月と正義の魔法使い   作:ユーリ・クラウディア

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個人的にサブタイトルが簡素過ぎて面白くないのですが中々思いつかないです。
気が向けばサブタイトルを改変していきます。


厄介事の襲来
6話


唖然、今のクラスの心境を表すのはこれだろう

うちのクラスが仕掛けたトラップに悉く引っかかりながら登場したのは、

見た目10歳前後の少年…

 

そう、少年だ、このタイミングで出てきたと言う事はそう言う事なのだろう。

 

「初めまして!今日から2年A組の担任になります。ネギ・スプリングフィールドです!担当教科は英語です!よろしくお願いします!」

 

 

 

「「「えええええぇぇぇーー!!」」」

 

 

 

まあ、そうなるよね

なんかエヴァがニヤニヤしてたり

雪広がハァハァ言ってたりしてるけど

普通は驚愕して声の一つも上げかくなる。

 

そこからは質問の嵐、あ、朝倉が仕切り始めた。

如何やら順番に一つずつ質問していくらしい。

こう言うの好きだね~、うちのクラス。

 

「じゃあ、次はくのん」

 

おっと、私の番のようだ

 

「ふむ、そうですね~」

 

ぶっちゃけ先生にあんまり突っ込んだことは質問できない。

お互いの立場が公に出てしまう恐れがある。

あれは間違いなく魔法使いだ、障壁張ってたし。

正義の魔法使いとか目指しているんだろうな…

 

「じゃあ、先生は正義の体現者ってどんな人だと思いますか?」

 

「えっ?」

 

教室が静まり返る

しまった!つい聞いてしまったがこれは先生といえど子供に聞くことじゃなかった。

あーあ、クラスの武闘派連中の目の色が変わったよ

 

「んーん」

 

先生も考え込んでしまった

 

「そうですね~、誰にでも優しくて、困った時は必ず助けてくれる人です!」

 

まあ、子供ならこんなもんか。

 

「僕もそんな正義の味方(ヒーロー)を目指してます。!」

 

「分かりました。ありがとうございます。」

 

目指す…ね、

 

「もー、はくのんビックリしたよ、いきなり凄い深い質問するんだもん」

 

「あははは…」

 

「じゃあ次は----」

 

全く、元気だね~

 

その後も質問が続く

全く学園長は何を考えているのやら

最早嫌な予感しかしない

 

それにしても、武闘派連中どうしよう。

これは油断したなぁ

 

「トホホ…」

 

 

 

 

 

 

 

**************

 

 

 

 

 

 

 

「「「「ようこそネギ先生!!」」」」

 

放課後ネギ先生の歓迎会が執り行われている

 

にしても、ホント賑やかだね~

ネギ先生も人気が凄い

 

「そう言えばこの学園って全寮制だそうですけど、僕は何処に住めば?」

 

「え!先生住む場所決まってないの!?」

 

「はい…」

 

そう言えば、私、実の処寮に住んでは居ない。

というのも、必要書類を山のように書き、明確な理由を書けば意外とすんなり寮以外での生活可能なのだ。

まあ、うちの学校にはそんな面倒くさいことをする人は皆無なのだが。

 

ガラガラ

 

「ネギ君、居るかい?」

 

「高畑先生!?」

 

明日菜の反応だけ矢鱈と早い、

ほら早乙女がラブ臭とか言って反応しちゃったよ

 

「おや、歓迎会をしていたのかい?邪魔をして済まないね。」

 

「い、いえ、邪魔なんて…」

 

「ネギ君、業務連絡だ、君の住む場所に案内するから、終わったら職員室に来てくれ」

 

「あ、はい、分かりました!」

 

「それじゃあ今は精一杯、楽しんでね」

 

そう言うと、高畑先生は去っていった。

 

その後も、どんちゃん騒ぎはしばらく続いていった。

 

 

 

 

 

**************

 

 

 

 

 

 

カランカラン

 

 

「おや、白野、いらっしゃい」

 

「取り敢えず紅茶頂戴」

 

「了解だ」

 

此処は1年前にシロウが高校を卒業したと同時に始めた喫茶店アルトリア。

シロウの剣の師匠から取った名だ、結構悩んだが無難な所で手を打つ事にした。

シロウの料理スキルと執事スキルが遺憾なく発揮され、かなりの人気を誇っている。

 

「いやー、まいっちゃったよ」

 

「どうかしたのかね?」

 

「今日から担任が変わったんだけど、それが、10歳の少年な上に名前がネギ・スプリングフィールドだってさ」

 

「スプリングフィールドと言うと、あのスプリングフィールドか?」

 

「多分ね、かの英雄の息子だと思う。」

 

裏の世界での英雄の息子というネームバリューは尋常じゃない。

否が応でも厄介事が向こうからやって来る、私たちみたいに。

 

「ふむ、この時期にねじ込んで来たと言う事は、厄介事かね。」

 

「十中八九そうね、すぐにどうこうなる訳じゃ無いと思うけど…」

 

「今年は荒れそうだ」

 

「そうなるとそろそろ、隠すのも限界かもね」

 

「そうだな、いやはや、この平穏は気に入っていたのだが。矢張り平和は長続きしない。」

 

「お互い、このお人好しには困ったものね。」

 

「ああ、全くだ…」

 

全く、少年の未来の為にちょちょっと力を貸しますか。

何処までバレずに居られるか…

 

そうして平穏な日々は終わりを告げようとしているのであった。

 

 

 

 

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