ISアドベンチャー 聖騎士伝説   作:イナビカリ

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第070話:友の願い!涙のガイアフォース!!

ウォーグレイモン

「【Bウォーグレイモン】!?心を取り戻したのか!!」

 

Bウォーグレイモン

『俺…は…一体…死んだ…筈…』

 

 ウォーグレイモンの呼びかけに応えた【Bウォーグレイモン】

 拙いながらも言葉を交わしていくが次第にこれまでの事を思い出していった

 死んだ筈の自分が何故生きているのか…

 ココが何処なのか…

 何故ウォーグレイモンと戦っていたのか…

 全てを思い出した

 

Bウォーグレイモン

『俺は…お前達に…』

 

 自分がしてしまった事に【Bウォーグレイモン】は罪悪感を持ってしまった

 だが、そんな【Bウォーグレイモン】にウォーグレイモンは首を横に振った

 

ウォーグレイモン

「もういいんだ…お前は操られていただけなんだ。全ての元凶は【ルーチェモン】だ。お前の心を取り戻せただけで十分だ。」

 

Bウォーグレイモン

『ウォーグレイモン…』

 

 ウォーグレイモンは笑いながら頷いた

 

Bウォーグレイモン

『…あ、ありが…!?…グッ…ガアアアアアァァァァァッ!!!』

 

ウォーグレイモン

「どうした!?」

 

 お礼を言おうとした瞬間、【Bウォーグレイモン】は突然苦しみだし頭を押さえていた

 

Bウォーグレイモン

『【ル、ルーチェモン】…』

 

ウォーグレイモン

「【ルーチェモン】だと!?」

 

 【Bウォーグレイモン】が正気に戻った事に気付いた【ルーチェモン】が干渉してきたのだ

 

ルーチェモンFD

(ほぉ?コレは驚いた。心は完全に消去した筈なのだが取り戻したのか?それとも新しく芽生えたのか?…だが、これはこれで面白い展開だ。)

 

Bウォーグレイモン

『な、何を言っている!!』

 

 頭の中に響いて来る【ルーチェモン】の声に【Bウォーグレイモン】は苦しみながらも問いかけた

 

ルーチェモンFD

(クククッ…確かにお前は心を取り戻した…だが…その体は私の意のままに動くのだ!!)

 

Bウォーグレイモン

『!?…や、やめろぉぉぉぉぉっ!!!』

 

 【ルーチェモン】が何を企んでいるのか気付いたが…

 

ルーチェモンFD

(クククッ…さぁ行け【Bウォーグレイモン】!!ウォーグレイモンを倒すのだ!!)

 

Bウォーグレイモン

『うっ!ぐっ…ガアアアアアァァァァァッ!!!』

 

ウォーグレイモン

「!?」

 

 ガキィンッ!

 

 【ルーチェモン】の命令に体が動き出し、再びウォーグレイモンに攻撃を仕掛ける【Bウォーグレイモン】

 【Bウォーグレイモン】の体は【ルーチェモン】が復活させる過程で自分の命令通りに動くようにデータを書き換えていた

 それは心を取り戻した今も変わってはいなかった

 

ウォーグレイモン

「【Bウォーグレイモン】!?お前まさか!!」

 

 そしてウォーグレイモンも再び攻撃を仕掛けてきた【Bウォーグレイモン】の現状に気付いた

 

Bウォーグレイモン

『ス、スマン…体が…言う事を聞かん!!』

 

ウォーグレイモン

「クッ!【ルーチェモン】め!!」

 

 【ルーチェモン】に悪態を吐きながらも再び戦いを始めてしまった2人

 だが、先程までと同じ様にウォーグレイモンは防戦一方となっていた

 しかも…

 

Bウォーグレイモン

『止めろ!止まってくれ!!』

 

 自分の意思とは関係無くウォーグレイモンと戦う自分自身を【Bウォーグレイモン】も何とか止めようとしていた

 だが、多少体の動きを鈍らせる程度でまるで言う事を聞かなかった

 そのまま戦い続ける2人だが状況は何も改善せず、悪化するだけだった

 

 バキィィンッ!

 

ウォーグレイモン

「ガハッ!!」

 

 そして【Bウォーグレイモン】の一撃を受け吹き飛ばされた

 その時…

 

 ガシガシッ!

