彼らは月一で報告書を作成しているらしいのでこんなんかなーとか思ったり。
ランク戦のシーズン終わりには隊長会議とやらもあるそうなので、原作で早く見てみたいです。
A級1位 太刀川隊
隊長:太刀川 慶
○月△日
防えい任務。バムスター7体ぶったぎった。出水が5体。唯我はモールモッドにやられてベイルアウトした。使えない。
そろそろアイツもトリオン兵だけの防えい任務くらい一人で一区画任せれるようになってほしい。
鍛えようとすると逃げ出すので忍田本部長からも何か言ってやってください。
◎日
ランク戦で修行した。
迅のやつも声をかけたのに仕事があるからと逃げられた。せっかくS級じゃなくなったのにこれじゃあ意味がない。アイツの仕事をどうにか減らせないかと城戸司令に言ったら説教された。
◇日
国近に付き合ってゲームしていたら日付が変わっていた。トリオン体だと眠気も感じないのは少しやっかいだと思う。国近もトリオン体でぶっ通しやっていたが、限界が来た瞬間に強制スリープモードになって倒れたのでびっくりした。死んだのかと思った。
俺も換装を解いたら一気に眠気が来たので作戦室で寝た。大学のレポートがヤバイ。
×日
特に何もなかった。
押印欄及びコメント
防衛くらい漢字で書きなさい。二十歳を過ぎてら抜き言葉もみっともない。
あと報告書はお前の日記じゃないと何度言ったらわかる。再提出だ。 忍田
唯我くんは大手スポンサーの息子ですからね。多少は甘く……しかし活躍してくれるといろいろとありがたいのでほどほどに鍛えてくれると助かります。 唐沢
戦闘体に眠気などの疲労を100%反映させると深夜帯の任務に差し障る可能性がある。だが一応数値で確認できるよう調整しておく。……強制スリープに入るには肉体の限界まで酷使しなけりゃならんのだが、日付が変わったというのは何日から何日までだ? 鬼怒田
A級2位 冬島隊
隊長:冬島 慎次
○月□日 月例定期報告書
新規開発トリオン駆動トラップ(永久駆動型)について
0.経緯
敵を撃破するだけなら現状のトラップだけでも何ら差し支えないのだが、この新型を開発した経緯には第二次大規模侵攻時に基地の貯蓄トリオンをほぼ使い果たしたことからきている。
かのアフトクラトル強襲時には半日にも満たなかった戦闘時間で危機的状況まで追い込まれてしまった。
そこで技術開発部と協力して新規開発したトラップ(仮称:トリオンアブソーバー)は、これまでのトラップと組み合わせることにより、撃破したトリオン兵をその場で分解・吸収することにより永続的に駆動し続ける新型の特殊工作兵器である。
1.試験運用期間
△月から○月末日までの冬島隊及びB級混成チーム防衛任務時
2.成果
大型トリオン兵(バムスター・バンダー)計37体
中型トリオン兵(モールモッド)12体
3.試験経過
現状、組み合わせられるトラップトリガーは敵の足元から伸びる槍型に限られるが、一か月間の試用運転にておよそ50体弱のトリオン兵を撃破し、トリオンアブソーバーも問題なく作動した。
設置に15%ほどのコストが上乗せされるものの、吸収率は高く長期戦になるほどトリオン効率も上がっていくものと思われる。
4.課題と改良の提案
実施させてみて浮き上がってきた課題として、分解にかかる時間がある。
突き刺した槍からトリオン兵を分解し吸収する現在の仕様では、稼働中、トラップは停止し敵の進軍を押さえることができない。試験運用中も、敵の数が少ないこともあって一度の防衛任務中に発動した罠が二度目の作動の機会を得たのはたったの二度であった。
改良点として撃破したトリオン兵を地下に格納し、他の罠が捕らえた敵も同時に分解することが挙げられる。
また、大規模侵攻時に見られたトリオン兵の挙動として探知したトラップを避けようとする傾向があるため、射撃型のトラップトリガーとの連携も考えていかなければならないだろう。
未だ大規模侵攻は二度しか行われていないが、こちらの戦力が上がっていることは近界も知るところとなり、防衛力の強化は急務と考えられる。
特に継戦能力は我々のウィークポイントになりかねないため、人の手に依らないトラップトリガーの開発には注力していただきたい。
以上
押印欄及びコメント
アフトクラトルの侵攻時には継戦能力及び隊員現着までの時間的問題は私も思っていたことだ。なるほど隊員の練達も大事だが、人の手に依らない攻撃手段の充実も考慮しなければならないな。
鬼怒田さん、唐沢さんと協議して技術開発への予算を見直そう。 忍田
言っていただけたらいくらでも引っ張ってきますよ。 唐沢
トラップトリガーが現状使い捨てに等しかったのでな、この新開発のアブソーバーは開発室でも改良に勤しんでおる。モールモッドの撃破数が少ないのは、彼奴らは建物を伝って立体的に動くからだろう。ビルや基地の壁面でも作動するようにこちらで案を練っておく。 鬼怒田
A級3位 風間隊
