クリスマスはジャックちゃんと過ごしたので投稿が遅れましたが、取り敢えずマルタさんが酷い目にあいます
「……で、さ。馬鹿騒ぎしたけど、俺、結構眠いんだ」
「じゃあこんな所でタバコ吸ってないで戻りましょうよ……けほっ」
あの馬鹿騒ぎから暫く。俺とメディアは落ち着いて仲良くタバコを咥えていた。
煙が空を舞っていき、子供たち、というか六香ちゃんとマシュちゃんには悪影響だし見せたくないからな。こうやって隠れて吸うしかない。
「ってか、お前もなんやかんやで吸うのな」
「それなりに美味しいですし……慣れませんけど」
そう言ってタバコを咥えたメディアが煙を吸ってまたむせた。まぁ、暫くは慣れんさ。時間をかけてゆっくり慣れるモンだ。
「あら。こんなトコで何してんのよ、アンタ達」
「誰だ……って、エリザベートか」
そんな俺達の元へやって来たのは今日仲間になった英霊。反英霊のサーヴァント、エリザベート・バートリーだった。
ヤケに露出の高い衣装の彼女はアイドルアイドルとうるさいが、彼女がやった事は俺ですら知っている程だ。六香ちゃんが連れて来なかったら喧嘩していたらしい清姫の方に加担してエリザベートを倒していたことだろう。
しっかし、清姫ってのもまたビッグネームだ。名前は忘れたが恋い焦がれた僧に嘘をつかれ裏切られ、憎んでストーキングした結果、竜にまでなったという、とんでもない伝説を持つ英霊。いや、反英霊か……?
本人はバーサーカーと言っているが、意志の疎通が出来ているため、何かバーサーカーとはいまいち思えないのが俺だ。
「へぇ……面白いもの持ってるじゃない。貸しなさいよ」
「間接キスでよければ」
「その程度気にしないわよ」
エリザベートは俺のタバコを受け取ると、そのまま迷う事なく口をつけて煙を吸った。そしてむせた。
「けほっけほ……うえぇ、何よこれ」
「ガキンチョにゃまだ早いよ。返した返した」
エリザベートの手からタバコをひったくり、咥える。ガキンチョとは何よ、とエリザベートは言ってくるが、どうせエリザベートもメディアと同じように子供の頃の姿で召喚されたのだろう。
なら子供だ。だが、怒って殴られたら軽く死ねるため、冗談だよと答えてやれば、怒りながらも俺の隣に腰を下ろした。
「……アンタ、あの子ジカ達の何なのよ」
「子ジカ……?あぁ、六香ちゃんたちか。ただの引率だよ、引率」
戦友、と呼ぶにはまだ彼女達は未熟だ。だから、今はまだ引率で十分だ。
エリザベートはふーん、と呟いてから興味なさ気に空に浮かぶ月を見た。
「……暇ですね」
「暇だな……」
「……歌おうかなぁ」
「割と本気で止めなさい、ドラバカ娘」
エリザベートの呟いた言葉に反応して声を投げかけたのは果たして誰か。エリザベートははぁ!?とキレ気味に後ろを向き、俺は何で火に油を注ぐんだ、と後ろを向いた。
そこにいたのは緑色の着物に身を包んだ、エリザベートとどっこいどっこいな英霊、清姫がいた。
ふむ……普通なら分からんが、俺には分かるぞ。清姫は着痩せする。っていうか、絶対に胸でかい。ロリ巨乳だ。
「何やらそこの男から変な視線を感じますが……まぁ、いいでしょう。して、ドラバカ娘。歌うんなら敵地のど真ん中へ行きなさいな。ここだと
「どういうことよ!?この私の歌で死ぬってどういうことよ!?」
「文字通りです!何度わたくしが貴女の歌声で死にかけたことか!サーヴァントだったからよかったものの!!」
「……メディア」
「はいはい。ぺいんぶれいかー」
『ザクっときたぁ!?』
メディアの宝具、修補すべき全ての疵は本来あるべき姿を算定してから、そこまで治療するというチートだ。だから、即死以外は基本的に回復できるし、こういった喧嘩、まぁつまりは仲の拗れも直すことができる、という。
そんな短剣型宝具をエリザベートと清姫の頭に刺してから数分。二人は借りてきた猫のように大人しくなり、俺の隣で俺が適当に取り出したシャボン玉を出すアレでシャボン玉を吹いて遊んでいた。
「……喧嘩してたら
「そうねぇ……あの聖人がぶった斬りにこないとも限らないし……」
何か……清姫のバーサーカーっぽい所が全部消し飛んだ気がするし、エリザベートもなんかアイドルじゃなくて村娘っぽくなってるのは……まぁ、メディアもうっとおしく思ったのだろう、あの喧嘩は。
まぁ、随分と二人も大人しくなった(当社比)から、俺も寝ますかね。
しかし、運命というものはそれすらも許さないようだった。
『おかあさん、サーヴァント見つけたよ。真っ直ぐおかあさんの方に向かってる』
あー畜生、夜襲は基本ですもんね夜襲は。と俺は意識を切り替えながら立ち上がる。メディアの方にも同じ情報が行ったのか、メディアも俺に引き続いて立ち上がった。そして直感が何やらでこれを察知したヒロインXが俺達の元にやってきた。
これで俺のサーヴァントは皆臨戦態勢。よく分かってないエリザベートと清姫にはメディアに説明を頼み、俺とヒロインXで会議を始めることにした。
「どうする、ヒロインX」
「そうですね……私がカリバるってのはどうでしょう?」
「どんな動詞だと突っ込みたいが意図は察した」
つまりは初手エクスカリバー……完全なる初見殺しにして最強の一手。それを開戦直後に切る……次いで送られてきた情報によると敵サーヴァントはライダーらしい。何故か途中で拳を鳴らしているらしいが、グラップラーの間違いではなかろうか……?
