前回の投稿から大分開いてしまい申し訳ございません!
内容は決まっていたんですが、いかんせんうまく文章化できませんで...。
小野寺を泣かせてしまって以降、俺からも彼女からも声を掛けることはなくなった。何となく事情を察しているらしい舞子や一条、小野寺から軽く話を聞いたらしい宮本や桐崎、鶫さんが幾度か俺に話掛けて来ることはあったが、それでも俺は誤魔化し続け、明言は避け続けている。
そんな一週間が過ぎ、今、俺は...
「「「ギャアーーーー!!」」」
後ろの座席から聞こえる一条、桐崎、鶫さんの絶叫に辟易していた。
うちの学校では、今日から2泊3日で林間学校が催される。これは毎年1年生を対象に催される行事で、6~7人で班を作り、その班のメンバーで3日間一緒にハイキングしたりするだけのありきたりな行事だ。当然、今1年生である俺も参加者に含まれている。それ自体は何も問題はない。一番の問題は...
「おい舞子。」
「ん~?」
「何故俺がお前や小野寺と同じ班なんだ?」
俺の所属する班に小野寺がいることだ。ちなみに俺をこの班に決めたのは、後ろの一条たちを見ながら俺の隣で爆笑しているこの男である。もっと言えば一条の両サイドに桐崎と鶫さんが来るように仕組んだのもコイツだ。
「え~?だって比企谷他に入れる班ないじゃん?」
ニコニコ顔で容赦なく心を抉ってきた。いやまぁ確かにこいつの言う通りなんだが。
「...余ったとこ入ればいいだけだろ。決まれば黙って後ろを歩くだけだ。」
「いや人数的にお前以外余るやついないから。7人班うちだけだから。」
...抉った傷にたっぷりと塩酸をぶっかけてきた。俺焼けただれちゃうよ?
心の中でそっと涙を流している俺に、舞子はそれに、と続ける。
「お前は何も話してくんないから何があったかは知らないけど、早いとこ小野寺と仲直りしてほしいのよ、俺としては。」
「...だからくどいぞ、お前。別にケンカなんかしてないって言ってるだろうが。」
「...ふーん。」
舞子は急に真面目な顔で視線を向けてくる。
「ま、確かにケンカじゃないのかもね。」
いやに俺の主張をあっさり受け入れた舞子。こんなあっさりだとなんか裏がありそうな気がしてしまう。
「ケンカというよりはすれ違いって感じなのかな?」
「っ!?」
舞子の言葉につい動揺してしまう。クソっ、こんなのカマ掛けたに決まってるのに...
「やっぱりそうなんだ。」
「...なんでそう思った?」
なにかしら思うところがあったからこそカマを掛けてきたのだろう。そう思って俺はコイツに聞いてみた。
「ん?だって小野寺がお前を怒らせるとは思えないし。」
「...まぁ、あいつは誰に対しても波風立てたりはしないだろうしな。」
小野寺は本当に優しい女の子だ。誰かを怒らせることも、ケンカになる程相手に怒りをぶつけることもないだろう。
「いや、そういうことじゃなくてさ。」
「あん?」
どうやらそういうことではないらしい。
「小野寺が好きな相手を怒らせる訳がないじゃん?」
「...は?」
コイツ今何て言った?
「...小野寺から聞いたのか?」
俺のことを好きと思っていることを...。
「いやいや、聞くまでもなく見てれば分かるよ。その様子だと比企谷も知ってたんだな?」
「...」
無言で舞子を見やる。小野寺の好意が勘違いであると思っている俺はなにも言えないのだから。
「...なるほどね。その辺りが今のギクシャクに関係してるんだな。」
「...まぁな。」
もはや否定する気も起きなかった俺はそれだけ返して窓に視線を向けた。
ありがとうございました。久しぶりなのに内容も文字数もペラペラですいません...。
今後もかなりスローペースの更新になってしまうも思いますが、暖かい目で見守っていただければ幸いです。