変わっていく日々を君と   作:こーど

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第七話 虎穴に入り辿る先 中

 

 

 

 

 

二人の先輩をこれでもかと散々連れ回し、その挙句、雪ノ下先輩のお宅でお泊り会を実施した、その次の日。

活気溢れる放課後にとある空き教室でひっそりと奉仕部の面々と依頼人が一同に会していた。

 

「先輩方。ご尽力いただいているのにもかかわらず、催促しているようで失礼かと思いもしますが」

 

そこで、一旦区切って、

 

「成果のほど、お聞きしてもよろしいでしょうか?」

 

この場に連ねる顔を見回す。

そこには先輩方こと、奉仕部のメンバー三人。

その中で、この教室の上座に座る人物。

滑るように落ちてゆく黒髪を背景に、煌めく瞳と悠然とした表情と態度。

それは自身の行動の結果に誇りを持っているからか、それとも、その成果は当然だと自負しているが故に表れる自信からなのか。

そんな人物、いや、彼女はその精巧に作り込まれた薄い唇を動かし、燦然と煌めく成果をつまびらかにする。

 

「ゼロよ」

 

「…………」

 

「―――フッ」

 

途切れた会話の合間を縫って嘲笑かそれとも勝鬨だろうか、そんな声が聞こえた。

この教室の下座に座る人物。

特徴的に飛び出した癖っ毛を自慢げに揺らし、薄い笑みに見るまでも無いといわんばかりに閉じた瞳。

それは当てつけのようで、成果の乏しい彼女にはさぞ扇情的に映っていることだろう。

そんな人物、いや、彼は常時ではあまり気づくことのできない、その意外にも整った造形を悠々と波打たせ、前者の成果を過去にする。

 

「ゼロだぜ」

 

「…………」

 

浮いた視線が机の中ほどに坐する人物へと吸い込まれる。

沈痛に歪められたその痛々しい表情は、己の力不足を悔いるかのよう。

唇を噛み俯くその様は、成果を口に出さずとも然るべきと在り在りに物語っている。

肩あたりまでの目に明るい髪を自信なさげに揺らし、大人にしては幼く、子供にしては艶やかに、そんな二つが折り合ったあどけなさを残す上目で恐る恐ると口を開けた。

 

「えっと、あたしの近くの人ではないっぽい。……ごめん、それしかわかんなかった。でも明日はその人達にも手伝ってもらってもう少し探せると思う!」

 

「…………」

 

私は小さく息を吐いて、大きく息を吸った。

そして。

 

「表情がっ!ちっがーう!!」

 

おかしいでしょ!?

おかしいよ!?

なんで成果もない彼と雪ノ下先輩が自信に満ちた表情してるの!

ほら、その分結衣先輩が申し訳なさそうにしちゃってるし!

結衣先輩は二人に比べたら、めちゃ頑張ってるんだからそんなに申し訳なさそうにしなくていいのに!

 

「ううん。あたしも全然調べれてないから。明日はもっと頑張るよっ!」

 

ぐっとガッツポーズを胸の前でして、そう意気込む結衣先輩。

うわまぶしっ。

いい人過ぎて結衣先輩がまぶしっ。

 

「由比ヶ浜。そう自分を責めるな」

 

「そうよ、由比ヶ浜さん。誰にだって出来ないことはあるのだから落ち込まないで」

 

「何の成果も無い人が上から目線すぎませんかねっ!?」

 

こんな時に絶妙なコンビネーションを発揮しないでください。

肩を落とす結衣先輩に、優しく二人は労りの眼差しを向ける。

これ、会社のいい上司が部下に向けるやつだよね?

まだ、私は高校生だから実際には見たことないけど、たぶんこんな感じだよね。

いや、部下よりも仕事が出来ないから、いい上司とは言い難いかもしれない。

あと、部下役の結衣先輩が一人だけ仕事してなかったみたいな雰囲気を醸し出しているけど、仕事してなかったの上司ですからね。

 

「おいおい、一色。見くびってもらっては困るな。確かにゼロとは言ったが、なんの情報も得られなかったとは言ってないだろ?」

 

ん?んん?