取り敢えずは、ジャックは常にライダーの後ろを取るように隠れてもらい、俺達は他の手段を取ろう。流石に、敵の黒ジャンヌに新しいサーヴァントを召喚した事がバレているとは言え、恐らく本人が自負しているからヒロインXの真名は分かっていないだろう。ダウィンチからの情報によると、コイツの真名はマジで謎のヒロインXで登録されてるらしいから。
エクスカリバーなんて見られただけでもヤバイ代物だ。なるべく黒ジャンヌにバレてほしくはない。少なくとも、今の段階では。
なら、確実に殺しに行き、そしてヒロインXのエクスカリバーを隠さなければならない。って事で……
「エリザベート、清姫。ちょっと手伝ってもらうぞ。勿論、メディアもな」
目くらまし兼攻撃で時間を稼ぐとしよう。
****
開戦は森の中でも少し開けた場所。敵のライダーは俺達へ向かってきているため、少しの時間の猶予で場所を変え、俺達は構えてライダーを待つ。
「……これは少し野蛮じゃないかしら。っていうか外道のやることでしょこれ」
「旦那様の寝顔写真旦那様の寝顔写真旦那様の寝顔写真旦那様の寝顔写真……」
「あのー、あのバーサーカー、普通のバーサーカーよりも変なバーサクしてますけど」
「買収しなきゃ野蛮すぎて嫌だって聞かなかったからな……」
「いいからヒロインXさんはそれ構えてくださいよ」
エリザベートと清姫とメディアに俺が取り出したある物を持たせて構え、片膝を付いて四人で並んで構え、ヒロインXは俺達の後ろで金色と黒色の聖剣のブッパの用意をしてもらっている。
エリザベートと清姫、メディアは今構えている物とは全く似ても似つかない美少女だし、服装もアレだが、エリザベートはランサー故に近付かなければどうにもならず、清姫も宝具頼りのバーサーカーのため、通常戦闘では味方のサポートに回らざるを得ない。メディアは省略。なら全員で遠距離攻撃したらいいじゃん、というのが今回の作戦だ。
悪いが、こっからは俺も全力でやらせてもらう。と言うか、ジャンジャン武器は使わせてもらう。弾?後で考える!
『おかあさん、もうあと十秒くらいで見えるよ』
「よし、全員、準備はいいなぁ!」
『はーい』
エリザベート、清姫、メディア、俺が肩に担いで構えるそれの照準を敵が出てくるであろうポイントに合わせ、ヒロインXも魔力を金色の方のエクスカリバーに溜めている。
そして、次の瞬間。杖を持ったライダーが現れた。
「撃てぇい!!」
「え?」
その瞬間、四人で片膝ついて構えていたそれの、RPG-7の引き金を引いた。
爆音と共に飛んでいく弾頭。それを見てライダーは一瞬何が起こったのか分からない顔をしてからすぐに顔を青ざめさせた。
「ちょっ!?いきなりそんなの有りぃ!?『
だが、ライダーとて英雄の一人。飛んでいく弾頭を見た瞬間には避けられないと判断したのか宝具を使った。
ライダーの目の前には亀の甲羅のようなものが一瞬で出現し、RPG-7四発の直撃から自身を守った。
だがなぁ!!こっちにはまだ最強の聖剣があるんだよぉ!!
「ヒロインXゥ!!」
「本来はセイバーに撃つものですが、ゲーム的には相性抜群!!束ねた星の息吹で死ねぇ!!『
ヒロインXのエクスカリバーから極太の金色のビームが放たれる。
うわぁ……込められた魔力がおっかねぇ。っていうか、防げる気しねぇ。よくマシュちゃんはこれを防げたな……
「はぁ!?エクスカリバーとか反則でしょ!!?」
敵のライダーが最もな事を言いながら再び亀の甲羅のような盾で防ぐ。
タラスク、タラスクねぇ……タラスクと言えば聖女マルタ。あ、あのライダーは聖女マルタか。
えっ、聖女マルタ?何でそんな大物がバーサークライダーになってんの?っていうか、何でルーラーじゃねぇの?アンタのような人はルーラーとして召喚されるんじゃねぇの?
