異常なまでの恐怖症   作:アルスDQ

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どうもアルスDQです!
まだまだ続く川崎編!
ではどうぞー!


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もし、比企谷八幡が極度の女性恐怖症だったら…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

case79 調査2

 

「川崎さんはここにはいなかったわね。」

 

「な、なんでわかったんだ…?」プルプル

 

「シフト表を見たのだけれどいなかったのよ…」

 

「そ、そうか…。」

 

「あれ?シフト表なんかあったの?」

 

(由比ヶ浜さんも見ていたはずなのに…気づいてないのね…。)

 

「けぷこん、けぷこん!なら我の役目はここまでだな!この後は少し用事があるので我はここで失礼する!」

 

「おう!ありがとな材木座!」

 

「構わん!我とお主の仲であろう!またいつでも頼ってくれ!では!」

 

タタタッ

 

「次はどうしようか?」

 

「そうだな、もう1軒の行ってみるか…」

 

「たしか、名前は…『エンジェルラダー 天使の階』だったわね…。ここはドレスコードがあるお店ね。」

 

「どれいこーど?」

 

「由比ヶ浜さん、ドレスコードよ。さまざまな機会と場所などでそこに相応しい服装をすることよ…。お店によってあったりなかったりするわね。」

 

「あたしそんな服ないよー!?」

 

「ぼ、僕もないかな…」

 

「比企谷君は…?」

 

「俺はある…」プルプル

 

「なら、由比ヶ浜さんはうちに来てちょうだい。私いくつか持っているから。」

 

「本当!ありがとうゆきのん!」

 

「戸塚は…俺の家にいくつかあるから貸すぜ…」

 

「ありがとう八幡!」

 

「では一回解散して改めて集合しましょう。」

 

 

彼らは一度解散する。

 

 

case80 由比ヶ浜結衣9

 

「ここがゆきのんの家かぁ…」

 

「由比ヶ浜さんそんなことはいいから早く入って。」

 

「うん!」

 

「えっと…、じゃあこれね。由比ヶ浜さんこれに着替えてくれる…?」

 

「わかった!」ヌギヌギ

 

「どうかしら?」

 

「うーん、胸がかなりきつい…」

 

「」

 

「じゃ、じゃあこれ…」

 

「これもきつい…」

 

ギリッ!

 

「これも結構きついし。」

 

ギリギリッ!

 

「これもきつい!あー!もう!」

 

「ゆきのんのドレス着たやつ胸がきつくて入らないじゃん!だったらあたし行かないから帰るし!じゃあね!」

 

ガチャ

 

「…」

 

「…….」

 

「………」

 

「あ………くが…」

 

「あの……くが!!」

 

「あの駄肉牛が!!」

 

 

雪ノ下雪乃は胸のことを馬鹿にされてとうとうキレる。

 

由比ヶ浜結衣は胸が無駄に大きすぎてドレスに収まりきらない。さらに行くのをやめた。

 

 

case81 比企谷白良6

 

「へぇ、ここが八幡の家なんだ!」

 

「ああ、ただいま〜」ガチャ

 

「お、お邪魔します…」

 

「あ、八幡おかえり〜♪」

 

「ただいま…」

 

「うんうん♪で?その子は?」

 

「あ、初めまして。戸塚彩加です。で、多分勘違いされてると思うんですけど僕男です…」

 

「八幡の母の比企谷白良です〜♪よろしくね戸塚君!あ、ちなみに私は最初から男の子って気づいてたけどね。」

 

「マジで…?母ちゃん気づいてたの!?」

 

「もちろん!私を誰だと思ってるの?」

 

「俺の母ちゃん。」

 

「だ・い・せ・い・か・い!さすがは八幡〜♪わかってる〜!」

 

「仲いいなぁ…」

 

 

比企谷八幡は母親が戸塚彩加の性別を間違えなかったことに驚愕している。

 

比企谷白良は初見にも関わらず戸塚彩加の性別を間違えない。

 

戸塚彩加は自分の性別を間違われなかったことに驚いている。

 

 

case82 比企谷白良7

 

「…ということで戸塚にスーツ貸したいんだけど…」

 

「なるほど、なるほど…。OK!なら私に任せなさい!八幡と戸塚君の2人分のスーツ持ってくるわね。」

 

「ありがとうございます!」

 

「あ、それと八幡。」

 

「?」

 

「私も行くから♪」

 

「え?why?」

 

「高校生だけでそこに行かせるのもあれだし、万が一何かあった場合困るし?もしバレてもなんとかなるし?というかするし?ということで行くから♪」

 

「で、でも八幡のお母さんに迷惑かかるんじゃ…」

 

「大丈夫大丈夫!私が勝手に行くだけだから気にしない!気にしない!さ、着替えて行くよ!若者たちよ!」

 

 

比企谷八幡と戸塚彩加は彼女の選んだスーツに着替える。

 

比企谷白良は息子たちについて行くことに決め、自らもドレスに着替える。

 


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