異常なまでの恐怖症   作:アルスDQ

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どうもアルスDQです!
今回からはサキサキ編突入!
さてさてどうなるかー?
ではどうぞー!


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もし、比企谷八幡が極度の女性恐怖症だったら…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

case62 由比ヶ浜結衣7

 

「……」携帯ポチポチ

 

「……」勉強中

 

「……」勉強中

 

「……」ポチポチ

 

「……」勉強中

 

「……」勉強中

 

「んー!ひ・ま!」

 

「はぁ…、することが無いのなら勉強でもしていたら?中間試験まであまり時間も無いことだし。」

 

「勉強とか意味なくない?社会に出たら使わないし…。高校生活短いし、そういうのにかけてる時間もったいないじゃん!」

 

(まずあなたが社会に出れるのか不安だわ…)

 

「あ、ならこれからみんなで勉強するばよくない?うん!そうしよう!じゃあ、さっそく今から行こう!レッツゴー!」

 

「え、ちょっ由比ヶ浜さん!?」

 

「嫌だいやだイヤダ嫌だいやだイヤダ嫌だいやだイヤダ嫌だいやだイヤダ嫌だいやだイヤダ嫌だいやだイヤダ嫌だいやだイヤダ嫌だいやだイヤダ嫌だいやだイヤダ嫌だいやだイヤダ嫌だいやだイヤダ嫌だ…」ガタガタ

 

(ゆ、雪ノ下とならまだしも、由比ヶ浜と勉強会なんてやばい…、やばすぎる!)ガタガタ

 

「ほらいくし!」ぐいっ

 

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

カクッ

 

「」白目

 

「比企谷君大丈夫!?」

 

「ほらレッツゴー♪」

 

 

比企谷八幡と雪ノ下雪乃は由比ヶ浜結衣に連行される。そんななか、比企谷八幡はなんとか戸塚彩加を連れていくことに成功した。

 

 

case63 勉強会

 

「ねぇヒッキー!」

 

「な、なんだ…」ガタガタ

 

「なんでそんなに遠くに座るし!」

 

「べ、別にいいだろ…。」

 

通 八幡 ◯ 戸塚

 

路 雪乃 ◯ 結衣

 

「よくないし!」

 

(だ、だって何やってくるかわからないし、すぐに逃げ出せる通路側じゃないと危険すぎる…。それに由比ヶ浜の隣や正面に座ったら死ぬかもしれん…)ガタガタ

 

「いいからこっちで一緒に座るし!」

 

「ひぃ!?」

 

ガシッ

 

「え?さいちゃん…?」

 

「由比ヶ浜さん、八幡にだって事情があるようだし、無理矢理はよくないよ。ね?」

 

「そうよ由比ヶ浜さん。別に席順なんて勉強会やるに関係ないでしょ?」

 

「う、うぅ…」

 

・・・

 

「お、お客様大丈夫ですか!?顔色が悪いようですが…」

 

「あ、ああ…とりあえずドリンクバーを4つた、頼む…」

 

カクッ

 

「お、お客様!?お客様!」

 

「」気絶

 

 

比企谷八幡はドリンクバーを全員分を店員に頼んだ後、気絶した。

 

雪ノ下雪乃と戸塚彩加は彼女を止める。

 

由比ヶ浜結衣は彼らに止められたが、納得できていない。

 

 

case64 ドリンクバー

 

「じー…」小銭片手

 

「ゆ、雪ノ下?ど、どうした?」プルプル

 

「その…比企谷くん、お金はどこに入れるのかしら?」

 

「え?」

 

「もしかして雪ノ下さん、ドリンクバー知らない?」

 

「え、ええ。こういったお店に来るのはあまりなくて…。それにドリンクバー?というものを頼んだことなくて。」

 

「「そ、そうなんだ…」」

 

「それで、どうすればいいのかしら?」

 

「え、えっと…。まずお金はいらない…。さっきの注文でドリンクは飲み放題だから。」

 

「簡単に言うと、ホテルとかのビュッフェの飲み物バージョンかな?」

 

「なるほど…」

 

「つ、次は、普通のジュースかココアなどのカップ系か決める…。カップでアイスを飲みたい場合は先に氷を入れてから…」

 

「で、後はグラスかカップを指定の位置に置いてボタンを長押しするだけかな?あ、カップの方は長押ししなくていいよ。」

 

「なるほど…ね。分かったわ、実際にやってみるわ。 」ドキドキ

 

「……」ガチャ

 

「……」カコンッ

 

「……」ポチっ

 

「…で、できたわ!やったわ比企谷君、戸塚君!これでドリンクバーはマスターしたわ!」

 

「お、おう…」

 

「よ、よかったね雪ノ下さん…」

 

 

比企谷八幡と戸塚彩加は彼女にドリンクバーの使い方や説明を教えた。

 

雪ノ下雪乃は初めてドリンクバーを知り、彼らに教えてもらい使い方をマスターした。

 

 

case65 勉強会2

 

「んじゃ、始めよっか!」

 

「…」スチャ

 

「…」スチャ

 

「…」カリカリ

 

「はぁ⁉︎なんでヒッキーとゆきのん音楽聴くの!?さいちゃんもなんで無言でやろうとするの!?」

 

「べ、勉強に集中出来るから…。ざ、雑音もないし…」ガタガタ

 

「それに音楽が聴こえなくなったら集中しているいい証拠になって、モチベーションが高まるものね。」

 

「僕はある程度雑音があったほうが集中できるから音楽は聞かないけど、集中したいから話したりはしないかな。」

 

「はぁ!?勉強会ってこうじゃないし!」

 

バンッ!

 

「…では、どんなものが勉強会なのかしら?」

 

「出題範囲確認したり、わからないとこ質問したりするの!休憩も挟んで、後は相談したり、それから情報交換したり。たまに雑談もするのが勉強会だし!」

 

「そ、それただ話してるだけじゃん…」ガタガタ

 

「そもそも勉強というもの自体が一人でやるように出来ているのにね…」

 

「まあ、効率は良くなさそうだよね…」

 

「だから…それは勉強会じゃ…!?あ、あたしちょっとトイレ行ってくる!」タタタッ

 

「なんか慌ただしいね。」

 

「そうだな…」

 

・・・・

 

「……」カリカリ

 

「……」カリカリ

 

「……」カリカリ

 

「あ、八幡ここなんだけど…」

 

「ここはだな…こういうかんじだ。」

 

「ありがとう八幡!」

 

「おう。」

 

 

「あれ?お兄ちゃん?」

 

 

比企谷八幡と雪ノ下雪乃、戸塚彩加はテストに向けて勉強している。たまに分からないところはお互いに教えあっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「な、何…。さっきの感じ…。」

 

「どこからか殺気みたいなものを感じたような…。あそこにいたら何か危ない気がしたからとりあえず荷物を持ってトイレに来たけど…」

 

「あ、窓から店を出ればいいじゃん!」

 

「よいしょ…」

 

 

由比ヶ浜結衣は身の危険を察し、荷物を持ってトイレに行き、窓から店を出た。

 

 


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