 

ウォーグレイモン

「!?…セシリア!鈴!」

 

 吹き飛ばされたウォーグレイモンをセシリアと鈴が受け止めた

 その後ろにはラウラとシャルロットもおり、シャルロットは気絶した一夏を抱えていた

 

セシリア

「大丈夫ですか!?」

 

「状況はどうなってんの!?」

 

ウォーグレイモン

「…それがな…」

 

 ウォーグレイモンは今の状況を簡単に説明した

 話を聞き終わると4人は…

 

「何処まで汚い奴なのよ!!」

 

ラウラ

「一体…どうすればいいんだ…」

 

 【ルーチェモン】の卑劣さに怒りを露わにしていたが、現状を打開する方法が無い事に嘆いていた

 正確に言えば打開策が無い訳では無かった

 それは【ルーチェモン】を倒す事なのだが、ウォーグレイモンは【Bウォーグレイモン】がいるので動けず、セシリア達ではそもそも【ルーチェモン】には敵わない

 それを全員が分かっているので現状では歯噛みするだけだった

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

千冬

「束!何とか【Bウォーグレイモン】を元に戻す方法は無いのか!!」

 

 【Bウォーグレイモン】の現状を知り、指令室の千冬達も打開策を考えていた

 

「残念だけど…無いよ…」

 

 だが、束の答えは無いと言うものだった

 この中で一番可能性が高い束が無理だと断言したのだ

 

スコール

「無いって…貴方でも無理なの!?」

 

「正確に言えば無い訳じゃ無いんだ…でも…それは束さんでも出来ない…」

 

オータム

「お前にも出来ない方法って…何だよそれ?」

 

「…【Bウォーグレイモン】のデータを書き換えるんだよ…今の【Bウォーグレイモン】は【ルーチェモン】が自分の思い通りに動くようにデータを改竄した状態…それを元のデータに戻せばいいんだよ…でも…」

 

クロエ

「そんな事…出来る筈が!?」

 

 束の打開策に全員が無理だと諦めた

 この方法は人間で言えば遺伝子を組み直す事と同じ事に当たる

 ましてや電脳関係では人間よりも高度に発展した電子生命体であるデジモンの生体データを書き換えるなど例え世界一の頭脳を持つ束と言えど不可能な事だった

 

千冬

「くそっ!!私達に出来る事は無いのか!!」

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

ウォーグレイモン

(太一…)

 

 現在、ウォーグレイモン達には太一が【ルーチェモン】を倒すまで耐えるくらいしか出来なかった

 だが、そんなウォーグレイモン達の願いも【ルーチェモン】は嘲笑うのみだった

 

Bウォーグレイモン

『………くれ…』

 

ウォーグレイモン

「え?」

 

Bウォーグレイモン

『俺を…『殺してくれ』…』

 

全員

「!?」

 

 突然自分を殺すように言いだした【Bウォーグレイモン】に全員が驚愕した

 

ウォーグレイモン

「な、何を言ってるんだ!!」

 

Bウォーグレイモン

『この…ままでは…俺は…お前達…を…殺してしまう…そうなる前に…』

 

「馬鹿言わないで!!何の為にウォーグレイモンがアンタの心を取り戻したと思ってるのよ!!」

 

シャルロット

「貴方を助ける為なんだよ!!」

 

ラウラ

「それに太一が【ルーチェモン】を倒せば元に戻る筈だ!!」

 

セシリア

「ですから諦めないで下さい!!」

 

 セシリア達も【Bウォーグレイモン】を思い留めようと説得した

 だが【Bウォーグレイモン】は首を横に振った

 

ウォーグレイモン

「何故だ!!太一が【ルーチェモン】を倒すまで俺が耐えれば『無駄だ…』え!?」

 

 ウォーグレイモンの説得に割り込んで来た

 

Bウォーグレイモン

『さっき…【ルーチェモン】が…言って来た…例え…自分が…倒されても…一度した命令は…遂行されるまで…止まらない…とな…』

 

全員

「!?」

 

 【Bウォーグレイモン】から聞かされた内容に全員が衝撃を受け言葉を失った

 【ルーチェモン】の出した命令を完了するまで【Bウォーグレイモン】は止まらない

 つまりウォーグレイモンを倒さなければ【Bウォーグレイモン】は解放されないのだ

 それは即ちウォーグレイモンか【Bウォーグレイモン】…どちらかが死ぬまでこの戦いは終わらないという事だった

 だからこそ【Bウォーグレイモン】は自分を殺すように言ったのだ…

 

Bウォーグレイモン

『だから…俺を殺せ!!』

 

ウォーグレイモン

「そ、そんな…」

 

シャルロット

「ま、待ってよ!!それは【ルーチェモン】が言った事なんでしょ!!」

 

セシリア

「そうです!【ルーチェモン】が嘘を教えた可能性だってあります!!ですから『だからだ…』え?」

 

Bウォーグレイモン

『あの【ルーチェモン】が…お前達を苦しめる為だけに俺を蘇らせたアイツが…こんな嘘を言うと思うのか?』

 

全員

「!?」

 

 【Bウォーグレイモン】の言葉に全員が言葉を失った

 確かに【ルーチェモン】ならウォーグレイモンを苦しめる為に敢えて本当の事を教えても不思議では無かった

 