あ、確かに。

言われれば一体何がゼロなのか、その明確な主語はなかった。

つまり、それ以外はゼロではない?

ニヒルに笑っているつもりなのか、にやりと口角を上げるその表情は全然様になっていないけど自信に満ち溢れている。

 

「ふふ、早計だったようね一色さん。私達だって遊んでいたわけではないのよ?」

 

お、おぉ!

こちらも同じく自信を滲ませた微笑みを浮かべている。

とっても期待出来そうな、そんな意味深な笑みだ。

これは、何かを掴んできた表情かな。

なんだ、そうだったんだ。

まーた私の早とちりかぁ。

いけないいけない。

先日と同じ過ちを繰り返してしまうとは、いやはや生徒会長としてお恥ずかしいばかりだ。

どうやら、一人反省会での猛省では足りなかったみたい。

生徒会長足る者として、この辺り早急に直していかないとね。

 

そもそも、そうだこの二人。

協調性だとか、コミュニケーション能力だとか、その辺りに難はあるけども全体的な能力は優秀、有能。

学校の成績だって雪ノ下先輩は言わずもがな、彼だって数学以外は上から数えたほうが早いのだから、そう言って然るべき二人なんだよね。

 

そんな妙妙たるお二方が、なにも持たずに手ぶらでやってくるわけがない。

そうだ、そんな簡単なことも見落としちゃうなんて、うっかりにもほどがある。

もう、ほんと私ったらうっかりさん!

 

「んふふ」

 

「ははは」

 

「ふふふ」

 

朗らかに笑い合う私達。

その中には確固たる信頼と絆があった。

さぁ、そろそろ焦らしはお終いにして、二人の持ってきたものを拝見させていただきましょう。

 

「ゼロだぞ」

 

「ゼロね」

 

「やっぱりねっ!だと思ってましたよっ!!」

 

 

―――翌日。

 

「ゼロだわ」

 

「そうね、ゼロよ」

 

「手伝って貰ってるけど、まだ全然。……ごめんねいろはちゃん」

 

 

―――翌々日。

 

「永遠の」

 

「ゼロね。……ちょっと比企谷くん。私を使って映画のタイトルを言わせないでもらえないかしら」

 

「二つくらいのクラスは聞き終わったけど、まだ犯人わかんないの。ほんっとごめんね?」

 

「ありがとうございます、結衣先輩。お世話になっているのはこっちなんですからそんなに謝らないでください」

 

「そうだぞ由比ヶ浜」

 

「そうよ由比ヶ浜さん」

 

「お二人にはまだお世話になってませんけどねっ!?」

 

 

 

 

「……比企谷くん」

 

「ヒッキー。その隠し事」

 

「黙秘す―――はぁ、わかったよ」

 

 

 

 

 

    ×  ×  ×

 

 

 

 

 

時は流れて翌々々日。

彼と雪ノ下先輩の有能説が俄かに揺るぎ始めた、あの日から早三日。

 

時は放課後。

場所は廊下。

私は今日も奉仕部で定例の報告を聞いた後、忘れ物があったことを思い出して自分の教室へと足を向かわせていた。

放課後になって、もうある程度の時間が経っているからかな、通り過ぎるときにちらりと他の教室を見ても残っている人はいない。

 

「やっぱ難しいかなー」

 

どうせ誰もいないし、独り言を廊下に投げ捨てる。

今日の、と言うか今日も成果はゼロだった。

結衣先輩の聞き込みは三日前に比べれば大分範囲が広がって調査済みのクラスも出てきたけど、でも、未だに噂の底、源流は見えない。

掘れば掘るほど、辿れば辿るほどにまた一人また一人と最深部が更新されて、やっぱり当初の想像通りに長期戦の様相を呈していた。

 

「結衣先輩はよく頑張ってくれてるんだけどなぁ。結衣先輩はー」

 

そう、結衣先輩は。

残りの二人。

彼と雪ノ下先輩は初日から今日に至るまで何の成果も上げることが出来ず、まさにお手上げ状態だった。

 

