、我々は一人ではない!全員で考えれば答えは出る!!」
しかし、感情的になっているガンドルフィーニは喰ってかかる
「例え話だと言っただろう?それに、これは私が体験した実体験だ、確率云々では無い。そして、考えれば答えが出る?それでは時間切れだ、燃料が尽き飛行機は墜落、もしくはそのまま着陸、晴れて地上はパンデミックだ。良かったな、君の判断でどちらに転んでも最悪の結果だ。大も小も救えない。」
ガンドルフィーニは苦虫を噛み潰したような顔をする。
「だから私はその機体を海上で塵も残さず病原体諸共消し飛ばした。せめて痛みを感じずに気付いたら既に死んでいるように高火力で。」
「成程のぉ~、それで、君の答えは分かった、そちらの娘さんの答えは何じゃ?違うからそなたは『私の答え』と言ったのじゃろ?」
学園長が再び問う
そして、今まで目を閉じていた白野が目を開いて言葉を紡ぐ
「…私の答えは救いきれない小と理解されないシロウの味方になる事…」
このシロウとの答えの違いに更に驚愕する一同
「シロウの答えは理解できるし正論だと思ってるよ、でも私はそれじゃあ満足できない、納得できなかった…。だからこの答えを出した。シロウが小を切り捨て大を救うなら私はその小を出来うる限り救い出し全体の被害を無くする、或いは最小限にする事、そして小を犠牲にして非難され罵倒され続けたシロウのそばで家族としてシロウの味方になる。これが私が出した答え。」
それは、シロウ一人では実現できなかった幻想、それに一歩でも近づくための選択、シロウと同じくどうしようもないお人好しだからこその答え。
「まあ、私一人の時はシロウみたいに小を犠牲にするかもしれないけど…」
白野は苦笑いをしながら頬を掻く。
「それでも、私はシロウみたいに体現者に成るほどの覚悟も根性も勇気もなかったから、只のお人好し止まり…、私に語れる正義なんて物は元から無いのだから私は只の偽善者よ…。」
そう言い切ると白野と士郎は立ち上がり出口に向けて歩き出す。
「私達に語れる物はこのくらいだ…、これ以上踏み込みたいと言うならそれ相応の覚悟をしてくるのだな、それこそ殺し殺される覚悟をして来い。」
「私達は出来るだけ一般人として生活するから、私達の事がバレてしまったから気まぐれに此方から干渉するかもだど、あまりちょっかいを掛けないでね、どうしようも無い時は手を貸してあげるから。」
そしてドアノブに手を掛けた時ふと思い出したように白野が振り向く
「あー、それとネギ先生」
「は…、はい!」
「これは木乃香にも言える事だけど…、君お父さんの名前、英雄の名、スプリングフィールドのネームバリューは相当な物よ、気を付けなさい、面倒事が向こうから群がって来るから…。そこの学園長も良かれと思ってなのか知らないけど、余計な事を企んで厄介事を量産してる見たいだから。2月の学年末テストの時の騒動も全部そこの学園長が仕組んだことだしね。イタズラ程度だったから良かったけどこれからはもっとエゲツ無いのが群がって来ると思いなさい…。何だかそこのエロカモみたいに仮契約者を量産しようと画策して魔法バレやすくしてるみたいだし?しかも未だに孫娘の見合いを諦めてないらしいし…。それじゃあさようなら。」
そう言い残して二人は学園長室を出て行った。
「「「…」」」
「ぴょっ!」
学園長に視線が集まる。
木乃香に至っては目から光が消え虚ろになってる…
「こ…これは、ち…違うのじゃ…、ワシは良かれと…待つのじゃ…!」
学園長ににじり寄る一同
「待つのじゃ…、早まるでない!話せば分かる!な…待て…待って、待って下さい。お願いしま……」
その後、半日に渡り折檻され、一週間ほど完徹でトイレ以外仕事をさせられたとか。
因みに食事は一食カロリー〇イト一本を渡されそれを片手に仕事をしたそうだ。
ついでにカモが吊るし上げられたのは完全に蛇足だろう…
こう言った真面目なシーンに外野を上手く反応させるのって凄く難しいですよね。
カモと学園長は平常運転ですがね…
ってな感じで今回は白野の答え回でした。
こんな感じで良いよね…多分
シロウの体験談については有りそうなのを書きました。よくこんな例えしてますよね。だから多分ホントにあった事にしても良いよね!駄目でも気にしちゃ駄目だぜ!
最近、原作読んでるけど学園祭のカオス度合いがヤヴァい、アレにどんなけのストーリーが形成されて居るか、その量と言ったら…
アレはムズイ、時系列も出てくるからどうやって二人を絡ませるか非常に苦しんでいます。
まあ、今はそんな事よりも目の前の修行の数々をどう消化するかが問題なのだがそこはそこまで苦しんで無いので何とでもなりそうです。