今日からこの『霧雨魔理沙のメイド記』が始まりますよ~。私の妄想により出来た小説です。
1話約1000文字ぐらいで投稿します。
……と、それでは小説をご覧ください!
「ちょっと魔理沙、其処に埃が残っているわ。もっと丁寧にして頂戴」
「これぐらい別にいいじゃねえか。面倒臭いなぁ」
咲夜が赤いカーペットに付いている小さな埃を指さして注意する。それに対して魔理沙は文句を言いながら、渋々箒で埃を吐く。
魔理沙は溜息を付きながらこうなってしまう原因が起こった数時間前の事を思い出す……。
◆
「よしよし、侵入成功だ」
魔理沙は門番の美鈴が寝ているのをいいことに、こっそりと門を開けて紅魔館へと侵入する。そして廊下へと入り、箒に跨るとパチュリーへの図書館まで音を立てないで飛んで行く。
図書館前まで着くとゆっくりと扉を開けて、小悪魔やパチュリーに見つからないように移動し、目的の本を見つけてそっと本を手にする。
いつも通りに出来たので後は此処から出るだけ――。そう思っていたがそれは数秒後妄想となる。
扉の取っ手を握り引こうとしたが、ガチャガチャと音を立てるだけで全く開かない。扉から微かに魔力を感じられる。
――あれ、これってヤバくねぇが?
そう思いながら、パチュリーと小悪魔の様子を知ろうと背後を見てみる。すると、明らかに怒っているパチュリーが両手を腰に当て、魔理沙を睨んで立っていた。
「魔理沙、貴方は一体どれぐらい本を盗めば気が済むのよ!」
「えーと……読みたい本がある限り何回もするぜ」
魔理沙はパチュリーの言葉に対し、少しだけ考えた後正直に答える。
「もう! 困ったわねぇ……。反省する様子も無さそうだし。何か罰を与えないといけないかしら」
パチュリーは溜息を付いてそう言うと、天井を見上げながら考える。
一刻も早くこの場から逃げ出しいたいと魔理沙は思ったが、扉は開かない。どう逃げようかを考えていると声が聞こえた。
「パチュリー様、紅茶とお菓子を持って来ました。……扉を開けてくれませんか?」
扉の前で咲夜はそう伝えると、扉を開けてくれるように頼む。
「ああ、咲夜。悪いわね、今開けるから」
パチュリーは扉を見て腕を伸ばすと、ガチャリと音がして扉が開く。
扉が開いたその隙に魔理沙は逃げようとする。
そんな魔理沙を見ると、咲夜は時を止めて周りを見、状況を判断する。そして時を動かし、銀のトレイを片手に持ったまま瞬時に魔理沙にナイフを突きつける。それにより、魔理沙は動けなくなる。
「魔理沙は本を盗みに来たのね」
「ええ、そうなのよ。……そうだ魔理沙。罰として此処のメイドになりなさい。指導は暫く咲夜にしてもらうわ」
咲夜の呟きにパチュリーは反応した後、拳でもう片方の手をポンと置いて、魔理沙と咲夜にそう言う。
「ちょっ、パチュリー! いくらなんでもそれは無いぜ、罰なんて他にも……」
「分かりました、パチュリー様。……それじゃあ魔理沙、更衣室に移動するわよ」
魔理沙の意見は無視され、咲夜は魔理沙の腕を掴んで扉を通り更衣室へと引きずり連れて行く。
更衣室へ着くと咲夜は一瞬でハンガーにかかった白黒のメイド服を持って来る。
「魔理沙にはこの服を着てもらうわよ。その帽子は外してこれを付けてちょうだい」
魔理沙の被っているとんがり帽子を指差し、手に持っているホワイトブリムを見せて言う。
魔理沙は嫌な顔をしながら、メイド服に着替えていく。
そして数分後、魔理沙は着替え終わる。
「あら、似合っているじゃない」
「……っ、余り見ないでくれ!」
咲夜はメイドの服装を着た魔理沙を見て感想を述べ、それに対して魔理沙は顔を真っ赤にして叫ぶ。
「別にいいじゃない。……それじゃあ、早速仕事に取り掛かってもらうわ。まずは掃除をお願いね」
咲夜は片手に持っていた新品の箒を魔理沙に渡し指示をした。
どうでしたか?
魔理沙はメイド服に着替えさせられましたが……1回見てみたいですね~。
次の更新は未定です。テストが近いですし……。
それではまた次、会いましょう!