相変わらずの亀更新申し訳ありません!
更新ペースを上げたいなぁーと思いつつもリアルの多忙や各種ゲーム、特にそろそろ初めて4年になるPSO2のEP5に備えての準備や多少攻略ペースの落ちたFGO、リリースしたばかりのシンフォギアXD、モンハンXXとやることが多くてですね(言い訳)
そう言えばこの前読み返していて思ったのですが、後書きでなのははしばらく出ませんって言った次の話の冒頭で早速なのは出てましたね。更新前に読み直すの、大事だァ………
という訳で、相変わらずの駄文ですが、どうぞ!そろそろアニメ本編にも追いついてきますよ!
私が海鳴へ(未だに原因は不明ですが)やって来てから1週間ほどが経ち、月も変わり6月3日となりました。
例の交通事故の後、当然のことながら身元不明な私はその時助けた少女、八神はやての主治医の石田先生の計らい(と言うにはしてくれた事が大きすぎるのですが)によってはやての義兄、八神刹那としての籍を取り、八神はやてとの生活が始まった。
交通事故から助けただけで特に他の関わりもなかった八神はやてだが、はやては元々独りで生活していたらしく、助けてもらった恩返しとはやての少しのワガママ(やはり9歳のひとり暮らしは寂しかったらしい)で住む場所のない私に住む場所を提供してくれた。
はやての義兄という立ち位置になったのは特に深い理由はなく、これもはやてのワガママとその方が手続きが楽だからというはやてと石田先生の利害の一致から、と私は後から聞かされた。私としても別に嫌ではないので快諾したわけですしね。
余談ですが、はやての検診ついでに私の記憶がところどころ途切れていることについて調べてもらったところ、外的要因はないとのことで、精神的ななにか──恐らくトラウマか強い後悔だろうとは先生談──が原因で起きた記憶喪失だろうとのこと。
と、住む場所と刹那·ストラトス改め八神刹那としての新たな生活が幕を開けた。
その直後にわかったことだが、はやても魔力を保有しているということが判明。というのも、私がはやての寝室にお邪魔した際に本棚にあったあるものを見つけてしまったからだ。
───ロストロギア·闇の書
正式名称夜天の魔導書。古代ベルカでも猛威を奮い、大惨事を引き起こしたロストロギア。
機能はリンカーコアの蒐集とそれによる魔導の行使。魔力を持つ主を求めての無限転生。これだけ聞けばそれほど危険でもないが、蒐集をある一定以上行うと闇の書はほぼ確実に暴走。一定期間蒐集を行わない場合は主の魔力を侵食し、最終的には主を取り込み暴走。つまり、どう転んでも最後には主共々暴走し大規模な破壊をもたらす危険な代物である。そしてその後は新たな主を求めて転生。
確かここ最近で最後に起動し暴走した事件は11年前。いつからはやての手元にあったのかは不明ですが、守護騎士がいないところを見るとまだ待機状態ということでしょう。恐らくはやての下半身麻痺はまだ未成熟な内から闇の書………もとい夜天の魔導書の魔力侵食を受けたから、という筋書きが出来そうです。
かの古代ベルカでもとある国の王が夜天の魔導書の主となり蒐集を実行。私も
とは何度も戦火を交えていますが、結局当時は暴走を止められず、その国は滅び夜天の魔導書は転生しました。それがまさかこんな所で再会するとは…
私に海鳴での居場所をくれたはやてへの恩返し(くれたこと自体が恩返しだが)は高くつきそうです。何せ、夜天の魔導書を暴走させずに停止させ、封印する……時空管理局でさえ11年前の闇の書事件の際に成し遂げられなかったことをしないといけないのですから。
そうしないと、
っとと、かなり話が脱線しましたね。とまぁ、そんなこんなではやての魔力保有が判明。はやてを初めて見かけた時の違和感の謎も解決。はやて本人にはその事は伝えていませんが、遅かれ早かれ伝えないといけませんね。夜天の魔導書がいつ起動するかわかりませんから。
