テイルズオブフェイシア ―己が神を信ずるRPG― 作:澄々紀行
ビフレスト大聖堂西側から出れば、そこには大聖堂をぐるりと囲うように作られた大きな庭園が広がっていた。多彩な花々や豊かな葉を揺らす木々が夜闇、月光に浮かぶ光景はとても幻想的だ。
この美しき庭に癒されたいが為にグラツィオを訪れる者も多い。二十の刻を過ぎたばかり、夜風が僅かに冷たくなった今でも行き交う人々は沢山いた。
フォルセもまた、人々と同じように庭園の道を歩いていた。神父らしくその表情は穏やかに凪いでいる。が、心中はそれとは正反対に荒れ狂い、波打っていた。それも全ては彼の上官――テュールの所業にある。
(よりにもよって大司教に届けさせるなんて……一体どこまで暴挙を重ねれば気が済むんだ、あの人は)
フォルセのおらぬ間に宿舎を移動させるという気遣い――それによって僅かに上がったテュールの好感度は、その後の行いによって落雷の如き勢いで地に落ちた。当分回復することは無い、今度会ったら浄化――もとい、説教しようと、フォルセは深い溜め息を吐く。
ビフレストの庭園、色とりどりに咲く花の中だというのに心中は荒れたまま――それはとても残念なことだ。このままではいけないと頭を振り、フォルセは諸々の邪念を無理やり払った。内心のあれやこれやを積極的に昇華する。ああ、甘く澄んだ花の香りが鼻先を掠めていく――癒される癒される。
「……ん?」
丁度庭の中心に来た頃だった。道の先を見つめ、フォルセは訝しげに眉を寄せる――遥か前方から、誰かが駆ける音が聞こえてきたのだ。静寂を破るその音はこの場に似つかわしくなく、周囲の人々も何事かと音の方を見つめる。
駆ける音が止まった。静寂が戻る。ああ何でもなかったか、とフォルセ含めこの場の者達が視線を逸らしたその瞬間――喧騒は一層大きくなって帰ってきた。
「……もう! 行っても行っても同じようなところばかりじゃない! もう……もうもうもう!」
なんなのよーっ! はつらつとした少女の声が何やらもうもうと叫び声をあげた。空気を震わすその声に、人々は一様に驚きの視線を向け、立ち止まった。
(…………何だ、今の)
フォルセもまた、驚きに固まった一人だ。穏やかさを消し、呆然とした面で前方を見つめる。道の真ん中で立ち尽くすフォルセの前に、やがて叫び主がのしのしと足音荒くやって来た。
年の頃は十五、六か。
黒の中に桜色の花が咲いている――否、少女の黒髪と同じ色の帽子に、淡い桜色の花飾りが一つ飾られていたのだ。彼女が地団駄を踏むたびに、肩の上ほどまでの髪は羽根のようにふわふわ浮いて、帽子と同デザインのフリルやスカートが揺れ動く。特に手首の辺りを飾るリボンはまるで鞭のようにひゅんひゅん風を鳴らしていた。危ない。
格好は、本人の振る舞いとは裏腹に愛らしい。とはいえ、今はきりりとつり上がっている大きな空色の眼や、ツンと立っている唇さえ落ち着けば、黒を基調とした服はきっと少女に似合うだろう。黙っていればかわいい、誰ともなしに聞こえる。
少女の腰には白い表紙の本――フォルセの経本より一回りほど小さい――が、リボンによって巻かれ、提げられていた。
「大体広すぎるのよここ! そりゃあ花は綺麗だけど、こんなに道が入り組んでたら迷っちゃうじゃない! 現に! あたしが、迷子!」
腕をぶんぶん振り回し、癇癪を起こした子供そのままの姿で少女は喚く。相当余裕が無いのか――周囲の迷惑そうな視線に気付く様子は、皆無だ。
(観光客かな。このままでは憲兵を呼ばれてしまいそうだ。それでも良いけれど……まあ、いいか)
