岸波白野の暗殺教室   作:ユイ85Y

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7章やってたら遅くなりました。ビッチ先生登場です。
今回キス描写がありますのでご注意を。
それでは7話をどうぞ。


07.大人の時間

 

 暗殺教室に通う事になって約二週間と少し。通学という名の登山と帰宅という名の下山を毎日繰り返し、体育の授業では防衛相の教官相手に武器を振るい、放課後は町の地理を頭に叩き込むためのリハビリを兼ねた探索……そんな生活をそれだけの間続けた結果、それなりに体力は戻ってきたように思える。初日は登校だけで息が上がったが、最近では徒歩ではあるがノンストップで教室に辿り着けるようになったのだ。これは中々の進歩ではないだろうか。

 そして、それだけの時間を過ごせば少しは季節も移ろうというもの。

 

「もう五月かぁ……早いなぁ」

 

 コンクリートで出来たまだ普通の通学路と言える範囲を歩きながら、ふとそんな事を口にした。

 季節は五月、殺せんせーが予告した地球の爆破までは残り11ヶ月となった。これをまだ11ヶ月あると見るかもう11ヶ月しかないと見るかは人それぞれだと思うが、私自身は前者に該当する。

 地球の滅びという現実を前にして楽観的と言われるかもしれないが、聖杯戦争の戦闘までに与えられる猶予期間(モラトリアム)は六日だったのだから、比較すればまだあると考えるのも無理は無いだろう。なんせ11ヶ月、約330日だ。50倍以上の期間がある。あと二月は暗殺に動き出さず自身の訓練に当てても良いかもしれない。

 

「……あれ、殺せんせー?」

 

 ―――ふと。麓にあるコンビニの中を何気なく覗いた所、見覚えのある……というか、見間違えの仕様が無いフォルムがちらっと見えた。間違いない、あの巨体は殺せんせーだ。

 

「何やってるんだあの国家機密は……!」

 

 コンビニという事は当然店員もいるだろう。何も知らない人の前に出て暗殺の事がバレたらどうするんだあの超生物は! 「自分だけは大丈夫」とか慢心するのは二人もいらないのに!

 

「日本の駄菓子は素晴らしい……変装してでも買いに来る価値はありますねぇ」

 

 コンビニから出て来た殺せんせーは……何だこれ。肌の色は普段の黄色とは違い、人間と同じ肌色に染まっている。それだけでなくカツラを被り、目と口しかなかった顔には鼻が付いていて、腕の触手は服と手袋で隠している。独り言を聞く限りでは変装なんだろう……人間に比べると大きいし関節怪しいけど。

 

「にゅやっ? 岸波さんですか。おはようございます」

 

「おはよう……何やってるの殺せんせー……」

 

「給料が入ったのでお菓子を買いに来たんですよ。日本の駄菓子はクオリティが高いですからねぇ」

 

 そう言ってヌルヌル笑う殺せんせーが手に持った袋には、無数の駄菓子が詰められていた。こんなお金の使い方してるから金欠になるんじゃないだろうか。仮にも教師ならもう少し計画性を持ってお金を使ったほうが良いと思う。

 思っても口には出さないが。先月末はお金無くて苦労してたんだし、その辺りの計算は教師なんだから出来てる筈だと思いたい。

 

「駄菓子か……食べた事無いなぁ」

 

「にゅやっ!? こ、この日本人なら誰もが一度は食べた事がある味を知らないですと!?」

 

「あー……ごめん殺せんせー、正確には食べた記憶が無い」

 

「……と、そうでした。まだ記憶の方は穴がありますか」

 

「うん、虫食いだらけ」

 

 記憶に関してはまだ欠落した部分が回復していないという事で通している。以前不破さんから聞いた以前の私(岸波白野)は、随分と周囲との関わりが薄い生徒だった。これでは「以前の自分はどんな人物だったか」と聞いてみた所で碌な答えが返ってこないのはわかっているので、以前の自分を知るのは早々に諦めた。親が生きていればとも思ったが、生きていたらそれはそれで別の問題が発生していただろう。

 

「そうですか……こればかりは先生も手助けができませんからねぇ。申し訳ありません」

 

「気にしなくていいよ」

 

 生徒の力になれないのが悔しいのか、殺せんせーは割と本気で落ち込んでいるように見える。騙していることを申し訳なく思いながらも、食べますかと差し出された○まい棒を受け取った。

 

「――やめて下さい!」

 

「ん?」

 

「にゅっ?」

 

 そんな時、早朝の通学路には相応しくない声が響いた。そっちを見れば、男三人が一人の女性に言い寄っている。典型的なナンパだ。

 

「私、これから赴任先の学校へ行かないと」

 

「へーアンタ先生なんだ」

 

「俺等アタマ悪ィから補習してよ」

 