まぁ、そもそも今回の依頼内容が噂の鎮静化じゃなくって、噂の元凶を特定するって内容だし。

あの二人にとっては苦手分野というか、集団の中で発生する噂は末席にも連ねられることがない及ばざる領域での出来事。

輪の中に入っていなのに、どうやって輪の先を辿れってこと。

彼等は湖ではなくて、水たまりなのだ。

そんな繋がりがない二人に為す術がないのは仕方のないことだし、それなのに何か為せというのは頼む立場くせに些か横暴が過ぎる。

 

得手、不得手。

長所と短所は誰にだってある。

彼は兎も角、あの完璧に見える雪ノ下先輩にだってあるものなんだなぁ、なんて当たり前のことをしみじみと思った。

 

「んー」

 

目を閉じて、深く考え込む。

少し前から思っていた、

 

「やっぱ別にいいかなー」

 

ってことを。

正直な話。

彼の方は噂についてどう思っているのかわからないけど、今の私は困ってないんだよねー。

だって、彼が私を避けて離れるってことが一番の懸念事項だったけど、とりあえず今のところは大丈夫そうだし。

 

それどころか、私にとっては彼と付き合っているって内容は外堀を勝手に埋めてくれているみたいで、もしかしたらありがたいことかも、なんて思ったりもする。

っていうか実際に思ってる。

あっこれラッキーかも、って。

 

想い人とそういう噂になることは、想いを寄せている方からすれば嬉しい以外の何物でもないのだし。

むしろそれをきっかけに、ぐらいの強かさが恋する乙女には必要だろう。

 

つまり。

私としてはこのまま噂も、その元凶も放置しておいてもいいかなって考えが頭をもたげているのだ。

このまま先輩方に迷惑をかけ続けるのも忍びないってのも、もちろんある。

 

「どうしたもんかなー?」

 

閉じていた目を開けると、世界は茜色に染まっている。

温かな煌めきは廊下をキラキラと鮮やかに照らす。

でも、その暖色の光に包まれていてもやっぱり今はまだ冬で、顔や手が寒い。

だから、余計にあの部室の温かさが恋しくなった。

あぁ、とりあえず早く戻ろう。

あの場所へ。

 

「はぁー」

 

遠くで聞こえる部活の掛け声以外は、昼間の活気が嘘のように静かな廊下。

すっかり冷えてしまった手を吐息で温めながら足早に歩を進める。

 

「きゃはは!ウワサめっちゃ広まってるんですけどー!これウケない?」

 

が、突然にその静寂を破る甲高い声。

そして、その中で一つ。

ある単語が鮮明に焼き付く。

 

噂。

そんな単語が聞こえた。

もしかして、なんてそんな考えが頭の端を掠める。

今、この学校で他の噂を塗りつぶして広まっているのは、―――いいや違う、広められた噂。

それは。

 

「…………」

 

教室に向いていた足を翻す。

でも噂なんて人が寄れば大小様々、好き勝手に発生するもので、私と彼のそれではない可能性の方が高いけれど。

だけど。

もしかしたら。

 

踵を返した足を進める先は声が聞こえた、降ってきた上。

なんの確証も証拠もありはしないのに、心音だけはもう確信したみたいにどくどくと早鐘を打つ。

歩いていた足は気づけば慌ただしく回り始めて、静かだった息は荒々しく乱れている。

 

もしかしたら、いや、でも、違うかも。

浮かんでは、打ち消して。

頭の中は色んなものが渦巻いて無茶苦茶になっているけど、身体は動きを止めない。

そして、見えた。

階段の終わり。

終着にある鉄扉が。

 

―――『虎を談ずれば虎至り、人を談ずれば人至る』、そういうこともあるだろ

 

何気なかった彼の一言。

それが、今の私を表しているみたいで、まるで、こうなることを予期していたみたいで。

何かが背中を這いずる。

身震い。

 

自分の心音と息遣いだけを残して、他の音が食い荒らされたのかと錯覚を覚えるほどの深閑。

固唾を呑むのすらも、この場に響いてしまうんじゃないかってくらい。

まるで、この静寂はこれから起こることに対しての猶予、覚悟を決める時間を私に持たせているように思えた。

 

