アラガミ転生記2〜飛べ!!メイデン隊長!!!〜   作:トイレの紙が無い時の絶望を司る神

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ジョジョ4部のアニメを一気見したおかげでやる気が満ち溢れました!!

効果音とバイツァダスト版のOPは動けなくなりましたね


第6話 協調

人間達に襲われて、3日経った。

 

ケツ裂きコクーンとか言う噂のせいで、ずっと背後に気を配っている。

 

この体にも穴があるのか知らないが、気になるものは気になる。

 

.....さて、ここからが本題だ。

 

『隊長!!』

『隊長!!』

『隊長!!』

『隊長!!』

『隊長!!』

 

今俺の目の前には、俺のことを「隊長」と呼ぶ大量の同類で溢れている。

 

厳密には呼んでいるというか、頭に直接流れてきている様な.....気味が悪い。

 

どういうことなのだろうか。

 

少し前までは普通だったものが急に豹変した。

 

怖い。夢でありそうな展開だ。

 

無表情なメイデンが俺を囲んで隊長と呼んでくる。

 

『隊長!!指示を!!』

 

一番前のメイデンが、代表の様にしてそう言ってきた。

 

『指示を!!指示を!!指示を!!指示を!!指示を!!指示を!!指示を!!』

 

他のメイデンも連なってそう行ってくる。

 

そこに駆け込んでくる人影が三つ。

 

「感応波が受信された地点はここか!!」

 

「うぉ!?なんだこの大量のコクーンメイデンは!?」

 

「あれ!!あの中心に居る奴から感応波が発せられている様です!!」

 

その3人は、オトコ2人と女1人のグループだった。

 

かんのうは?なんだそれは。美味しいのか?

 

とか考えていたら、人間達はいつものデカイ武器を構えてこちらに向かってくる。

 

ギャー!!!『助けてぇぇぇぇ!!!』

 

そう叫ぶと.....

 

『『『『了解!!!!』』』』

 

取り囲んでいたメイデン達が、全員潜って俺の前に、俺を庇うようにして出てきた。

 

そこからは一方的な蹂躙だった。

 

まず、何体かのメイデンが人間達に向けて発砲した。

 

それを人間達は華麗に避ける。

 

だが、同じ方向に避けた男2人を悲劇が誘う。

 

なんと、下からメイデンが突き出てきて、男2人のケツに直撃した。

 

う、うわぁ.....!!なんて残酷なことを!!

 

男2人は喉が壊れそうなくらいの悲鳴を上げている。

 

女の方は、メイデンに取り囲まれた様だった。

 

俺はもう、なんだか怖くなって地面に潜った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人間side

 

最近、男性ゴッドイーターが不幸な事件に襲われることが多発している。

 

主に、その、なんていうか、お尻の穴を.......こう.......あぁもう!!なんで俺がこんなこと書かなきゃイケナイんだ!?

 

セクハラだ!!セクハラ!!

 

その不幸な事件の犯人というのが、どうも少し変わったコクーンメイデンだという。

 

なんでも、少しおかしなつば広帽を被ったような頭をしているのだそう。

 

信じられないことに剛腕を持っているとか。

 

サカキ博士の話だと、つば広帽の形が昔の本に乗っていた......なぽれおん....?に似ているのだそう。よく分からない。

 

そして今日も、そんな不幸に襲われた男性が2人.....。

 

今回の被害者のおかげで、そのコクーンメイデンが感応種だということが分かった。

 

大量のコクーンメイデンを率いて襲ってきたそうだ。

 

「たいちょ〜?何してるの?」

 

「あぁナナか。日記を書いてるんだよ。」

 

「へ〜......見せて!!」「やだよ!!」

 

「隊長、軟膏が売り切れてたぞ.....。」

 

「やっぱり、みんな警戒してるんだね.....アレを。」「だな。俺達の天敵の登場って訳か。」

 

隊員の......ギルバートと共に凹む。

 

明日は我が身かもしれないのだ。

 

自分が貫かれた所を想像すると......。

 

お尻の穴が引き締まった。




少し短くなってしまいました。

やっとこさタイトル回収できましたよ。

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