MrサタンZ 真の英雄   作:寅好き

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ナレーションはもちろん八奈見乗児さんで

ついにセルゲーム当日になった。いち早く会場にたどり着いたのはサタンとカーシ、そしてZ戦士も続々と集結。ついにサタン対セルかと思われた時に割って入ってくる者がいた。


魔人VS究極生命体 新旧ボス対決

「師匠のサタンの手を煩わす必要はない。俺が相手をする。」

辺りに大きな少し違和感が混じった声が響き渡った。

周りの報道陣だけでなく、Z戦士達も声の主に視線を送った。

声の主は上下をサタンと同じ胴着を見に着け、顔は元のブウの顔をかなり整えたもの(町を襲っていた時に女性に顔を整えて俺ってカッコイイ?といったときのもの)

体型は胴着で隠されておりそこまでの肥満体とは思われないぐらいの姿であった。

その姿を見て青ざめる者が1人そうヤムチャである。

「おっどうしたんだヤムチャ顔色がわりぃぞ。あいつ知ってんのか?」

ヤムチャがどうも挙動不審になっているので、悟空が心配になり尋ねる。

「ああ、あいつとは前に手合わせしたことがあってな。」

ヤムチャはどこか遠くを見ているような目をして話始めた。

「少し気晴らしで出た天下一武道会で対決してな…。(あのあとは大変だった。頭蓋骨陥没で仙豆を使うことになったし。)」

ヤムチャはぽつりぽつりと話している。

「エッヤムチャさん天下一武道会出たんですか。じゃあもちろん優勝を?」

金髪の少年悟飯に率直に聞かれ言葉を詰まらせながらヤムチャは話す。

「ああ、あと少しってところで油断した所をやられてな、ハハハハハ。」

「そうか残念でしたね。」

悟飯の聞いては不味かったというような対応は余計にヤムチャの心をえぐったのであった。悟飯がしっかりしているが故のことである。

「え~と、でもヤムチャと同じってのはスゲエな」

見た目にも明らかに落ち込むヤムチャを立ち直らせるためにも珍しく悟空が気を回しフォローする。

「ああ~、中途半端に力を得ちゃったからいい気になってセルゲームに出てきたのか。」

クリリンが思ったことを率直に言ったことにより、悟空のフォローも吹っ飛びヤムチャはKOされた。

そんな時であった。

Z戦士達にサタンが話かけた。

「すまないが、我が弟子を先に戦わせてもらってもよいか?」

かなり丁寧にサタンが頼んできたので悟空も笑顔で「いいぞ」と了承する。

しかしそれに反対するものも、

「やめろ、あの程度の力では殺されるぞ。」

 

戦闘力を図る能力を持っているからこそそう話す、大柄の男16号である。

「16号でえじゅうぶだ。セルゲームが天下一武道会と同じルールなら殺されることはねえ。もし殺されそうだったらおらが助けるし、それに…」

「お父さん?」

急に言葉を止める悟空に不審に思い話しかける悟飯に

「いやなんでもねえ。」

「そう。」

親子で話しているとそれに割ってはいる16号

「お前には聞いていない。」

「まあまあ、抑さえて。」

語気を強くして話す16号をクリリンが押さえる。明らかに仲が悪いのが伺えた。

「どうでもいい早くしやがれ。ぶっ殺すぞ。」

後ろから青タイツの男ベジータが怒鳴った。

「そう怒るなってベジータ。そう言うことだいいぞ。」

少し置いてきぼりを食らったようになっていたサタンは悟空に了承をもらい戻っていった。

「なんと、ミスターサタンの愛弟子で、以前の天下一武道会準優勝のカーシさんがミスターサタンの代わりに戦うようです。」

サタンが戻ってくると、鼻息を荒げてアナウンサーがカメラに向かって話している。

(じゃあカーシさん頼みました。)

(任せとけ。)

目と目でサタンとカーシが合図を交わしあった。

「なんだ貴様は、私は孫悟空と少しでも早く戦いたいんだがな。」

口調は穏やかだがその言葉には少しばかり怒気が含まれていた。

「クソッセルの野郎カカロットしか眼中にないだと。ふざけやがって。」

ベジータに対して言った言葉ではないがいち早く腹をたてていた。

「ん、どういうことだ?」

カーシは子供のような感じでセルに尋ねた。

「頭の悪いやつだ。それはな…」ピーー

セルが話そうとした瞬間であった。

カーシの頭から蒸気が吹き出した。

「俺の頭が悪いだと。お前生意気だぞ。」

「フンヤカンだったか。」

だんだんと一触即発の状態になってきた。

「直ぐに倒してやろうと思っていたがやめた。少し遊んでやろっ。」

カーシも善であるが元は魔人である。いつぞやと同じ獰猛な笑みを浮かべていた。

「フッフフ、フッフフ。」

カーシがいきなり鼻歌を歌いながらスキップをしてセルに近づいていく。

「ウォーミングアップにもならんな。すぐに終わらせてやる。」

セルが言い終わるか終わらないかという時に姿が消えた。

「は、速い!!」

悟空や悟飯以外のZ戦士が驚愕の声をあげた。それほどまでにセルの動きが速かったのだ。

姿が現れたと思われた時には、セルの腕がカーシの腹部に深々と刺さっていた。

「セルめやりやがった。」

クリリンやヤムチャ、天津飯は目を逸らすが

「いややっちゃいねえ。」

悟空のやけに冷静な声が上がる。

「な、なんだこれは抜けんぞ。」

嫌な笑いを浮かべていたセルがもがき出した。

「ん、どうしたんだ?お前なにがしたいんだ?」

カーシがセルを嘲笑うように話しかける。いやもとからこうなのかもしれないが。

「貴様、放せ。」

セルが押そうが引こうが腕が抜けずもがいている。かなり滑稽な姿である。

「離れたいんだな。わかったぞ。ぶう。」

「ぶるああぁぁ!!」

カーシが刺さっているセルの腕に手刀を軽く放つとセルの腕が切り取られた。

セルは紫色の血を撒き散らしながら断末魔をあげた。

これにはZ戦士も声すら出すことができなかった。

「ぽいっ」

カーシはセルの腕を放り投げだ。

セルの腕は雲を砕きながら天高く舞い上がりお星さまになったとさ。

「おのれ、ふん」

セルが力をいれると緑色の体液を撒き散らしながら腕が再生される。

「面白いなお前。」

カーシは笑いながら手を叩いている。その姿は子供のようでもあり、子供特有の残酷さをも秘めたものであったが、セルは怒りで取り乱し始めていた。

「おのれ、おのれ、おーのーれー!!ぶっ殺してやる。」

セルは完全に怒りで我を忘れていた。

セルが声をあげるとセルが黄金色に輝き出し、爆風のような突風を撒き散らした。

「ぶっ殺してやる。本気で行くぞ。」


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