「では車ナンパの正しい手順を補習しましょう」

 

 ……いや、何やってんだアンタ。

 

 殺せんせーの介入によって絡まれていた女性はナンパ三人組から解放された。金髪だから外人かもしれない。

 しかし……遠くから見ていたが、殺せんせーの動きは矢張り速い。三人を車の中に放り込んだと思ったら、車は美しく着飾るべしとか言ってリボンでぐるぐる巻きにしてしまった。あれは装飾を通り越してラッピングだと思う。

 

「あっ、ありがとうございました! 素敵な方……このご恩は忘れません!」

 

「いえいえ」

 

「ところで、椚ヶ丘中学への行き方をご存じですか?」

 

 うちの中学校? そういえばさっき赴任先とか言ってたっけ。つまりは教師、殺せんせーの同僚になる人という訳だ。もしかしたらE組にも関係があることかもしれないな。

 助けてもらった女性が殺せんせーへとにじり寄り、遠目からでもわかる豊満なバストを殺せんせーの触手へ押し当てていた。けしからんなぁ……

 

「……ふむ」

 

 さて、殺せんせーはどういう反応をするんだろうか。助けた相手にお礼を言われるくらいは想定しているかもしれないが、あぁも距離が近いというのは予想外だろう。何せ見た目からしてよく見れば人間かどうか微妙だし、今しがた見せたナンパの撃退法は人外の速さ。お礼を言った後で足早に去るのが普通の反応というものだろう。

 だがそうはならなかった。恐らく予想と違う展開に殺せんせーは戸惑うだろう。ならその時はどんな反応をするのか? 動揺した時の状況は暗殺において有益な情報だろう。さぁ、どうなる―――?

 

「えぇ知っていますとも。何せそこの教師をしておりまして」

 

 ……あれ? 動揺ナシ? というか普通に対応して……ない。にやけてる。超だらしない顔してる! あの超生物胸にニヤついてやがる! くっそそこ代われ!

 そんな私を放置して、二人の会話は進んでいく。

 

「まぁそうなんですか!? なんて偶然でしょう! 私、本日からそこのE組に赴任する事になっていまして!」

 

「おやそれは本当に偶然ですね。私はE組の担任ですよ」

 

「まぁ……! これは偶然というより運命かもしれませんわ!」

 

「そうかもしれませんねぇ……と、では早く行きましょうか。教師が遅刻などしてはいけませんからねぇ」

 

 そう言って殺せんせーはE組の校舎へと外人美女を伴って歩き出した。その場には私一人と、ラッピングされた車だけが残される。E組に赴任するのだから一緒に行くのは間違ってない気もするが、まずは理事長に挨拶に行くのが普通では……?

 

「んー」

 

 だがこの段階で一つ確信したことがある。

 あの女性。殺せんせーの変装していても特徴的な外見に疑問を見せず、人間では不可能な超スピードを受け入れ、更にはこの時期に外からわざわざE組にやってくる人物。まず普通に考えてただの教師な筈がない。ほぼ間違いなく殺せんせーに関係のある存在だ。

 

「……変な事にならなきゃいいけど」

 

 せめて暗殺の環境が崩されませんようにと思いながら、私も登校に戻った。生徒も遅刻しちゃダメだしね。

 

 

 

   ◆

 

 

 

 あの後朝のHRにて通学路で出会った外人女性の紹介があった。

 

 イリーナ・イェラビッチ。

 英語教師として赴任してきたらしく、今後英語の授業は半分彼女の担当になるらしい。その自己紹介の際も殺せんせーにベッタリで、その殺せんせーはというとずっとピンク色でニヤニヤしてた。そしてやはりというか何と言いうか、普通の英語教師ではなかったらしい。

 

「……まさか色仕掛けが通じると思わなかったわ」

 

「あぁ、俺も予想外だ」

 

 今は休み時間、教室の外では殺せんせーと皆がサッカーをしながら暗殺を試みているが、攻撃が当たる様子はない。それを教室から見つめる烏間先生とイリーナ先生……そして私。外で遊んでないのは純粋に勉強してたからだ。英語難しい……

 

「しかしそれなら一番殺り易いだろう」

 

「そうね。本領で勝負できるのは幸いかしら」

 

 そう言ってイリーナ先生は煙草に火をつける。あの、校内は禁煙なんですが……

 

 今の二人の会話からも分かる通り、イリーナ先生は殺し屋だ。そして本領は色仕掛けという、如何にも女暗殺者といった暗殺者。朝に感じた事はどうやら間違っていなかったらしい。

 政府を通じて殺し屋が送り込まれてくるのはそろそろかと思ってはいた。至近距離から定期的に狙えるというのは大きな利点だが、如何せん狙うのは素人の生徒。技術的に無理がある。ならばその距離に本職(プロ)を置くというのは単純だが効果的だ。