己としてはそれでも構わないが、この場にいて見過ごすわけにもいくまい。
自分も騎士ゆえ問題ないだろうと一人納得し、フォルセは少女へと近付いていった。騎士の証たるイヤーカフが左耳で光り、司祭位を表すストールが揺れる。周囲の人々は安堵したように視線を戻し、或いは興味深げにひっそりと窺ってきた。
少々の視線を浴びながら、フォルセは少女に話しかける。
「そこの貴女」
「そもそも案内の一つも無いのがおかしいのよ! ヒルデリアの花を目指せば着く筈なのに……これじゃあいつまで経っても着かないじゃない!」
「そこの、君」
「もう……もうもうもう! 一体何処にあるのよヒールーデーリーアーーッ!!」
「――ヒルデリアなら!!」
呼び掛けても応えない――否、一向に気付かない少女に、フォルセはとうとう大声をあげた。少女はきゃっ、と声をあげ、ビクリと肩を揺らした。どうやら漸くフォルセの存在、そして如何に自分が騒がしかったのか気付いたらしい。ふっくらとした少女の頬がさっ、と赤く染まった。
「……ヒルデリアの花壇なら、此処を真っ直ぐ歩いて三番目の角を右に曲がった所ですよ」
「……」
「先程私も通りましたが、どれも生命力溢れ、とても美しく咲いておりました。花の一生は短いと言いますが、そう急く必要は無いと思いますよ?」
柔らかく微笑んで言ったものの、少女の顔は強張ったまま変わる気配を見せない。これは困ったな、とフォルセは表情に苦笑を混じらせる。
「……ヒルデリアの花、あっちにあるの?」
暫しの沈黙の後、少女は漸く口を開いた。フォルセが示した道を睨むように見つめる。問われたそれにフォルセがええ、と頷くと、少女は気に留める様子も見せずに歩き出した――、
「……、ありがと」
――が、少女はフォルセの隣で足を止め、視線も向けずに呟いた。
「道、教えてくれてありがと。聖職者は嫌いだって思うけど……親切にはちゃんと礼を返すのがスジ、だから」
ともすれば聞き漏らしてしまいそうなそれは、はっきり“嫌い”と言ったようであるものの、確かに少女からの感謝の言葉であった。
フォルセは不意を突かれたようにポカンと口を開け、少女の横顔を見つめた。数度の瞬きを経て意味を理解すると、呆けた表情をそれはそれは柔らかくして、微笑んだ。
「……どういたしまして」
「っ!」
「“ありがとう”にはこのように返すのがスジ、でしょう?」
その言葉に、少女はばっ、と勢いよく振り返った。丸い眼を大きく見開き、驚愕と困惑の色を帯びている。
ぷるぷると震えるその様にフォルセが笑みを深くすれば、少女の頬は比例するように赤く染まった。
「んうううう……もう、笑わないでよ!」
「すみません。貴女の“ありがとう”が嬉しかったもので、つい」
フォルセの言葉に、少女は狼狽えたように眉を寄せた。
「……べ、別にそんなスゴイことじゃないでしょ? あたしはただ、誰かに借りを作るのが嫌いなだけ。でも今すぐあなたに返せない、だから言っただけ!」
「……ということは、いつか返して頂けるのですか?」
素直ではない少女に、フォルセは声色に笑いを含みながら返した。
普段なら貸し借りの有無などフォルセは気にも留めない。それでも少女に対し、端から見ればからかうように反応したのは、フォルセにとって彼女が物珍しい性格の持ち主だったからだ。グラツィオでは特に見かけない、感情のまま突っ込むタイプとみえる。
元気があってよろしい。フォルセは駆け回る幼子達を見る眼差しで、少女の反応を窺っている。
「……そう、ね。聖職者に対してそんな機会がやって来たら、いいって思うけど」
しかし少女の口から溢れたのは、焦りも困惑も無い――言うなればどこか哀しげな声色の呟きだった。