「じゃ、じゃあ…本当に…」

 

ルーチェモン

『フフフ…本当だとも…』

 

全員

「!?」

 

 その時、周囲に【ルーチェモン】の声が響いて来た

 

ルーチェモン

『私は嘘を言っていない。私が死んでも私の命令はそのまま実行される。そう…『ウォーグレイモンを倒せ』と言う命令はね?』

 

 【ルーチェモン】は今度は態々ウォーグレイモン達にも同じ事を言う為に言葉を飛ばしてきた

 

「アンタ何処まで性根の腐った奴なのよ!!」

 

ルーチェモン

『フフフ…魔王である私には心地よい言葉だ。』

 

「なっ…ぐぅ…」

 

 【ルーチェモン】を批難する鈴の言葉も魔王にとっては誉め言葉でしかなかった

 

Bウォーグレイモン

『分かっただろ…だから…俺を殺せ!!』

 

 再び自分を倒すように言う【Bウォーグレイモン】

 だがその時…

 

ルーチェモン

『クククッ…ハハハハハハハハハハハハハハッ!!!』

 

 【ルーチェモン】の余裕の笑い声が響き渡った

 

ルーチェモン

『道具の分際で『殺せ』とは面白い!』

 

全員

「!?」

 

ルーチェモン

『心があろうとお前は()()()()()()()()。今のお前は私の道具…私の人形でしかない。』

 

ウォーグレイモン

「違う!!【Bウォーグレイモン】はデジモンだ!!俺と同じ生きたデジモンだ!!!」

 

Bウォーグレイモン

「…ウォーグレイモン…」

 

ルーチェモン

『フン…君がどう思おうとそこにいる人形は私の意のままに動く玩具…心を持とうがそれは変わらない。』

 

ウォーグレイモン

「黙れ!!!」

 

ルーチェモン

『それに【Bウォーグレイモン】の体内には私の用意した依り代がいる。それをどうにかしない限り君達はこの人形に手出しする事すら出来ないのだよ。ハハハハハハハハハハハハハハッ!!!』

 

全員

「!?」

 

Bウォーグレイモン

『………』

 

 コレも【ルーチェモン】が余裕の一つだった

 【Bウォーグレイモン】の体内には依り代になったナターシャがいる

 彼女を救出しない限りウォーグレイモンに手出しは出来なかった

 

ルーチェモン

『では私は失礼するよ。目の前の相手が手強いのでね。これ以上は君達とおしゃべりしていられないのでね。』

 

 最後にそう言って【ルーチェモン】の声は聞こえなくなった

 

ラウラ

「クッ!【ルーチェモン】め!!」

 

シャルロット

「一体どうすれば…」

 

ウォーグレイモン

「………」

 

 現状は完全な手詰まりとなってしまい解決策を誰も思いつかなかった

 全員が途方に暮れたその時…

 

Bウォーグレイモン

『ククククッ…ハハハハッ…ハァァァッハッハッハッハッハッハッ!!!』

 

全員

「!?」

 

 【Bウォーグレイモン】が大声で行き成り笑い出した

 

ウォーグレイモン

「【Bウォーグレイモン】?」

 

Bウォーグレイモン

『…人形か…確かにそうかもな…』

 

 【ルーチェモン】の言う事を認め自嘲し始めた

 

ウォーグレイモン

「何を言い出すんだ!!」

 

Bウォーグレイモン

『…だがな…心を持った人形を…舐めるなよ!!!』

 

全員

「え?」

 

 【Bウォーグレイモン】の言葉に全員が困惑していた

 

Bウォーグレイモン

『…ウォーグレイモン…後を頼む…』

 

ウォーグレイモン

「…え?」

 

 【Bウォーグレイモン】はそう言うと…

 

Bウォーグレイモン

『ぬおおおおおぉぉぉぉぉっ!!!』

 

 ドシュッ!!

 

全員

「!?」

 

Bウォーグレイモン

『グッ…グゥッ…』

 

 自分の胸に右腕の《ドラモンキラー》を突き刺した

 

ウォーグレイモン

「な、何をしてるんだ!?」

 

Bウォーグレイモン

『ぬぅっ…ぐぅっ…』

 

セシリア

「やめて下さい!!!」

 

シャルロット

「それ以上腕を刺したら!?」

 

 全員でやめる様に言うが【Bウォーグレイモン】は止まらず、更に深く腕を突き刺していった

 そして…

 

Bウォーグレイモン

『み、見つけたぞ!?』

 

 ズシュッ!

