「…で?あんたはわざわざなんでこんなところまで来たわけ?」
「…人を探してるんだ。白髪の、俺と同じくらいの子を」
「この世界に来たばっかりなのに大変ね、まぁあんたが探してる子はここにはいないわ。他を当たりなさい」
「マジか…まぁいいやありがとな」
取り敢えずいないと分かったら急いでここから離れなきゃな…
「…随分急いでるみたいだけど何かに追われてるのかしら?」
こいつ良くわかったな…
「…ユウってやつに追われてる」
「…あいつに!?」
あいつ…?
まさかこいつ…ユウを知って…?
…こいつも仲間なのか…?
「いや、まさかあいつが…」
しかし霊夢は少し戸惑っているような、そんな感じがする。
…こりゃ今の内に逃げた方が
「何処に行くつもりかしら?」
「ヒェ」
ちょっと待ってよ明らかにやばい気迫飛んできたんですけど。
「…あんたが何しでかしたか知らないけど…逃げ切れるとは思わない方がいいわね…」
「なら早く他のところにいかなきゃならないんで逃がしてください」
「それはダメよ。まだその子が誰に攫われたか、聞いてないもの」
えぇ…それ言わないとダメ…?
まぁ逃がしてくれないなら言うしかないよな…
「…八雲紫って人」
「私もついていくわそいつを早く見つけ出しましょうか」
「は???」
なんで!?今、名前しか出してないよね!?なんで霊夢のハートに火をつけちゃったの!?
「ちょっと落ち着こうか。何故いきなりやる気スイッチ入った?」
「どうせ今回のも紫の仕業よ!!その子が可哀想なことになる前に助けに行くってことよ!!異論は!?」
「な、ないです!!」
「ならば宜しい!!どうせあの家にいるはずなのだからいきましょう!!」
ますます意味がわからねぇ…こいつこんなキャラじゃないと思ってたんだが…
「…まさか紫さんが犯人だという証拠があるのか…?」
「まぁ言うなればそうね…あいつはトラブルメイカーだから…ユウも私も苦労してるのよ…」
…ユウ、何故あいつの名前がそこで…
やはり、根はいい奴なのか…?
「取り敢えず行きましょう。紫の家に行けばいいだけなのだから」
「あ、いやちょっと…」
「どうしたのよ、早くついてきなさいよ」
いやね?私は大いについて行きたいんですよ。
たださ…
「俺空飛べねぇからなぁ!?」
「…あ…」
あ、じゃないよ!?あいつ普通の人間をなんだと思ってんの!?
「…歩いて来なさい。ゆっくり飛ぶから」
結果、空を飛ばせてはくれないらしい。
「また徒歩かよ…」
鬼ごっこと言うことも忘れゆっくりと空飛ぶ霊夢について行くことにした…
まだ終わるわけないやん