どうしたのか、とフォルセはその俯いた顔を覗き込むが、黒髪に隠れたその表情を窺い知ることはできない。
「……ま、いっか。一応、あなたの“どういたしまして”は貰っとく。……それじゃあ」
「時間も遅いことですし、良ければ御案内しましょうか?」
「あなた、あたしの言うこと聞いてなかったの? 借りを作るのは嫌いなの。というか、聖職者自体、ホントは嫌いで……」
呆れからぼやきめいた様子でぶつぶつと紡がれるその言葉を、フォルセは己の唇に人差し指を当てて制止した。え、と虚を突かれた顔の少女をじっと見つめ、にっこりと笑みを浮かべる。
「下を向いているよりも……そう、此処に来られた時のように表情豊かな方がずっとよろしい。どうやら貴女はとても“素直”な方のようだから、どうかそのままでいてほしいと私は思う」
フォルセの口から放たれたのは、何故か少女への賛辞だった。
「え……えええっ!? いいいきなり何てこと言うのよ!! 恥ずかしいじゃない!!」
少女は驚きで目をまん丸と開き、怒り声で羞恥を主張した。構わずフォルセは朗らかに笑う――その様が、少女を爆発させた。
「もうっ! だから聖職者って嫌いなのよ! “どういたしまして”も返すわ! ……あなたは知らないんだろうけどね、世の中にはあなたみたいに知ったような口を利いて心にズンズン入ってくるようなやつが嫌いな人間だってたっくさんいるに決まって、」
「……ですが」
遠慮の欠片もなく言葉を遮る。怯んだ少女の瞳を、フォルセはくい、と覗き込んだ。
「此処はグラツィオです。女神フレイヤが御言葉を代行する使徒、フラン=ヴェルニカ教団の総本山。そんな場所で『聖職者は嫌い』だなどとは……たとえ素直であっても言わぬ方が宜しいですよ?」
フォルセの忠告に少女ははっ、と息を呑み、周囲をちらりと見回した。興味本位でしかなかった視線が、いつの間にか少女を無言で責め立てるものへと変わっている。自身の言葉の不味さを漸く理解し、少女はぶるりと震え上がった。
少女に向けて、庭園中から視線が突き刺さる。訝しげに、得体の知れぬ何かを見るような目で少女を見つめてくる。聖職者――我らが女神の代行者を貶すとはどういうことかと、信仰に基づいた怒りを放ってくる。
少女は顔色を失くし、唇を噛み締めた。彼女自身、言ったことに嘘偽りは無いのだろう。しかし、だからこそこうしてこれ以上の“失言”をしないよう留め、己の身を守ろうとしている。フォルセの言ったことを遅まきながらも理解したからこそ、少女は後悔に身を震わせている。
すっかり気力の無くなった少女を前に、フォルセは多少の罪悪感を覚えた。が、それでも少女の今後を考えて、慈愛に満ちた微笑で容赦なく言葉を続ける。
「それにもうすぐ二十一の刻を迎えますので、往来では少しだけ声を潜めてくださいね。此処は神聖なるビフレスト大聖堂の庭。あまり騒いでしまうと、折角の静寂が台無しだ」
「…………ううう、あ、あたしは、」
「素直な方。私達を嫌うというのならそれでも構いません。我らは等しく女神の代行者であり、そして未だ現世に繋がる未熟者。貴女にとって至らぬ点があるのなら、我らは真摯に受けましょう。
ですがその言葉は、此処では鋭すぎる。貴女の言葉を胸に、私は己を見つめ直し、誰もが女神の御許へ赴けるよう一層尽くします。ですからどうか、その想いをこの庭で昇華して頂きたい」
「…………んぐう、何言ってるかよくわからな」
「安心なさい。女神はその
簡単にいえば、誰もが穏やかでありたくて此処にいる。……皆さんも、そうでしょう?」
