異常なまでの恐怖症   作:アルスDQ

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どうもアルスDQです!
書いてて思うんですけどなぜかガハマさんアンチが多いような…。

作品振り返ってみたら八結1回も書いたことがなかった驚愕の事実…なんでだろう?

ではどうぞー!


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もし、比企谷八幡が極度の女性恐怖症だったら…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

case49 雪ノ下雪乃4

 

ガラガラ

 

「お、おーす…」プルプル

 

「こんにちは比企谷君。」ニコッ

 

「お、おう…」プルプル

 

ドサッ

 

「ふぅ…」

 

(本を読んでいる比企谷君もいいわよね…。すごい様になってるわ…。あ、そういえば職員室でさっきまで何をやっていたのかしら?聞いてみましょう!)

 

「ところで比企谷君。」

 

「?」

 

「さっきメールで職員室にいっていて遅れるのはわかったのだけれど何で呼び出されたのかしら?」

 

「職場体験の希望調査で…自宅で在宅業って書いたらダメだった…。」プルプル

 

(在宅業?はっ!多分比企谷君は女性と同じ環境で仕事をしたくないからそのようなことを書いたのね。比企谷君の場合恐怖症がなければハイスペックな気がするもの…)

 

「で、平塚先生には大工さんはどうだって言われたが…」プルプル

 

「なるほど…」

 

(たしかに大工さんで女性は少ない…。それに力仕事だから女性がいる確率は少ないわね…。他には何か…?)

 

「なら比企谷君、webデザイナーとかはどうかしら?」

 

「webデザイナー…」

 

「ええ、どんなものかはわかる?」

 

「ああ、母親がそれっぽいことしてるのを見たことがあるからな…。なるほどありかもしれない…」ブツブツ

 

(…比企谷君のお母様はいろいろなことができるのね。やっぱり尊敬すべき人ね!)

 

 

比企谷八幡は彼女と会話をし、考える。

 

雪ノ下雪乃は彼に案を出す。そして改めて彼の母親を尊敬する。

 

 

case50 由比ヶ浜結衣5

 

「ねえねえヒッキー知らない?」

 

「知らない…」

 

「そっか。うーん、ヒッキーどこにいるんだろ?」

 

「あのー、ちょっと由比ヶ浜さん聞きたいことがあるんだけれど…」

 

「んー?」

 

((((まさかあいつ…!))))

 

「由比ヶ浜さんが言うヒッキーは人のことよね?」

 

((((聞いたーー!?))))

 

「そうだよー。」

 

「そ、そうだよね…。で、そのヒッキーさん?の名前はなんて言うの?」

 

「ん?ヒッキーはヒッキーだよ?」

 

((((は?))))

 

「え、えっと?もう一度聞くけど…。ヒッキーさん?の本名はなんて言うの?」

 

「だ・か・ら、ヒッキーはヒッキーっていってるし!もう!」プンスカ!

 

((((えー…))))

 

「あ、そろそろヒッキー部室来てるかもしれないし部室に戻ろっと!」

 

タタタッ

 

「「「「………」」」」

 

「「「「だからヒッキーって誰よ!?」」」」

 

 

由比ヶ浜結衣は人に伝えるときに十ではなく三ぐらいである。彼女は自己完結で終わってしまう。

 

 

case51 由比ヶ浜結衣6

 

ガラガラ! バン!

 

「あ、ヒッキーいるじゃん!」

 

「お、おう…」ガタガタ

 

「もう探すの大変だったんだからね!誰に聞いても『ヒッキー?誰?』って言われるし!ヒッキーの名前みんな知らなさすぎだし!」

 

(…それはあなたがヒッキーとしかいっていないからではないのかしら…?)

 

「わ、悪い…」ガタガタ

 

「だからさ…携帯教えて!いちいち探すのもめんどくさいし…」モジモジ

 

「む、無理…」ガタガタ

 

「はぁ!?なんでだし!」

 

「ま、前にそうやってクラスの女子に教えたら…次の日、クラスの女子全員から俺の悪口なんかが書いてある嫌がらせメールが来たんだ…。俺は1人にしか教えてないのにも関わらず…。1日に数千件も…」ガタガタ

 

「」

 

「だからそれ以降女子とは連絡先を交換してない…。怖いから…」ガタガタ

 

「」

 

(それに由比ヶ浜に教えると友達とか多そうだから万が一があった場合、すぐに広まりそうで怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い…)ガタガタ

 

コンコン

 

 

比企谷八幡は過去のトラウマで女性と連絡先は交換しない。

 

由比ヶ浜結衣は彼のトラウマを正確に抉る。

 

雪ノ下雪乃はそんな彼が自分に教えてくれたことを嬉しく思う。

 


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