少しだけ間を置いて、それから透明の息を吐いて昂ぶりそうな自身をなんとか押し殺す。

それから鉄扉に身を寄せて慎重に動かした。

小さな隙間。

これじゃそこにいる人間の姿は見えないけど、でも、風と一緒に運ばれてくる声は聞こえる。

扉の隙間から漏れる夕日。

温かな光で出来た影へ息を殺して溶け込んだ。

 

「あの生徒会長がだよ?マジウケるんですけど。広めたかいがあったわー!」

 

すぐに聞こえてきたのは生徒会長という言葉。

私の学校での立場、役職。

そして面識のなかった彼と私を結んでくれた、大切なもの。

 

「…………」

 

と、いうことは。

そこにいる人が指している、その噂とは少なくとも私の噂。

じゃあ、その噂はどんな内容なのか。

 

「あのサイテーな二年の彼女ってのがマジウケる」

 

「あいつ学校来れなくなるんじゃね?」

 

「きゃはは!ワタシならゼッタイ学校来れないわー」

 

彼女というのは私。

そして、私の彼氏役。

それは名前でもなく、役職名でもなく、最低な二年と呼ばれる人。

私もまだ直接事情を聞いたことはないけど、でも、私でも知っている前に流行った噂と蔑称。

以前はそれが誰を指しているのかわからなかったけど、今はわかる。

だからこれは、生徒会長と最低な二年の噂。

そう、私達の噂だ。

 

「―――っ!!」

 

宙に浮く感覚と刺すような痛みが私を支配して、身体が震えた。

でも、それは有りもしない噂を広めたことに対してのものじゃない。

それより、もっと、ずっと。

許せないこと。

 

なんで、私はそこに考えが至らなかった?

今の今まで、何を能天気に勘違いをしていたんだ。

噂の元凶はただ私を貶めるつもりで、ただそれだけの為に彼を、彼の過去を使っていたのに。

なんで触れ合う機会の多い私と彼をからかう為とか、私と彼の仲を引き裂く為とか、そんな甘い考えをしていたんだ。

 

そうじゃないのなんか、ちょっと考えればわかりそうなことなのに。

だというのに、私はそんな簡単なことにも思い至ることが出来ず、それどころか、もうこのままでいいかなんて自分勝手に考えて、勘違いしたまま浮かれていた。

そんな間にも彼のことを何も知らない奴が、知ろうともしない奴が好き勝手に語って、嘲笑って。

彼の古傷を抉っていたというのに。

 

気が付けなかった間抜けな自分と、それ以上にそんな理由で彼と彼の過去が使われたこと。

それが私を震わせた。

何もかもが通り過ぎて、呆然とピントの合わない視界を手に向ける。

ぼんやりとしていて、はっきりと見えない。

けれどそれでも分かる、白。

無意識の内に強く握り締めて、血の気が無くなった私の手が見えた。

その目に刺さるような白さが視界に伝染する。

目の前が覆い尽くされるように真っ白になって、

 

 

「―――な、なんだよっ!」

 

 

そして次に映ったのはさっきと変わらない白と、その手に掴み上げられて形の崩れたカッターシャツの襟元。

それと、見覚えのない女の怯えた顔だった。

 

「離せって!」

 

振り解こうと私の手首を掴んで荒々しく動かしているけど、襟元が乱れるだけで私の手は解けない。

その姿を未だ影に沈んでいる意識の中で、小さな子供が遊んでいるみたいだと思った。

そして、その動きが私の何かにまた拍車をかけて、女を持ち上げんばかりに締め上げる。

 

「や、やめろよ!」

 

「なんであんたがここにいんのっ!?」

 

いつもより狭まった視界。

その端で微かに映っている影へ目をやる。

女が二人、どちらも似たような表情をしていた。

何に怯えてんの?

何なのその顔は?

まぁ、どうでもいいか。

 

「な、なんでこんなことすんだよっ!」

 

目の前の女は訳もわからずに叫んでいる。

なんで?

その理由も分からないの?

 

「た、たかがウワサだろ!?ここまですることないでしょ!?」

 

たかが、噂?

ここまですることない?