ただ、伝えるタイミングを完璧に失ってしまった感じがあるのでいつ伝えるべきか、と私は
「八神君、どうぞー」
目の前の扉の向こうから私を呼ぶ声。そう、私は今学校にいます。もちろん生徒として。
病気のはやてはともかく、完全な健康体の私が学校に行かないのはおかしいです!と石田先生とはやてに説得され、私立清祥大附属小学校の6年生に転入することになってしまった、というわけです。ちなみに学校がここなのは単に一番近いから、というだけです。
どこかで聞いたことのあるような学校名でしたが、きっと気のせいでしょう。
「はい!」
何はともあれ今から私の紹介をするそうなので呼ばれた声に返事をし、教室に入ります。
「八神刹那と言います。よろしくお願いします」
簡潔に自己紹介をすると同時に丁寧にお辞儀。ここから私の学生生活が幕を開けた。
───その日の夕方。私は学校初日を終えて帰宅しました。
「ただ今帰りました」
「ぁ、兄やんおかえりー」
リビングに入るとエプロンを着けて車椅子でキッチンをあっちこっちと動き回るはやての姿を発見。
「初めての学校、どないやった?友達でけそう?さみしゅうない?」
「まだ初日なのでわかりませんよ。しかし、なかなか楽しめました。何もかもが初めての経験で新鮮で。というか、はやては心配症過ぎますよ?」
「だって気になるんやもん。ほら、私見ての通り不登校やし」
「それはそうですが、病気なので仕方ないですよ。そんなことよりほら、鍋が吹きこぼれそうですよ」
「あっ!っとと、危なかったァ」
私が帰ってくるなり目の色を変えて私の元に寄ってくるはやて。気になるのはわかりますが、今は料理の方に集中して欲しいものです。
その後、晩ご飯を済ませて私はまだ済んでいない自室の片付け。はやては部屋で読書をするらしいです。ちなみにお風呂はご飯の後にはやてと済ませました。はやてが下半身麻痺なので、私が一緒に入っています。恥ずかしいことこの上ないですが、この際仕方ありません。ちなみに最初にこれを提案してきたのははやてから。
「ぁ、そういえば先程石田先生から電話がありましたよ。明日の診察のあとはやての誕生日祝いで一緒に食事しませんかって言ってました」
「石田先生が?」
「はい。明日の診察の時に返事する、と伝えておきました」
「おおきにー。兄やん明日も学校やろ?ほな、その後合流ってことにしよか」
「わかりました。では、私は部屋の片付けしてきますね。今夜のうちに終わらせないと」
「私部屋で本読んどるから何かあったら呼んでぇな」
「そうさせてもらいます」
そんなやり取りをすませ、私は自室へ。先日慌てて揃えた家具類や小物類、衣類等々を整理していきます。個人的にはサンドバックくらいは欲しいものですが……まぁ、追々でいいでしょう。
「んー!片付けは終わり、ですね。時間は……11時半……もう1度お風呂入って、それから寝ましょうか」
片付けを終えてみるとホコリやなんやらで汚れていたので寝る前にもう一風呂入ることに。時間もそれで丁度それくらいで日付も変わりそうですし。
ということで再び入浴。1人なのでゆっくり入っていると少し悪寒を感じました。いえ、湯が冷めて物理的に寒い、という訳でなく……こう感覚的に。まるでこれから大きな何かが動き出す、そんな感じの悪寒を感じました。その直後、丁度時間が0時を回った時。
「……っ!?」
とても大きな魔力の反応を感じ、私は急いで風呂から出て、速攻で体を拭き、頭にタオルを巻きながら2階のはやての部屋へ。そしてはやての部屋の扉を勢いよく開ける、とベッドの上で気絶したはやてとそれを囲む見知らぬ……いえ、よく見知った4人がそこにいました。
───side アリシア
「ん……んぅ?」
柔らかいベッドの上で私は目を覚ました。目の前には白い天井、そこそこ広い個室………ここどこ?病院?