そう言って周囲を見渡せば――フォルセの言葉に感化されたのか、それともその“微笑み”がどうかしたのか、少女を睨んでいた者達は皆一斉に笑顔を浮かべ、花壇の方へと視線を戻した。各々が乱れた感情を癒そうと一生懸命になっている。ああ、甘く澄んだ花の香りが鼻先を掠め癒される云々と頑張る様は、女神フレイヤを信仰する姿としては実に立派なものだ。
――決して、神父の説教用笑顔が恐ろしかったなんてことはないのである。
フォルセはそれを見て笑みを深くした。かく言う己も諸々の悪感情を癒していたところだった――とは当然言わず、人々を導いたその面のまま、ぐったり項垂れる少女に向き直る。
「ヒルデリアの花へ続く道は、女神や聖人と縁深い“古代花”に属するものが多く咲いています。道すがら、それらを楽しむのも良いものですよ。特に……」
「――ぁああもう! わかった! わかったわよっ! あたしが悪かったから、もうやめてちょうだいお願いだから!」
放っておけばいつまでも続きそうなフォルセの説教――からの庭園案内に、少女は耐えきれんとばかりに叫び声をあげた。ゆえに再び庭園の静寂が失せることとなったのだが、そこは御愛嬌――と言えるのだろうか。
懲りもせず見ていたらしい周囲からおお、と歓声があがる。若き神父の“笑顔”によく返した、と少女は謎の感嘆を浴びた。
「はあはあ……と、とにかく、悪かった。ごめんなさい。もう煩くしないし、言葉には……気を付けるから」
居心地悪そうに少女は呟いた。もう勘弁して、と言いたげな、疲労感たっぷりのうんざりとした表情である。
流石にもう良いか、とフォルセはフッと笑みの質を変えて頷いた。
「ええ。では道中お気をつけて」
「はいはーい。……それじゃあ」
優しく見送る声にもう降参だ、とばかりに肩を落としながら、少女はフォルセに背を向け歩き出した。とぼとぼと歩を進める様は此処に来た時とは正反対のもので、どことなく哀愁が漂っている。
フォルセもまた、無事終わって良かった、と肩の力を抜き、教会宿舎へ向けて歩き出した。だがその前に――今宵の主役とも言える少女へ一言贈ろうと、フォルセは去り行く背へと向き直った。
「……素直な方。貴女に、女神フレイヤの加護在らんことを」
聖職者嫌いという少女へ贈るには相応しくない――などとは思わず、己が主は等しき愛を謳うのだからと、普段と変わらぬ言の葉を紡ぐ。
そうしてフォルセは、今宵を何だか変わった出来事のあった夜として覚えながら、穏やかに緩やかに、己の日常へと戻っていく。
――――その、筈だった。
「――っ!?」
ドクン、と一つ、鼓動が鳴った。フォルセは鋭く息を呑む。飛びかけた意識を己が心の臓に向ける――否、違う、そうではない、そこではない。だがとてつもなく近くで、心臓の鼓動よりも強く深くを鷲掴んでくる、大きな大きな音が響き渡った。
立ち止まり、立ち尽くす。周囲の静寂が無音へと急速に近付いていく。己だけが置いていかれるような感覚の中、指先一つ動かせず、ただただ前方に広がる光景に目を向けて、意識を何とか留まらせる。
冷たい汗が頬をつうっ、と流れ落ちた。今のは何だ、何故動けない。疑問の波に呑み込まれながらもどうにもならず、フォルセはまるで人形のように何の反応も示せずに沈み、沈み、沈み――――、
「――――ぇ、ちょっと、ねぇってば聖職者サマ!」
「……、はい?」
思考からグン、と引き上げる声がした。途端、縛られたように動かなかった身体が一気に解放されていく。抜ける力に身を任せ、息を吐きながら視線を下ろせば、花飾りつきの帽子――とうに去った筈の少女がフォルセを見上げて立っていた。態々目の前まで回り込んだらしい。むくれた相貌に乗った空色の眼がやけに近い。