 

「だが……ただの殺し屋を学校で雇うのは流石に問題だ。表向き教師の仕事も()ってもらうぞ」

 

「……別にいいけど、私はプロよ? 授業なんてやる間もなく仕事は終わるわ」

 

 そう言ってイリーナ先生は教室から出てグラウンドへと向かっていく。何となく追いかけたほうが良い気がして私も外へ出た。小走りで殺せんせーに駆け寄ったイリーナ先生と徒歩の私ではみんなの元へ辿りつくまでに時間差がある。私が集団の端に辿り着いたのは、イリーナ先生に何かを頼まれた殺せんせーがマッハで飛び立ったのとほぼ同時だった。

 そしてその直後鳴り響く授業開始のチャイム。私のとんぼ返りが確定した。

 

「えっと、イリーナ……先、生? 授業始まるし、教室戻ります?」

 

「……授業? あぁ、各自適当に自習でもしてなさい」

 

 磯貝君に向けてそう言い放ったイリーナ先生の声は、ついさっきまで殺せんせーに向けていたそれとはまったく違う、冷たいものだった。

 そんな声でイリーナ先生の口から語られたのは、彼女の仕事に対するスタンス……自分は殺し屋としてここに来たのだから、標的(ターゲット)を騙す以外の目的で教師を演じる理由は無い。私達(生徒)に対してまで教師の真似事をするつもりは無いという事だった。後「イェラビッチお姉様」と呼べとか。カルマがすぐさまビッチねぇさんって略してたけど。

 

「あんた殺し屋なんでしょ? クラス総掛かりで殺せないモンスター、ビッチねぇさん一人で殺れんの?」

 

「……ガキが……大人にはね、大人の殺り方ってのがあるのよ」

 

 大人の殺り方。私達には到底出来ない方法という事だろうか。確かに子供で素人の私達と、大人で本職のイリーナ先生では使える手段に差があるのは事実だ。先程まで烏間先生と話していた内容を考えると、色仕掛けがメインという事になるのだろうか。

 ……と、そんな事を考えてたら、イリーナ先生が潮田君に近づいて……あ。

 

「なっ!?」

 

「おー」

 

「……ふむ」

 

 いった。イリーナ先生が潮田君に対して突然キスをぶちかました。しかも唇を合わせるだけじゃなくて舌を搦めるねちっこいやつだ。顔を固定された潮田君に成す術はなく、そのまま10、20、30とhit数が積み重なっていき、やがて完全に脱力したのかもがいていた腕がくたぁ……と垂れ下がった。

 

「後で職員室にいらっしゃい。あんたが調べた奴の情報聞いてみたいわ」

 

 そう言ってイリーナ先生は潮田君を解放した。けどあんな蹂躙を受けて後で立てるほどの余裕はなかったらしくその場に崩れ落ちる。まぁ無理も無い。いきなりキスなんてされたら誰だってああなる。私だってキアラに五停心観をインストールされた時はあんな感じだったし。

 

「『キス魔:C』って所かな……」

 

 キス魔。

 一般的にキスが大好きな人を指す言葉として使用されているが、同名のものがサーヴァントのスキルとして存在している。効果としてはキス……つまり粘膜接触による魔力供給の効率が上がるとかだったと記憶している。

 ちなみに何故私がそんなスキルを知っているかといえば、ムーンセルの図書館にある本に載っていたからだ。『サーヴァントスキル大全~魔力編』だったっけ。真名こそわからないが、敵と相対した際に判明したスキルを調べるのに非常に助かった記憶がある。

 というかこのスキルどんな英霊が持っているのやら……色事に特化した英霊であることは間違いないだろうし、カサノヴァとか? アンデルセンがキャスターだったし、有り得るかもしれない。

 

 そんな事を思い出した後で意識を現実に帰還させると、潮田君を解放したイリーナ先生が情報提供者を募っていた。イイ事するとか男貸すとか言ってるけど中学生にその報酬はどうなんだろうか。やはりカルマが言った通りビッチねぇさんなのか?

 

「あと……少しでも私の暗殺(しごと)の邪魔したら―――」

 

 ――――殺すわよ?

