かなり久しぶりな気も…
今回は過去編!入学式の事故のお話です!
ではどうぞー!
もし、比企谷八幡が極度の女性恐怖症だったら…
case95 事故1
prrrr.... ガチャ
『はい、雪ノ下ですが…、って都筑?どうしたの?今は雪乃を送っている最中…』
『え!事故!?雪乃は大丈夫なの!?』
『…そう、ならよかったわ。雪乃もあなたも怪我がなくて…』
『それでその轢いてしまった彼は…。そう、命に別状はないのね…』
『ええ、学校の方には私が連絡しておくわ。その後すぐにそっちへに…』
『わかったわ、"西木野病院"ね。すぐに向かうわ。ええ、雪乃をよろしくね。』
ガチャ
『最初は驚いたけど2人が無事でよかったわ…。さてと、まずは学校に連絡してから病院に…』
雪ノ下冬乃はいきなりの電話や内容に驚きつつも娘たちが怪我がなく安心する。
case96 事故2
『大学かぁ…、暇だな。早く家に帰って雪乃ちゃん成分を補給しないと…』
『ダメよ陽乃!今日はテストあるんだからサボれないわよ!』
『えぇ…、雪乃ちゃん成分が…』
(本当にこいつシスコン…)
ピコーン!
『!』
『どうしたの?』
『雪乃ちゃんに何かあった気がする!私帰る!』
『あ、こら!逃げるな!』ガシッ
『離せ!雪乃ちゃんが私を待ってるんだよー!』
雪ノ下陽乃は完璧超人で仮面を被っているが、妹のことになると我を忘れる。つまりポンコツになる。(周囲は認知済み)
雪ノ下陽乃の友人は彼女のシスコンぶりに呆れる。
case97 事故3
『…新入生代表、葉山隼人。』
パチパチ パチパチ パチパチ
スタスタ
『ねぇ、新入生代表の人超かっこよくない?』ボソボソ
スタスタ
『葉山隼人君っていうんだ…』ボソボソ
スタスタ
『あーし狙ってみるし!そして、ゆくゆくは彼女に…』
スタスタ
『…………』
(はぁ、なんで俺が新入生代表に…。俺は主席でもないし、ましてや次席でもないのになぁ…。あとさっきの女子は要注意だな…)
葉山隼人は3位である。しかし、主席、次席とも理由が分からないが欠席のために新入生代表を務めた。そして、彼は警戒する。
case98 事故4
『えっと、たしかここらへんだった気が…!』
『雪乃!都筑!大丈夫だった!』
『母さん!』
『奥様!』
『怪我はないわね!よかったわ…』
『私と都筑は無事よ。けれど…』ポロポロ
『ええ、話は都筑から聞いているわ。今回は雪乃は悪くない。だから、泣かないで。ね?』
『で、でも…』ポロポロ
『だったら彼が目が覚めたらきちんと謝罪をすればいいわ。ね?』
『は、はい…』
『うん、よし。さてと、とりあえず彼の病室に行ってみましょう。ご家族の方がもう来ているのかもしれないわ。都筑、彼の病室は?』
『ええ、こちらです。』
スタスタ
『こちらになります。』
『比企谷八幡…君ね。』
『はい、作用でございます奥様。』
(比企谷…まさかね…)
コンコン
『どうぞー。』
(あ、もうご家族の方が来ているのね。)
(でも、この声…、まさか、まさかね…)
『失礼します。私…『あ、冬乃!』!?』
『え…、まさか…』
『うん?』
『し、白良さん!』
『そうですー!比企谷白良でーす!』
(と、いうことは…!)
『え、じゃあ比企谷八幡君は…』
『ん?八幡は私の息子だけど?』
(よ、よかったー!来てよかった!来てなかったら私は…)ガタガタ ブルブル
『か、母さん?知り合い方かしら?』
『え、ええ。彼女は比企谷白良さん。私の"同級生"よ…』
雪ノ下冬乃は彼の病室に訪れる。そこには同級生で親友で、雪ノ下家を一度壊した、比企谷白良がいることに驚愕した。そして来てよかったと思う。
雪ノ下雪乃は母親の様子がおかしいことに気がつく。
比企谷白良は息子のお見舞いに来ていた。