東方工務店   作:グレネード安雄

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まず言い訳をさせてください。
投稿が遅れた理由は簡単。精神的に凹んでました。
萎えたともいうべきか…。自分が携帯で執筆してる最中、もう古いせいか勝手に再起動を起こしました。

自動保存機能がついてるので大丈夫かと思ったら…見事に消えました。1500文字?パーです。何とか思い出しながら今回書きました。
あと匿名設定解除しました。何か夜中のテンションでつけて恥ずかしくなったので。


本題→今回の話は石作皇子が完璧に悪役。実際どんな人かはよく知らない。そんで、ゆうかりんの名前だけ出てきます。


奈良時代の日本に向日葵はあったのか?

「これでは駄目だった。別のものを持って参れ。」

 

石作さんの所に鉢植えを納品しに行って数日後、また呼び出されて開口一番この一言。

このおっさん、カノンで頭ぶち抜いてやろうか…。

 

「どんなものがお望みで?」

 

「そうだな…。変に作ろうとするから駄目なのだ。天然物…凡人が手に入れられないものが望ましい。」

 

天然物がお好みなら、もう職人はいらないと思うのは俺だけだろうか。輝夜にどうフラれたのか見当もつかないが、それにしてもとんちんかんなことを言うのはやめてほしい。

 

「そうだ!風見幽香の所の花を持って参れ。風の噂では黄金のように陽に照らされると輝く花だそうだな。」

 

「そうなんですか?それは初耳です。ですが、それでしたら一介の職人ではなく陰陽師の方々に頼まれては?」

 

「…何を言っておる?職人ならば仕事に責任を持て。お主ごときがこの私の役に立てるのだ。光栄に思うがよい。…逆らえばどうなるか分かるな?この都に親を亡くす子供が増えるだろうな…。」

 

まーた人質戦法だよ…。嫌になるなぁ。てかゆうかりん、この時代にもういたのか。

ゆうかりんの花畑…つまり一面の向日葵畑から一輪持ってこいとは無理難題すぎるわ。

 

「納期はどれくらいでしょうか?」

 

「3日待とう。それで出来ないようなら一日おきに職人が一人ずついなくなるだろう。」

 

この時代の貴族って凄いブラックだなぁ…。庶民の命なんて色恋よりも価値がないってか。

 

「…了解しました。」

 

 

 

 

 

「ということでカノン!ゆうかりんのお花畑にピクニックだ!」

 

「マスター、何でも安請け合いしすぎです。」

 

「まぁ、俺に作戦があるから聞いてくれよ。」

 

帰ってくるなり俺はカノンに石作さんからの無茶ぶりすぎる依頼内容を伝えたところ、とたんにカノンはジト目になった。

 

ジト目のカノンに見られつつ、俺は向日葵採取作戦を話す。

 

「至って簡単だが、慎重にやらなければ死ぬだろう。俺の異次元を使って向日葵畑の向日葵を根本から貰っていく作戦だ。

はたから見たら向日葵が一輪だけ地面に沈んでいくっていう寸法だ。特にどうすることもできやしないだろう。異次元に飛び込めば…決して戻れりゃしない。俺でさえ全貌を理解してないし。」

 

「問題は能力の行使範囲ですね。この家から遠隔操作できる訳でもないですし、風見幽香の知覚範囲も相当なものでしょう。」

 

そこを突かれると非常に痛い。俺の能力はそんな便利なものじゃないことは自分でも分かってるが、ゆうかりんがいざ接近してきた時の対処は考えていなかった。カノンでどうにかできる相手でもないだろうし…。

 

「…ですから私が囮になります。その間にマスターは向日葵の収穫を。何ならごっそり持っていって下さい。

精密な操作で時間をかけるよりかは粗く素早くの方がマスターの負担が減ります。」

 

「カノン。風見幽香はそんじゃそこらの雑魚とは格が違う。ふざけたことはよせ。」

 

「そんな格が違う相手に喧嘩を売ろうとしているのはマスターです。…それに、私には勝算があります。詳しくは言えませんが楽しみにしていて下さい。」

 

真剣な目をしたカノンに見つめられる。だが、顔はどこかドヤ顔だ。よほど何か秘策があるらしい。まぁ、俺よりかカノンは力の使い方も上手いし何とかなるかもな…多分。

 

「心配だから一応これを持っておけ。」

 

先日使用した金槌もどきを製作過程で余った宝石や鉄の残りで補強して…そこから形を整えたものをカノンに手渡す。てか片手で持てるサイズじゃなくなった。

最早、鎚だ。RPG風にいうとハンマー。これで相手を叩けば並の生物なら致命傷だ。

 

そんなハンマーをカノンは軽々と片手で持ち、背中に紐でくくりつけた。

 

妹が兄を越える日が着々と迫ってるかもしれないですね。




次回はゆうかりん回。もちろん、戦闘します。
なんかどの小説でもゆうかりん初出は戦闘してるような気がするのは気のせいでしょうか?
そして着々と強さの片鱗を見せるカノン…。
しかし…主人公はカノンなしではポンコツです。

※投稿時間についてはそのときの気分で決めてます。てか自分の小説は作者のメンタルが折れない限り…大丈夫でしょう。(今度からこまめに保存します。)
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