 

 何気なく放たれたその言葉は、この教室ではよく聞く言葉。しかし彼女の口から放たれたそれが持つ重さは、皆が普段口にしているものとは別次元の重さを持っていた。彼女は何人も殺してるんだから、命を奪うという事を正しく理解しているんだし、当然と言えば当然なのだが。

 そしてイリーナ先生は私達を放って、部下らしき人達と計画の打ち合わせを始めてしまった……って、よく見ればあの男たちは今朝イリーナ先生をナンパしてた三人組だ。つまり朝のアレも計画通りという事か。

 

 ……さて。こうなってしまうと私達にはやる事が何も無い。私には提供できるような情報も持ち合わせが無いし、今は大人しくしていた方がいいだろう。

 

「岸波さん」

 

「ん……中村さん?」

 

 教室に戻って言われた通り自習でもしてようかと踵を返した所で、中村さんに呼び止められた。

 

「さっきさー、渚がキスされてるの見てキス魔Cとか言ってなかった?」

 

「……ぐ」

 

 ……聞いてたのか。

 

「言……ったけど、それが?」

 

「わざわざCってランク付けしたって事は、AとかBも知ってるって事?」

 

「う」

 

 そ、それは……知ってるには知ってる、けど。

 

「……て、テキトー言っただけだよ」

 

「そーなん?」

 

「うん……その辺も良く覚えてないから」

 

「……そっか」

 

 そう言って中村さんは退いてくれた。集団から離れた所だったのが幸いして、聞いていた人はいないみたいだ。そして記憶に障害があるという設定の有用さを改めて実感した。これからも乱用はせずに窮地に陥った時だけに使うように心がけよう。尤も、そればかりだとやはり効力が逆に弱くなるから、ダミーの回答でも作っておいたほうが良いのかもしれない。

 

 ちなみにキス魔のBランクはキアラだ。サーヴァントではないのでスキル持ちという訳ではないが、あのどこをどう攻めれば意識が蕩けるかを熟知しているとしか言いようがない舌使いはスキルに換算するならBランク相当だろう。インストールの時は脳内が三点リーダーで埋め尽くされるくらいにはいい様にされていた。

 

 そしてAランクだが……いや、知らない。Aランクなんて私は知らない。思い出したくない。記憶をあさった結果あれがトップだなんて思いたくない。やれ「魔力が足りん」だの「王に魔力を献上する事を許す」だの「貴様の反応は中々に面白い。何、ただの戯れだ」だのと言って私の舌を散々弄んでくれたA+なんて思い出したくない―――――!!!

 

 

 

   ◆

 

 

 

 その後はイリーナ先生の授業だったのだが、教室で情報を纏めているイリーナ先生に前原君をはじめ他の生徒達が突っかかった結果、全員で下唇を嚙むという謎の展開になってしまい、結果として最初にイリーナ先生が言っていた各自自習という流れになってしまった。私も噛んで(唇かむかむして)おいて何だが、あれは結構シュールだった。

 そしてその後は殺せんせーの授業がいつも通りに展開されて、イリーナ先生はその後一度も教室に姿を見せることなく一日が終わってしまった。

 

「……アレじゃ無理だな」

 

 廊下を歩きながら一人呟く。アレというのは、イリーナ先生が今日一日で組み立てた暗殺プランだ。

 

 大まかに言うと、殺せんせーを体育倉庫に呼び出して色仕掛けをして迫り動揺させ、そこを銃弾で蜂の巣にする……というものだ。銃を撃つのは連れていた三人だろう。

 一見何の問題も無いように思えるが、イリーナ先生が使おうとしているのは本物の銃。銃口から飛び出すのは私たちがいつも使っている対先生弾じゃなくて鉛の塊だ。エアガンに比べて弾速も威力も文字通り桁が違うこれで死なない生物なんていないと言っていたが、それで死なない超生物だからこの特殊な弾を使っているんじゃないだろうか?

 ちなみに何で私がイリーナ先生の計画を知っているのかというと、普通に聞き出したからだ。賞金を全部持っていかれるのは嫌なので何かしら貢献出来ないかと聞いてみたら、ガキが出しゃばるなという忠告と共にこういう計画だから私の出る幕は無いと言われてしまった。まぁそう言うだろうと思って聞いた事だったので、あからさまに見下されていらっときた以外は何ともない。

 

 ちらり、と校庭の方へ眼を向けた。窓から見える体育倉庫では、連れていた三人が準備に取り掛かろうとしていた。殺せんせーから見たイリーナ先生は英語教師という事になってるから、暗殺の準備は殺せんせーがいない間に済ませるのだろう。

 

 今の時点で確信している事だが、イリーナ先生の暗殺は失敗する。人間の常識で殺そうとしているからだ。しかしそれを指摘した所で直すような人じゃない。

 

「……うん」

 

 ならばそれを見据えて動くべきだ。そう思い、体育倉庫まで急ぐ。イリーナ先生は準備を任せて帰ってしまったので、やるなら今しかない。

 

「あのっ」

 

「ん? 何だガキ……って、お前朝ターゲットと一緒にいた……」

 

「あの、実は―――」

 

 私は私で、一つ手を打っておこう。




金ぴか様はキス魔持ってません。持ってたとしてもE~Dです。でもA+なのはザビ子の感想なので……。


7章はクリアしました。骸骨の人に麻婆食べさせなきゃ……
ラスボスと愉快な柱達を殴りに行くので次も遅くなると思います。

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