…ここは、どこなのか…
気がついてから、そればかり考えていた。
丸一日ほどかけて考えた結果、「ここは、知らない場所」という事しかわからなかった。
…暗いようで明るい、明るいようで暗いここは、本当にどこなのだろう。
とりあえず、ずっと同じ場所にいても変化がないから、移動してみよう…
移動しながら、少しわかった事がある。暗いようで明るいここは、何かの中だということ。そして、周りには目のようなものがたくさんあったこと。
しばらく進み続けると、目のようなもののひとつがどこかを映し出していた。
…あの中に入れば、何かわかるかもしれない…
そう思って、迷いなく、その目の中に飛び込んだ。
……………………
その先は、やはり知らない場所だった。どこかの森の中だろうか?木がたくさんある。鳥の声は聞こえないけど。
それにしても、さっきまでいたところより明るいけど、ここも相当暗いなぁ。
…よし、目標を持って進もう
次の目標は、誰かに会うこと。会って、出来れば会話すること。
この目標を達成するまでは、進み続ける。
そうして、誰かに会うために再び歩き出した。
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…?ここ、さっきも通った?んー、似たような木が多すぎる。木を目印にしたのは失敗だった。
この森についてからもう半日もたっていた。その間、ずっと歩き続けているのに誰にも会わないし、森の外にも出られていない。いい加減、飽きてきたし苛立ちも覚え始めていた。
…あー、いつまで進み続けるといいんだよ。ん?少し明るくなってきた? あ、太陽が出てきたのか。という事はさっきまでは夜だったのか。どうりで、どんどん暗くなると思った。朝になったのなら誰かに会える可能性はあるよね。よし、がんばろ。
・・・それから3時間くらい後・・・
進み続けているとどこかから誰かの声がした。周りを見渡してみると向こうの方に青い服を着た綺麗な羽がある少女がいた。
…ねぇ!あの…
青「ん?だれー?大ちゃん、知ってるひと?」
大妖精「ううん。チルノちゃんこそ、知っている人じゃないの?」
チルノ「ねぇ、なんかしゃべったら?だれか知らないけど、喋んなきゃかんじ悪いよー。」
…あ、そうか、しゃべらないと伝わらないのか…
「ねぇ、ここがどこか知ってる?」
チルノ「ここ?」
大妖精「えっと、ここは魔法の森です。外来人の方ですか?なら、博麗神社に行くといいですよ。」
チルノ「博麗神社は、こっちにまーっすぐ行ったらあるよー!」
「博麗神社…ありがとう。」
チルノ「うん!また会ったときにはあなたがだれか教えてね!」
「…うん。」
・・・移動中・・・
博麗神社というところに向かって歩いている。本当にこっちであっているのか、という疑問を抱き始めた。やっぱり森から出られない。
…それにしても、あの羽は何だったんだろう。作り物には見えなかったし…
チルノ『あなたはだれか教えてね!』
ふと、その言葉を思い出した。
…あなたは誰、か。誰、というよりは、何、という方が正しいのだと思う。ずっとここはどこか、ということしか考えていなかったけど、自らの事もよくわかってなかったんだなぁ。博麗神社というところに着くまで、少し考えてみようか。
まず、自らの姿は…うん、人間のようだ。よかった、これで異形のナニカだったら、どうしようかと思った。
んで、女だよね。ここらは、思っていた通りだ。
見た目は、それでいいとして、分からないのは中身だよね。種族…不明。名前…不明。出身地…不明。家族構成、仲間、以前の暮らし方…不明。
…あれ?もしかしなくても、かなり怪しいやつじゃない?とりあえず、名乗るための名前を考えないと…
………???………
紫「…?何か得体の知れないものが入ってきたわね。」
藍「そうなのですか?私には何も感じませんが。」
紫「えぇ。感じ取れないのも仕方ないわ。人間のような雰囲気があるもの。
藍「…見てきましょうか?」
紫「いえ、しばらく様子を見ましょう。」
紫「…あの子は一体何なのかしら…?」
小説書くのって難しいですね。
主人公は、一体何なのでしょうね〜。
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