 

「…………」

 

空を隠すように降りる瞼は戦雲のよう。

視界はまた狭まった。

そこから覗く瞳で女を突き刺す。

 

「―――ひっ!」

 

胸倉を掴んだまま、一歩前へ進む。

引き攣った表情を張り付けたままの女も一つ下がる。

 

―――彼にあんな決断をさせようとした奴らを。

 

もう一歩前へ。

私から少しでも遠ざかる為だろうか、女もまた一つ下がる。

 

―――彼の過去を使って、彼を傷つけた奴らを。

 

さらに前へ。

女の目じりに光るものが見えた。

 

「―――私は、許さない」

 

乾いた音。

女の背がフェンスに当たる。

これ以上押せば、これ以上踏み込めば。

こいつは、ここから落ちるだろう。

 

私の頭の中は思考の暴風が渦巻いてぐちゃぐちゃだ。

だけど、その一方で水底に沈んだように暗く冷静だ。

だから、これ以上動けば何が起こるかもよくわかっている。

わかった上で、それでも暗澹とした思惑は止まらない。

ゆっくりと前へ。

腕をフェンスの外へと動かす。

 

「やっ、ぃやっ!いやっ!いやだ!やめてっお願いっ!」

 

耳を劈く金切り声は風に晒されすぐ消えた。

私の手首を必死に持って、恐怖に歪められた表情で涙ながらに懇願する。

そっか。

許して欲しいのか。

やめて欲しいのか。

 

「た、助けでっ」

 

でもさ。

貴方を助けて、彼の傷が癒えるの?

今までたくさん傷つけられてきた彼の傷が治るの?

貴方につけられた新しい傷が無くなるの?

癒えないし、治らないし、無くならないよね。

私ね、今怒ってるんだ。

今までも、何度も、数えきれないくらい怒ったことはあるけど。

でも、こんなのは初めてだよ。

身体の奥が熱くて熱くて、血が蒸発してしまいそう。

なのにね?

吐く息も考えることも凍るように冷たいんだ。

それでね。

その冷たい私がね、言ってるの。

 

「許すな、止めるなって」

 

それと。

苦痛なくらい冷たい風よりも、救いようがないほど殺伐とした凍てる吐息を吹きかけた。

 

「助けるなって―――ね?」

 

初雪の白より白い私の手。

その先をほんのり赤でめかし込む。

また少し。

鮮やかな赤が濃くなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第七話 虎穴に入り辿る先 中

 

 

 

 




 









お疲れ様でした。
拙筆な文章にかかわらず、ここまでお読みいただきましてありがとうございます。


皆様皆様。
先日、自分はとてもすごい発見をいたしました。
皆様はネット小説を縦書きで読めることをご存じですか?
ん?
もうすでにメジャーなこと?
お、恐るべし情報社会。

こほん。
ネットで執筆されている作者様の作品をよく読ませていただくのですが、つい先日縦書きで読めることを知りまして。
それで、折角実装されている機能なので一回は使ってみようと縦書きで読んでみたのです。
結果から言うと、とてもいいっ!
書籍と同じ縦読み、そしてフォント。
たったこれだけなのに、今までの印象とまた少し変わってくるんですよ!
一作品で二度美味しい。
いいですよぉこれいいですよぉうへへ。

ごほん。
さて、今話やっぱり『中』になりました。
いやー、物語を書くってのは難しいですね。
次話でちゃんと収まるといいのですが……。
収まらなかったらなんて銘打てばいいのでしょう、なんて違う悩みも。
『中下』?『下中』?うーむ。


次も同じくらいの間隔で投稿出来ればと思っています。
長く間隔が空きますが、引き続きお待ちいただけたなら慶賀の至りでございます。
それでは、皆様。
また次話でお会い出来ることを、心待ちにしております。

追伸
し、知らぬ間に!
お気に入りしてくださっている方々がすごく大勢になっておられるぅ!?
な、なにごと!?
突然、ひっそりとしていたこの作品に一体何があったの!?
と、とりあえず。
初めまして。
私は皆様が僅かでもお持ちかもしれない、その期待よりもさらに至らぬ所ばかりの者です。
ですがそれを裏切らぬよう、期待に応えられずとも近づけるようにこれからも精進してゆく所存です。
ですので。
更新は遅いのに拙い文章ばかりではありますが、これからどうぞよろしくお願いいたします。









 

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