隊長:風間 蒼也
○月定期報告書
オプショントリガー、カメレオンの改良について
我々風間隊が主兵装のひとつにおいているカメレオンについて、技術開発室に改良を申し入れたい。
それというのも近頃のトリオン兵にはレーダーが搭載され始めているらしく、姿を消すだけでは不十分なシーンが増え始めているからである。
全てのトリオン兵が搭載しているわけではないことから、こちらの情報を知る術を持つ国とそうでない国があると予想される。しかし我々にはその見分けがつかないため、全ての近界民がカメレオンの能力を知っていると考えるべきである。
奇襲に特化したカメレオンはその情報を持っているかどうかで攻撃の成功率が大きく変わる。敵が対策をとってきた以上、カメレオンの効力は著しく落ちたと言っても過言ではない。
人型近界民を相手にする場合は
よって、我々風間隊は今月の防衛任務で得た情報から、この報告書にてカメレオンの改良を訴えるものとする。
できるならば
以上、ご一考のほどよろしくお願い致します。
押印欄及びコメント
敵も我々のことを学習しているというのは脅威だな。つい先日のガロプラの攻撃でも
それ以前もラッド騒ぎで冷や汗をかいた身としては、そちらも取り急ぎ調査して頂きたいですな。 根付
カメレオンはそれ自体が複雑な機構をしているから、そこに追加で能力を付加するとトリガーチップに納まらんのだ。バッグワームと同時に使えないのも消費トリオン以上に発動が難しいという点で手を着けておらなんだ。
しかし近界民どもが学習・対策をしていると聞いては放置してもおれんか。開発室で改良を始めるとしよう。 鬼怒田
A級4位 草壁隊
隊長:草壁 早紀
県外にてスカウト活動中のため別途送付。
A級5位 嵐山隊
隊長:嵐山 准
月例報告 今月の広報活動について
○月の広報活動は先月、先々月の雑誌偏重から一変してテレビ出演など時間をとる手段が増えました。
大規模侵攻を受けてボーダーから発するイメージ戦略が変わり、これまでのボーダー隊員の表層を紹介させるような内容から、活動内容や防衛能力に関する質問に多く答えるようになったと思います。
嵐山隊は防衛任務、及びランク戦やそれに関する演習時間がとれないことが多いため、時おり答えに窮する場面もありました。
なので文面でもいいので他の部隊が行っている戦闘訓練、防衛任務の内容などを知らせてくれるとありがたいです。
そういえば根付さんが以前、B級の部隊にも広報活動を任せると言っていたと思うのですが、そろそろその目処はたったんでしょうか?
個人的には三雲くんたちはなかなか肝が据わっていて、いい仕事をしてくれそうに思います。
今月の活動は上記のとおり、テレビ出演が多くプライベートと部隊としての時間が取れなかったので、来月はまた雑誌中心にしてくれると嬉しいです。
よろしくお願いします。
嵐山
押印欄及びコメント
嵐山隊の活躍は私も確認している。番組も全て録画しているよ。……バラエティの出演はどうかと思ったが。これも戦略の一つとはいえ、ボーダー隊員の主目的は防衛任務だ。私からも根付さんに言っておこう。 忍田
やはり大規模侵攻の後とあっては広報に力を入れざるを得なくてねぇ。申し訳ないとは思っているが、目をつけていたB級の部隊にはもう少し時間がかかりそうなんだよ。来月の中ごろまではテレビで市民たちに安心を届けてほしい。 根付
そうですね。まだ侵攻の爪痕が癒えていない市民たちにとっては、嵐山隊の明るさは安心感に繋がるはずだ。いま手掛けている大手スポンサーとの交渉が終わったら、番組ではなくCMという形にシフトしていくというのはどうだろうか。 唐沢
総括
今月は第二次大規模侵攻が勃発し、さらには
界境防衛機関としての責務は果たされているものの、各々がこれから必要になるものを理解し、常に鍛錬を怠らないことを期待する。
冬島隊、風間隊などの隊長は年長という立場もある。まだまだ現役だろうと思うが、後進の人間の育成にも力を入れてほしい。特に
総括として、今月の報告には近界民の技術発達が目立つようになった。こちらも対応するために開発室には今まで以上に働いてもらうこととなるだろう。
トリガーのチューニングを許されたA級隊員には各自使い勝手、改良点などを随時報告してもらい、それが正式採用された暁にはB級の部隊にもまた報告してもらおう。それまでは、現在の装備の中から自分に合っている物の選択、熟練のための努力を惜しまぬよう。
以上、これからも諸君らの奮闘を期待する。
城戸 正宗
学生が多いボーダー隊員って報告書とか書き方わかんない人の方が多そうですよね。
大学生はともかく、高校生とか作文と何が違うの?とか思ってそう。三輪や三雲が東さんとかにそういうの聞きに行ったりしてると思うとすごくほっこりする。
今回は最年長の冬島さんはしっかりと、他は大学のレポートっぽく仕上げました。
太刀川ェ・・・。