「…………、真っ直ぐ歩いて三番目の角を右に曲がった所、ですよ」
「二回も言わなくてもちゃんと行ける……って違ぁあああうっ!!」
どこか呆けた様子でフォルセがポツリと言えば、少女は馬鹿にしないでと憤慨し、次いでそんなこと聞いてないと憤慨した。憤慨に憤慨を重ね、少女の相貌は愛らしくぷうと膨れる。
「……あなたに反応した」
「え?」
「っ……“黙示録”が、あなたに反応したの!」
よりによってどうして聖職者に、と少女は小さく呟いた。その手には彼女の腰に提げられていた筈の白い本があり、表紙に美しい紋様が見て取れた。だがその見た目とは裏腹に、本からはフォルセの肌を撫で上げ突き刺すような、強烈な存在感が発せられていた。
(……黙示録)
その言葉と本から感じ取れる力に、フォルセはすうっ、と瞳を細めた。
「……、確かに、何か強大な力を感じますね。体内のリージャを震わせるような……先程の鼓動の音は、この本から発せられたのか……?」
「やっぱり何か感じ取ったのね? もう、ホントにどうして聖職者……嫌いだって思うのに、あああ仕方ない、この際文句は言ってられないもの! 嫌いな筈だけど我慢するわ!」
考え込むフォルセを他所に、少女は決心したように大きく頷いた。拳をグッとかざしたままグイと一歩前へ進み、フォルセとの距離を更に縮める。
「こほん……ぅうんっ。げほ。
ねえ聖職者サマぁ? あたし、やっぱり少し心細いの。だからぁ……案内してもらえるぅ?」
妙な声色で言いながらフォルセの服の袖を掴み、少女はくねくねにっこりと微笑んだ。笑う眼が逃がさねぇよと告げている。事の詳細は少女の目的地であるヒルデリアの花の下で話すということだろう――少女はさも“自然”を装い、フォルセを誘ってきた。
「そのように気を使って言わずとも、私は全く構いませんよ」
「んぐっ、い、いいじゃない! 一回断っちゃったんだし、ちょっとくらい媚びとかないと!」
「媚びる相手に言いますか、それ」
猫なで声を引っ込めた少女を、フォルセは手本のような笑みを浮かべて見返した。その甲斐あってか、未だに二人を窺っていた周囲の者もなんだ結局二人で行くのか、あの娘ちょっと面白い、と微笑ましく思うだけで終わったようである。
信者は野次馬根性が相当らしい、とフォルセは内心苦笑する。
(さて。これはまだ帰れそうにないな。場合によっては長くなる……
もしも“あの”黙示録であるならば……この娘、聖職者嫌いだなんて言っていられなくなるな)
微笑みの裡にある予感を募らせて、フォルセは己の手を差し出した。
「? なに?」
「折角ですし、自己紹介を。私はフォルセ・ティティス。フラン=ヴェルニカ教団に属する聖職者です。……貴女は?」
「…………」
「……貴女、は?」
「うぐ、もう腹を括るしかない、か……ええと、うん」
差し出された手を恐る恐る握り返し、それでも少女は力強くフォルセを見上げ、己が名を高らかに告げる。
「あたしはミレイ。この本――“レムの黙示録”の正当な所有者。よろしくね、聖職者サマ!」
「宜しくお願いします……ミレイ。では行きましょうか、ヒルデリアの花の下へ」
ミレイ。レムの黙示録の正当な所有者。二つの“名”を記憶に刻み、フォルセは少女ミレイを連れ、ビフレストの庭園を引き返した。
2013/12/01
2014/04/09:加筆
2014/08/01:加筆
2016/09/14:少女服装変更、終盤の神父台詞追加。他加筆修正。
2016/11/13:ハーメルン引越し