捻デレ者と和菓子屋の娘   作:グッバイぐら

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すいません、投稿するとこ間違えてました...。投稿し直します。


やっぱりその手の質問か...。

~Side 小咲~

「あの二人ほんといつも一緒にいるのね。よくやるわ。」

屋上から桐崎さんと一条君を見て、るりちゃんがぼやいた。

「...うん。いいよね...ラブラブで...。」

ホントはあの二人付き合ってないみたいだけど...比企谷君に広めない方がいいって言われているのでそう返す。

「...あんた人のこと気にしてる余裕あるの?」

「え?」

るりちゃんを見ると、何やらこっちを睨んでいる...結構怖い...。

「え?じゃないでしょ。あんた結局あのデート以降比企谷君と何も進展ないでしょ。」

「うっ...。」

それを言われると何も言い返せない。実際あの後は一条君達のことでゴタゴタしてまともに話せてないし....。

「うう....」

「...ったく情けない。まぁいいわ。チャンスぐらいは作ってあげるから。」

そういったるりちゃんの瞳は、何やら怪しく光っているように見えた....。

「え・・・!?ちょ・・・るりちゃん待って何する気!?」

「いいから...」

「よくないよ!?」

 

Side out

 

「比企谷君ちょっといいかしら?」

「....宮本?」

珍しいな。宮本が俺に話しかけてくるとは。

「何か用か?」

「今日私達あなたの家で勉強会開きたいんだけど構わない?」

「........は...?」

何を言ってるんですかこの子は?勉強会?どこで?我が家で?

「Why?」

「何で英語?」

「うるさい舞子黙れ。...で?なんで?」

「...何?文句ある?」

怖っ!怖ーよ。なんでこの子こんな威圧感出せんの?

「因みに小町ちゃんの許可はとってあるから。」

何でそっちが先なの?というかそれだったら俺に聞く意味無かったよね?

 

 

「皆さん~!どうぞいらっしゃいませ!ささ、どうぞ!お茶用意してありますから!」

結局連れてきてしまった。それにしても何故宮本はウチで勉強会したいと言い出したのだろうか?小町に会うため?

「おお!あなたが桐崎千棘さんですね!うわーるりさんに聞いてた通りすごいキレイ!あ、千棘さんって呼んでいいですか?」

流石は小町だ。初対面の相手でもズケズケふみこんでらっしゃる。

「え、ええ。別にいいけど...。」

「わー!ありがとうございます!あ、ではこっちです!」

...

「ねぇ、あの子ホントにあんたの妹なの?」

「そう聞きたい気持ちはよく、物凄くよく分かるが、間違いなく妹だよ。」

「うっわ...」

ちょっと?聞いといてドン引きすんの止めてもらえます?

「...何であなたまで付いてくるの?舞子君。」

「えー?まーまーいいじゃないの。同じメガネのよしみでさぁ!」

「嫌なカテゴリーね。...そんなよしみはない。」

宮本は舞子と何か言い合ってるし...無理やり連れて来られた感のある小野寺はどうなのだろうか?

 

サッ...

 

......何か目逸らされた...。まぁそっすよね。来たくないっすよね...あれ、何か無性に悲しくなってきた...。

(もう!るりちゃんいきなりすぎ...!どうしよう...顔見れないよ。)

因みに後ろでは一条と桐崎がそわそわとかわくわくとか言ってる。

 

「お兄ちゃん、お茶入ったよ。」

「サンキュ。適当に配っといてくれ。」

勉強会はリビングでやることになった。この人数でできそうな所ってここだけだし。

パチッ

サッ

「「あっ」」

...何かさっきから小野寺に目逸らされまくってるん

すけど。俺何かやったかな...ヤバイ...心当たりスゲーあるわ。

(ああ...またやっちゃった...。)

「はあ...もういいからさっさと勉強会始めない?」

桐崎ナイス!

 

「...」

もともと生真面目な面子ばかりなので、いざ勉強会が始まれば静かなものだ。口を開くにしてもせいぜい分からない所を質問する程度だ。

「...ねぇるりちゃん、ここ解ける?」

ほらこんな風に...

「んー?...ねぇ比企谷君。ここ小咲に教えて欲しいんだけど。」

「ハァ!?」

ちょっと待て!突然何言ってんだこのちびっこは!?

「るっ...!るるるるりちゃ...「あーごめん私これ全然分かんないから...」この前もっと難しそうなの解いてたじゃ」

「いいから行け!そして二度と戻るな。」

酷え!それ友達に対して言う台詞か!?というか

「おいそれ数学だろ?俺数学は無理だぞ。」

前回のテスト、数学だけは学年最下位だったし...。

「チッ」

え!?今舌打ちした!?何で!?そんなに教えられないのがだめなの!?

「あーそれ?先にα代入しないと解けないわよ?」

いきなり桐崎が横から口を出してきた。

「おい桐崎。あんま邪魔しねーで自分のやれよ。」

「もう終わった。」

「は!?バカ言え今日の宿題ってプリント三枚も「ほら」...」

おお...すげえなあいつ。この短時間でもう全部終わったのか...さっきまで桐崎につっかかってた一条は何かうちひしがれてるんですけど...というか結局小野寺には桐崎が教えることになったのね...

「ねーねーところで小野寺さんは好きな人とかいないの?」

「「ブー!!」」

うわっ汚ねっ!一条動揺し過ぎだろ。小野寺好きなのバレるぞ...。

「わ...私は今はそういう人は...。」

...今度は安心しきって顔がすげえにやけてるし...ぶっちゃけ気持ち悪い。

「そっかー。私もまだそういう人いなくてさー。早く素敵な恋とかしてみたいんだけどねー...。」

ーーー

「ジョ、ジョーク!ジョークです今の!!」

「こ、こら酷いぞハニー!僕という人がありながら!!」

いやもうそのクサイ演技いいから。お前らホントに隠す気あるの?

「なあなあお二人さん。俺もちょっち聞いていい?」

あ、これ絶対ロクなこと聞かないやつだ。

「お前らってぶっちゃけどこまで行ってんの?」

やっぱりその手の質問か...。

「「ブー!!」」

汚ねっ!!だからお前ら動揺し過ぎだろ。

「ど、どどどどどこまでとおっしゃると?」

「そりゃもちろんキ「お前ちょっとこっち来い!」ええー?なんだよー?」

...行ってらっしゃい。

 

 

「あれ?舞子さんと一条さんは?」

「どっか行ったぞ?」

「ふーん...で、何で千棘さんは赤くなってるの?」

それは聞かないでおいてやれ妹よ...。




ありがとうございました。お騒がせしてすみません。
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