「私、どうなったんだろう………刹那と一緒に転移して……次元の海の嵐??に巻き込まれて……刹那が私だけ転移させて……っ!?刹那!」
とりあえず私の記憶の中にある最後の光景を思い出していきます。私の記憶が途切れる最後の光景、それは私にリンカーコアを半分譲渡した刹那があの嵐???に飲まれて消えるところ。
「刹那を探さなきゃ」
私はベッドから降りて少し体を動かして問題がないことを確認。問題ないことがわかるとすぐに入院服を脱ぎ捨てて白と水色で彩られた可愛らしいバリアジャケットへと姿を変えました。ついでに私の私服を量子変換して格納することも忘れない。
「さて、と。まずはココがどこかわからないと何も始まらないよね……っ!」
と、この後のことを考えていると外から人の気配。この部屋に入ってこようとしてるみたい。
とりあえず私は扉の死角に隠れて念の為実体化を解除。姿も消します。丁度そこで扉が開き、医師のような格好の人が入ってきました。私はそのタイミングを見計らって部屋から脱走。
その数秒後からアラームが鳴り始め、周りが慌ただしくなり、廊下に人が増える中、私はどこか外が見える場所を探して走り続けました。
(刹那………待ってて!)
廊下を走りに走り、右に左にと走ったところで展望室のような場所が見えてきました。
私はそこに入ると非実体化と透明化を解いて外の景色を見て唖然。管理局本局の要塞のような建造物が目の前にあったからです。
だって私たちがいた次元世界は本局からはかなり離れてて、管理局の巡洋艦でも数日は掛かるような距離。それにあそこまで荒れてたんだから少なくとも数日は足止めされてたはず………正確にはわからないけど刹那とはぐれてから1週間は経過してるってのが私がたどり着いた結論。
「っ!」
と、絶望に浸っているところに魔力反応がしたので、反射的に横にステップ。その瞬間、私がいた場所に帯電したリングバインドが現れ、私が避けたことでリングだけが収縮して消滅。避けたところには追撃とばかりにいつくものチェーンバインド。私は何故か持ってたハイペリオンを刹那が私用に作ってた双銃に変えて何度もバックステップしながら魔力弾を撃って迎撃し、凌ぎきりました。
「うっそ………今の全部避けるの!?」
「フェイトのライトニングバインドだけならわかるんだけど、完全に不意打ちだった僕とアルフのチェーンバインドの追撃も……反応速度がスバ抜けて高いんだよ」
このバインドの主は当然私を追ってきた管理局の人。そこにいたのはアルフと呼ばれたオレンジの髪で犬耳と尻尾が特徴的な女の人と、ユーノと呼ばれたボブカットの髪に茶色のジャケットとマントの男の子。そしてもう1人は
「でも、これで追い詰めたよね 」
ジャケットは全く違うけど私にそっくりな見た目をしたフェイトと呼ばれた女の子。
「ぇ……わ、私?っ!?」
その姿に私が躊躇を見せた瞬間、私の後ろの件の3人が入ってきたところとは逆の通路から入ってきた人のバインドによって私は捕まってしまいました。
「ふぅ………ストラグルバインドだ。身体強化も無効化するから抵抗はやめて投降すれば」
「いや、だっ!」
「なっ!?」
後ろから現れた黒のジャケットの魔導士から投降を提案されるが、私はそれを拒否して精一杯の脱力。からの刹那御用達のバインドブレイク。身体強化を一切使わず、脱力からの瞬発力だけでバインドを砕く技術。
「私は!やらなきゃいけない事があるの!」
黒の魔導士が驚くのを傍目に私はその魔導士から距離を取りながら左右から迫る魔導士に銃を向けて牽制。でもどうにもさっきの私と瓜二つの魔導士が気になってしまって集中できない。
「なら、私達がそれを手伝うから!
お姉ちゃん!!」
アリシアのジャケットはイノセントのそれにスパッツ穿いた状態をイメージしてもらえるとわかりやすいと思います。
なんとかアニメのところに一瞬だけだけど入れました!後半タイトルと全く関係ないことやってたのは内緒。
ぇ?知ってるって?
次回は…時間を一気に飛ばしてアニメの流れがっつりやっていこうと思います!
ではまた次回!