平凡な男と白髪の少女   作:ふれあすたー

41 / 102
あーあ


迎えに

「…あぁ、愎華ちゃん、いませんね…」

「僕が呼んでこようか?」

「なんなら呼んでこようか?どうせ俺は暇だし」

「…お願いしてもよろしいですかね…?」

「構わんよー、どうせとある物忘れたしー

何処にいるのー?」

「えーっとですね…地図を見てもらえればわかりますかね…

 

【挿絵表示】

 

ここが食堂でこの部屋からは二つの出入口があります。南側の扉が部屋に向かう扉で西が受付に向かう廊下の扉ですね。

南側には皆さんの部屋がございます。

西側は温泉、2階へ続く階段がありますが…

ただいまは使えません…

このような感じですね…」

「ちょっと待て、愎華って娘は何処にいるんだ?」

「…きっと、私の部屋です…」

「………ふむ、じゃあついでに行ってくるよ」

俺は不思議だと思った。

きっととは。一体どういう事であろうか。

…まさか、何かが起こったというのか?

俺は足早で神奈の部屋へと向かった…

_________________

「地図には書いてなかったが…これは受付からしか入れないのか…」

地図の場所的にはここが神奈の部屋だが入口がどこにもない。

多分受付の所から入っていくのであろう。

「受付はここっと…」

受付に入るための扉を開けた瞬間、

目は血が点々とした床に行っていた。

「…!!」

やれやれ…

やっぱり悪い予感は的中か…!!

血の行末である神奈の部屋に入った。

「………!!!!!!!!!!!!」

____________________

…人の、死体であった。

パッと見、少女のようにも取れる。

…きっとこの子が…愎華って娘であろう…

…報告だ…

犯人を…逃がしてはならない…

全員ここに呼び出すんだ…

それが…俺の出来ること…

「…くそ…くそっ!!」

また俺は。

人が死ぬところを。

止められたかもしれない被害を。

止められなかった。

____________________

俺は食堂に帰ってからただ一言放った。

「…みんな、来い」

「はぁ?何言ってんだよてめぇ」

「いいから来い!」

つい怒鳴り声を上げてしまった。

ハッと我に返るとヤクザ顔の奴だけでなく針村や誠さん、神奈ちゃん、真希に、

…支那美も怯えてる。

「…何か、あったみたいだね」

「えぇ…だから来てもらいたくて」

「…皆さん、行きましょう。行かなければ、ならないんですから」

誠さんと神奈ちゃんはすぐに納得した。

針村もそれを了承した。

ヤクザ顔の奴らも、渋々ついてきた。

支那美と真希も、怯えていたが、こちらについてきてもらえた。

「場所は神奈の部屋だ…一つだけ言っておく…

絶対に目を背けるな」

皆は口を閉じて俺を先頭に、ゆっくりと、歩いていった…




しんじゃったよ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。