 

Bウォーグレイモン

『ガハッ!!』

 

 腕を引き抜くとその腕には一人の女性が掴まれていた

 

「あの人はまさか!?」

 

シャルロット

「ナターシャさん!?」

 

 そう、【Bウォーグレイモン】は自分の体内に取り込まれたナターシャを引き摺り出す為に腕を突き刺したのだ

 

Bウォーグレイモン

『ハァ~ハァ~…う、受け取れ…』

 

 息を荒くしながら【Bウォーグレイモン】はナターシャをウォーグレイモン達に向かって投げた

 慌ててナターシャを受け取るとウォーグレイモンは近くにいたセシリアにナターシャを渡した

 【Bウォーグレイモン】は気がおかしくなった訳では無かったのだ

 

Bウォーグレイモン

『…コ、コレで…俺を…倒すのに…何も問題は…無いだろ…』

 

全員

「!?」

 

ウォーグレイモン

「だ、だが!?」

 

Bウォーグレイモン

『は、早くしろ…俺が…自分を…抑えていられるのにも…限界がある…だから…俺に…止めを…』

 

 再び自分を倒すように懇願して来た

 だがウォーグレイモンは…

 

ウォーグレイモン

「で、出来…ない…俺に…友を…殺す事なんて…」

 

 【Bウォーグレイモン】を手にかける事は出来なかった

 それを聞いて…

 

Bウォーグレイモン

『やるんだ!!!俺を【ルーチェモン】の呪縛から解き放つ為にも!!!』

 

ウォーグレイモン

「!?」

 

 【Bウォーグレイモン】は声を張り上げた

 そして、その瞳からは涙が溢れていた

 

Bウォーグレイモン

『頼む!!!俺を…俺をデジモンとして…死なせてくれ!!!友よ!!!』

 

ウォーグレイモン

「!?…【B…ウォー…グレイモン】…」

 

 涙ながらに懇願する【Bウォーグレイモン】…

 その必死な願いを…

 

ウォーグレイモン

「………分かった…」

 

セシリア&鈴&ラウラ&シャルロット

「!?」

 

 遂にウォーグレイモンは聞き入れた

 一人のデジモンとしての死…

 それは【Bウォーグレイモン】が人形でも道具でも無い…一つの命として死にたいと願ったものだった

 その想いをウォーグレイモンは聞き入れた

 

ウォーグレイモン

「…【Bウォーグレイモン】…」

 

Bウォーグレイモン

『…お前と…また会えて…嬉しかった…』

 

ウォーグレイモン

「俺もだよ…」

 

Bウォーグレイモン

『…出来る事なら…俺も…お前と…お前のパートナーと一緒に…冒険を…したかった…』

 

ウォーグレイモン

「ああ!きっと太一も…同じ想いだ!」

 

Bウォーグレイモン

『そうか…』

 

ウォーグレイモン

「………行くぞ!!!」

 

Bウォーグレイモン

『来い!!!』

 

 互いに最後の言葉を交わすとウォーグレイモンは両手を頭上に掲げた

 すると周囲のエネルギーが集まり、炎の球体となって行った

 

セシリア&鈴&ラウラ&シャルロット

「………」

 

 その光景を4人はただ見つめる事しか出来ず、その眼には涙が浮かんでいた

 互いに覚悟を決めた2人の間に口出しが出来ない事を4人は分かっていたからだ

 そして炎の球体は巨大な火球となると…

 

ウォーグレイモン

「ウオオオオオオオォォォォォォォォッ!!!」

 

 ウォーグレイモンは涙ながらに上体を逸らし、大きく振りかぶった

 

ウォーグレイモン

「《ガイアァァァッフォォォォォォォスッ》!!!!!」

 

 【Bウォーグレイモン】目掛けて全力の《ガイアフォース》を放った

 向かって来る《ガイアフォース》に【Bウォーグレイモン】は微動だにせず、その表情はとても穏やかなものだった

 そして…

 

 ドガァァァァァンッ!!!

 

 【Bウォーグレイモン】は《ガイアフォース》の直撃を受けた

 ウォーグレイモンはその姿を目を逸らさず見つめていた

 そして《ガイアフォース》の炎の中から…

 

Bウォーグレイモン

『…ありがとう…アグモン…俺の…友達………』

 

 【Bウォーグレイモン】の感謝の声が聞こえた

 

ウォーグレイモン

「【Bウォーグレイモ―――――ン】!!!!!」

 




 <予告>

 ウォーグレイモンとBウォーグレイモンの決着はついた

 だが、ルーチェモンはそんなBウォーグレイモンの死を侮辱する

 そんなルーチェモンに怒りを露わにしながら戦う太一

 そして遂に太一の一撃がルーチェモンを倒した

 だがそれは傲慢の魔王との戦いの始まりが終わっただけに過ぎなかった



 次回!!

 ISアドベンチャー 聖騎士伝説

 最終形態!黙示録の竜(サタンモード)降臨!!

 今、冒険が進化する!


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