アラガミ転生記2〜飛べ!!メイデン隊長!!!〜   作:トイレの紙が無い時の絶望を司る神

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はい、ザイゴートの作者です。

そろそろどこかのサイト様に拾われてるかと思ったら特になくて勝手に凹みました。

この作品は完全手抜き&お遊びです。注意してください。

作者の本気はザイゴートで空になりました。


第1話 始まり

「.......」

 

俺は今、腹が減っている。

 

ん?何?腹が減ったならパンなり菓子なり食えって?

 

......説明不足だったな。

 

俺は今、()()()()()()()()()()で飢えているのだ。

 

なんでこんなことに......

 

俺は普通に部屋で寝てただけなんだがなぁ…

 

「.......」

 

それだけで、俺は何故こうやって訳の分からない謎の動くアイアンメイデンの様な化物になって地面と接続されたまま立っているのだ。

 

わけがわからないよ…もうQBでも良いから助けてくれ…

 

そして、驚くべきことにこうやって1ヶ月何も飲み食いせずに居ても腹は減っているだけで済んでいる。

 

普通なら死んでいるはずだろう。

 

なんだ?細胞自食(オートファジー)でもしてるのか?

 

どうでもいいけど細胞自食ってカッコイイよね。

 

四字熟語みたい。

 

今の顔を表すならこれだろう。

 

(›´ω`‹ )←これで決定だ。

 

俺は未だに生き物と会っていない。

 

もしかして生きている生物って俺一人なのか?

 

それは寂しい。

 

多分無いとは思うが。

 

はぁ.....でも、鳥一匹すらも見ない所から、生き物の数は限りなく少ないんじゃないだろうか。

 

.....とりあえず何でもいいから何か出てくれー

 

「グルゥ......」

 

ん!?背後から声が!!

 

何か知らないがようやく生き物に会えた!!

 

「グルルルル.......」

 

.......なんだ、この謎のイヌ科っぽい生き物は

 

凄いデカいし、凄い怖いし、凄い殺気出してるし

 

「グル」「ガウゥ」「グェア?」

 

しかも団体様だった様だ。

 

これは酷い。完全に囲まれてしまった。

 

四面楚歌。お先真っ暗だ。

 

これ、どうする?

 

「「「「グエァァアアアア!!!」」」」

 

ギャァァァアア!!襲いかかってきたァァァァァァ!!!

 

誰かー!!助けてー!!!

 

「......!!」

 

と、思ったのだが。

 

ズン!!

 

俺は、いつの間にか地面に潜っていた。

 

「グエ!?」「グゥウ!?」「グァァア!!」「ギィ!!ガウゥ!!」「ガゥ?」

 

上が騒々しいが、今は自分のことで手一杯だった。

 

え、何?俺って動けたの?

 

地面に潜るとか歩くより難しいだろ。

 

「「「「グァァアアア!!!」」」」

 

上で何か起きているが今はそんなことどうでもいい。

 

今のを応用すれば移動できるんじゃないだろうか。

 

......ここに1ヶ月突っ立ってた意味よ。

 

軽く絶望した。

 

さてと、上も静かになったし......上がってみるか。

 

.....あれ?あれれ?

 

上がれないぞ?

 

え!?なんで!?

 

潜れたんだよね!?じゃあ上がれるだろ!!

 

さぁ!!上がれ!!上がれぇぇぇっ!!!!

 

くそ!!何故だ!!一向に体が動かない!!

 

嫌だぁぁぁああ!!こんな真っ暗な世界が最後に見るものだなんて嫌だぁぁあああ!!!

 

 

 

......そして俺は、地底に閉じ込められた。

 

しかし、出ようとしても出られないので......

 

考えるのを、やめた。

 

途端に邪念が消えたのが理由なのかズン!!と地上に戻れました。

 

.....なんなんだよ!!ツンデレかよ俺の体は!!




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