まぁ、いいや。どうせここでおさらばなんだしなぁ!!
「ジャック、霧を出せ!!」
俺の叫びにジャックは答え、未だにビームとの攻防をしているマルタを毒の霧で覆う。しかし、聖女マルタの対魔力の前には無力。
だが、この瞬間にジャックの宝具の条件が、全て満たされた。つまり、ジャックの宝具はマルタに対する絶対的な殺人権を手に入れた。
そして。
「ヒロインX!魔力は持って行っていいからぶった斬れ!!」
「ならば赤とか白とか黒とかルーラーとか獅子とかオッパイとかなんか色々と消し去る私の真の力をお見せしましょう!!」
ビームが途切れた瞬間、ヒロインXが俺の体から遠慮無しに魔力を持って行き、両手の聖剣を構える。
そして、ヒロインXのダブルエクスカリバーがなんかビームサーベルみたいにエネルギーを放出し、マルタの背後にはスッゴイ悪い笑顔でナイフを構えたジャックがいる。
勝ったな。風呂入ってくる。
「此れよりは地獄……わたしたちは以下省略」
「星光の剣よ!取り敢えず敵をぶった斬るんで何かそれっぽくなれ!」
「なんて適当な!?しかもエクスカリバーか二本!!?」
まぁ、適当だろうと宝具が使えればいいんだよ。使えれば。あと、エクスカリバー二本に驚くのは……うん、気持ちは凄いわかる。けど止めねぇから!
「取り敢えず解体するね!『聖母解体』!!」
「ミンナニハナイショダヨ!!『
そして、エクスカリバーからビームみたいなものを出しながらかっ飛んでいったヒロインXとジャックがマルタを中心にスレ違うその一瞬で得物が振りぬかれた。
ジャックとヒロインXが得物を仕舞った瞬間、マルタの体はバラバラになった。
「こ、こんな外道戦法……いつか天罰が下るわよ……」
「ふっ……私はセイバーに逢うてはセイバーを斬り、神に逢うては神を斬る!!主にセイバーばかり増やす神をッ!!」
「どんな……神よ…………がくっ」
最後の力で言葉を残したマルタはそのまま死に、消えて行った。
まぁ……こっちにはアーサー王、エリザベート、清姫、メディア、ジャックがいる訳だし、これで負ける方が不思議なんだけどな……クラス的にな前衛を張れるのがエリザベート一人に見えるが、アーサー王はアサシンとは名ばかりでステータス、スキル、宝具は完全にセイバーだ。これでライダーを相手にするとか、最早イジメにしかならないな……
イジメだろうが人理修復出来れば何でもするけどネ!
ジャックとヒロインXはそれぞれの武器を仕舞い、メディア、エリザベート、清姫からはRPG-7の本体を受け取って置換魔術でカルデアの武器庫へと返した。そして清姫には俺が
ってか、よく見ればこの場には俺以外だと子供しかいないな……メディア、エリザベートの推定十四歳コンビ、清姫十三歳、ジャック年齢不詳。しかし外見から十代前半。そしてヒロインX……史実だとそれなりに歳食ってるが……うん、十四歳位だろう。
「今胸元に不快な視線を感じたんですが。カリバっていいですか?」
「いや、ちょっと胸が平原なのを哀れんだだけだから。不快な事思ってないから」
「十分不快なんだよなぁ……!」
って言うか、俺にはロリっ子が集まる呪いでもあるのか。サク然り、ジャック然り、メディア然り、ヒロインX然り、マリー然り。あ、エリザベートと清姫は六香ちゃんについてきたからノーカンな。
俺、ロリコンじゃないのになぁ……マシュちゃん位に胸が大きくて、かつお姉さん系が好みなんだけどなぁ……ジャンヌみたいな子が好みなんだけどなぁ……けど、もう俺も二十八だし、今更結婚ってのもなぁ……もうサクを養子にして終わりでいいかもしれない。
取り敢えずと言わんばかりに懐からタバコを咥えて咥える。いやぁ……月が綺麗だなぁ……さて。
「寝るか」
明日に備えて寝ますかね。作戦決行は明日の夜中だけど。
ジャック(ロリ)、メディア(ロリ)、ヒロインX(ロリ?)、清姫(ロリ)、エリちゃん(ロリ)を引き連れる主人公。これは紛う事なきロリコンですわ……あと、マルタさんに関しては相手が悪かった。だって夜中のジャックちゃんとヒロインXとか無理ゲーにも程がありますし。まぁ、それでも結局は安定の初手爆破なんですけどね。
基本的にこの作品の初手は爆破です。なのでジャンヌオルタも爆破されます。
一体どんな兵器が使われるのか予想しよう!ちなみに、英国が作った欠陥兵器が使われます。ダウィンチちゃんの魔改造が施されて。
じゃあ、皆!また今年中に投稿するかもしれないけどよいお年を!福袋ガチャはちゃんと引くんだぞ!自分は孔明もマーリンも持ってないんでキャスター引きます(血涙)