ふれあすたーです。
今回は…色々かな。
ではどぞりまる。
誰だよどぞりまるって。
俺たちはコスモスが外に飛んでいったのを見送った後に周りの状況に少しばかり困っていた。
「…なぁ。茉莉花と父親の遺体…どうする?」
「私はどうする事も出来ないよ…」
「だったら俺たちに任せてくれないか?」
そこにはいかついガードマンたちがたくさん立っていた。そこにはさっきの怯えの表情では無く現実を受け入れた顔をしていた。
「あんた達はこの残酷な現実を受け入れるのか?」
「後ろを向いていたってすぐ目の前にある未来を受け入れているわけではない。前を向くからこそ未来が捕まえることが出来る。」
「うん…私もそう思う。現実はどんなに背いたって変わる筈が無いから…」
それは俺も同感ではあった。支那美の言う通り目を背けたって状況は変わらないし、目を背けた先は必ず過去にある。過去を見てばかりじゃ人は進化しない。どんなに過酷でも現実を直視するからこそ未来が生まれる。それはその人本人にしか出来ないことだ。
「…分かった。あんた達はもう決意しているんだな?」
「当たり前だ。」
「なら俺が言う事は何も無い。ただ…この葬式は内密にやった方が賢明かもしれないな。社長とその娘が1日で死ぬなんてあってはならない事だ。葬式でも終わったら引っ越すのが賢明だろう…」
「そうか…ありがとな。」
「礼ならいらない。俺だって見殺しにしたのは事実なんだ…」
「…隼人。早く帰ろう?顔色が優れてないよ?」
「…ん。そうだな…じゃあなあんたら。縁があったら。」
「あぁ、その時はよろしくな。」
最後に言葉を交わし俺たちは出ていった。
しかしこんなのはまだ序章に過ぎなかった…
____________________
あれから1週間後…
6月も中旬に差し掛かる頃。
最近はあのビルも無くなり例のガードマン達も綺麗サッパリいなくなった。きっと都会の方に住み着いたのだろう。
あの日から支那美は元気が無かった。
いや、正確には楽しそうに見せる仮面を被っていたのだ。俺にもそれぐらいは分かる。やはり、茉莉花の事か…
茉莉花は支那美の唯一の友達だった。過去形でもその思いは変わらないだろう。
そんなことを考え始めたある日。
俺は支那美の通っている学校長に呼ばれて今学校に向かっているのだ。
「何の…いや、あの件だろう…」
____________________
「よく来たね。中村君」
「何の用ですか。大体わかりますけど…」
「話が早くて助かるね。そうだ。茉莉花君の事だ。」
俺は言いたくなかった事を校長に全て話す羽目となってしまった…
いかがかな?
多分次回で2章お終い。
あぁ、そうそう。
活動報告に大切な事を載せておいたので目を通して頂けると幸いです。
ではまた明日。