アラガミ転生記2〜飛べ!!メイデン隊長!!!〜   作:トイレの紙が無い時の絶望を司る神

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イェーイおまたー☆

作者です。大変遅くなりました。

....あ、あけおめです。


第7話 砲撃

人間たちの襲撃から1週間。

 

俺はいつも通り平和に過ごしていた。

 

その間、この体はコンクリとかも食べれることや(なんだか豆腐みたいな味がした)、同類は俺が本気で助けて欲しいと思ったら招集されることがわかった。

 

今は無茶に移動せずに、少しの間ここに居座ろうと思っている。

 

同類も居るし、何より過ごしやすい。

 

たまに変な赤い雨も降ったりするが特に何かあったわけでもないからそういう現象なんだろうと思った。

 

さてさて、そんな平和に過ごしていた俺だが、やっぱり知っておきたいことがあった。

 

『波動砲(?)の威力』

 

これに限る。やっぱりいざ使うとなった時にために知っておきたい。

 

威力の検証方法は単純だ。1回撃って見る。

 

的は無い。ただ前に放つだけだ。

 

砲台を出す時に、帽子が割れてジャキン!!と言った感じに出てくる。

 

見るからにやばい。撃つのが楽しみだ。

 

若干ワクワクしながら砲台を前に向ける。

 

前は更地。地面がただただ広がるだけのため、何か被害が出ることも無いだろう。

 

.....被害を考える必要があるかは別としてだが。

 

それでは、撃つぞ!!

 

そう思って砲台を放とうとすると、キュイーン!!と言った感じに砲台にエネルギーが溜まっていく。

 

その後.....。ドン!!と言うふうに、高密度のエネルギー弾っぽいのが放たれた。

 

それも猛スピードで。バビュン!!と彼方に飛んでいった。

 

......威力が分からない。

 

仕方ないので結局テキトーなビルを見つけて撃った。

 

......倒壊した。

 

エネルギー弾を受けた場所が猛烈に爆発して、ビルが1個倒れた。

 

俺、解体業者やろうかな。

 

そう本気で思うくらいに綺麗な解体だった。

 

 

 

 

 

side:ゴッドイーター

 

 

その日も、いつも通り普通な1日だった。

 

普通に任務に行き、普通に挨拶して、普通に過ごしていた。

 

そこに、影が一筋指していたことに、誰も気づかなかった。

 

 

 

 

 

遥か彼方より、亜速で迫ってくる光る玉が一つ。

 

 

 

 

混乱の、前触れであった。

 

その光玉は、狙ったかのようにゴッドイーターの拠点.....フェンリルに属する極東支部に向かっていた。

 

誰も気づく者はいない。

 

スピードを緩めること無く、光玉はグングン近づいて来る。

 

そうして、光球は、いとも簡単に。

 

 

 

 

 

『アラガミ防護壁』を貫き、その中に広がる都市、『ハイブ』に突っ込んでいった。

 

 

 

 

 

爆発が起きた。誰も予測できて居なかった為か、混乱が広がった。

 

奇跡的にか、あるいは作為的か、爆発は無人街で起きていた。

 

怪我人は出たものの、大きな怪我は少なかった。

 

極東支部を含めたフェンリルの研究員の調査の結果、オラクル細胞の反応以外には何もわからなかった。

 

ただ、わかったことは確かにあった。

 

この近くに、アラガミ防護壁を容易く貫く威力の攻撃を、超距離から放つことが出来るアラガミが存在しているという事だ。

 

人類に、緊張が走った。

 

 

 

 

 

side out

 

 

 

 

 

side:主人公

 

 

あれから色々試してみた。

 

どうやらこの砲台、エネルギー弾を放つ以外に、レーザーの様な物も出せる様だ。

 

威力は馬鹿高い。

 

地面を溶かすレベルに。

 

しかし、高威力の攻撃の為か、どちらにも所謂クールタイムと言う様なものがあった。

 

これには自身も納得している。

 

あんな馬鹿威力の攻撃をバンバン撃たれては困る。

 

地形が変わってしまいそうだ。

 

まぁ撃つのは俺なんだが。

 

それよるも、なんだか少し胸騒ぎがする。

 

どこか遠くもない所でおかしなことが起きている様な.....。

 

だが、俺の勘は大体当たらないから宛にしてないんだが。

 

気になっていたことが片付いた。

 

とてもスッキリしたせいか、眠くなってきた。

 

まだ日が登っているが、お昼寝ということでここは一つ.....。

 

そうして俺は地面に潜って、惰眠した。

 

この時の俺は、自分が何をしでかしたのか、わかっていなかった。




はい。主人公やらかし回です。

たまにはケツが出てこない話も良いですね。

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