異常なまでの恐怖症   作:アルスDQ

30 / 46
どうもアルスDQです!
前回で過去編も終わり今回からまた続きです!
ではどうぞー!


29

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もし、比企谷八幡が極度の女性恐怖症だったら…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

case101 猫

 

「カマクラ、私の動きをよく見てるのよ〜」

 

「にゃー!」敬礼

 

「まずはパンチ!」

 

ヒュン!

 

「次に分身!」

 

ドロ〜ン!

 

「そして次に…」

 

「ちょっ、ちょっと待ってお母さん!」

 

「どうしたの小町?」

 

「どうしたのじゃないよ!?」

 

「?」

 

「なんでパンチしただけで衝撃波出してるの!?なんで分身できてるの!?さらにそれをカーくんに教えようとしてるの!?」

 

「んー、八幡に何かあったときにカマクラが何かできたらなって思ってね。」

 

「いやいや!教えていることがおかし…カーくんもやろうとしないで!」

 

「にゃ?」

 

「しかも地味に尻尾だけ3本に分身できてるしー!」

 

ガチャ

 

「おはよう…」

 

「あ、八幡おはようー!」ダキッ

 

「あ、お兄ちゃんおはよう…」

 

「お、おはよう小町。ど、どうしたんだ疲れ切った顔して…?」

 

「なんでもない…」

 

「?」

 

 

比企谷八幡は起床した。その後、出かける予定である。

 

比企谷小町は朝から疲れている。

 

比企谷白良はカマクラに技を教えている。

 

カマクラは比企谷家の猫である。

 

 

case102 猫2

 

「ごちそうさまでした。」

 

「あら雪乃、今日は早いわね。何かあるのかしら?」

 

「今日は…「ワンニャンショーがあるんだよね!」姉さん…」

 

「なるほどね、だから早いのね。」

 

「ええ、少し準備してから出かけるので。」

 

(目が輝いてるわね…)

 

「わかったわ、昼食はあちらで食べて来るつもりかしら?」

 

「はい。」

 

「わかりました、気をつけていってきなさいね。」

 

「はい!」

 

スタスタスタ…

 

「………」

 

「………」

 

「……陽乃」

 

「……わかってるって、雪乃ちゃんが迷わないようにこっそり付いてくから。」

 

「頼んだわよ…」

 

 

雪ノ下雪乃は猫が大好きである。

 

雪ノ下陽乃はカメラを持って妹を追いかける。

 

雪ノ下冬乃は娘のことが心配である。

 

 

case103 猫3

 

「よし、新作のラノベは買えた。それにしても、とあ◯が3期決定するとは…2期終わってからかなり経つのにさすがだな。」

 

「ん?今日はワンニャンショーがやってるのか。だったらカマクラに何かいいやつ買っててやるかな、多少は安くなってるし。」

 

スタスタスタ

 

「へぇー、結構賑わってるなー。」

 

「あ、八幡!」

 

「戸塚!?どうしてここに!?」

 

「僕はテニスフェアがここらでやってるって聞いたから来たんだ!八幡は?」

 

「俺は本を買いに…そしたらワンニャンショーやってるって知ったから。」

 

「そうなんだ!偶然だね!」

 

「そうだな!」

 

「あ、そうだ!もし八幡が良かったら一緒に回らない?せっかく会ったしね!」

 

「もちろんいいぞ!どこからいく?」

 

「そうだね…まずは…」

 

 

比企谷八幡は本を買いに来た。そこで戸塚彩加と遭遇する。

 

戸塚彩加はテニスフェアを見に来た。そこで比企谷八幡と遭遇する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おかしいわね…、たしかこっちなはず…」

 

(迷っている雪乃ちゃんいいよー!いつも違って少し不安そうなのがまたいい!ほらこっち向いて!)パシャパシャ

 

やはり雪ノ下雪乃は迷っていた。

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。