異常なまでの恐怖症   作:アルスDQ

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どうもアルスDQです!
前回のお話、八幡、陽乃ダブルノックアウト!
今回は…?ではどうぞー!

更新用のTwitterもよろしくです!
http://twitter.com/DQarusu3


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もし、比企谷八幡が極度の女性恐怖症だったら…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

case108 比企谷家3

 

「ただいま〜♪」

 

「あ、おかえりお母さ…ん!?」

 

「どうしたの小町?」

 

「いやいや!どうしたこうのじゃないよ!?お母さん今、どこから出て来たの!」

 

「え?ゲートから?」

 

「え、ゲートって何!?そもそもどこにいって来たの!?」

 

「ゲートはゲートよ♪それでどこにいって来たかというとね…」

 

「ちょっとおしおきしてきちゃった!」

 

「へ?」

 

「あ、どんなことしてきたか聞きたい?」

 

「い、いやいいよ…。聞かないよ。」

 

「そう?聞いて欲しかったのに…」

 

(え?何、おしおきって何してきたの!?聞きたいけど確実にやばい!!本能的に小町の頭がやばいと感じてる!!)

 

「あ、そうだ!これお土産ね♪」

 

「ん?何これ?」

 

「ドラゴンアップル、仲良くなったお礼にもらったの!」

 

「」

 

 

この世界の比企谷家は今日も平和である。

 

 

case109 雪ノ下陽乃

 

「ふぅ…、比企谷君と姉さん大丈夫?落ち着いたかしら?」

 

「あ、ああ…」

 

「ごめんね雪乃ちゃん…」

 

「いいえ、姉さんに説明していなかった私が悪かったの。ごめんなさい。」

 

「ううん、私が悪かったから気にしないで…」

 

(あの姉さんが、かなり落ち込んでいる…。余程のショックだったのね。これまで姉さんなら男性に否定されたことなんてなさそうだし…)

 

(な、なんとかこの空気をどうにかしないと!考えるのよ雪乃!)

 

「あ、あの!もう一度自己紹介しましょうか!僕は戸塚彩加です、よろしくお願いします!」

 

(ナイスよ!戸塚君!これで話題を逸らせる!)

 

「ひ、比企谷八幡…」ガタガタ

 

「雪ノ下陽乃、雪乃ちゃんの姉です…。さっきはごめんね比企谷君…」

 

「い、いやこちらこそ…」ガタガタ

 

「戸塚ちゃんもごめんね…」

 

「い、いえ…」

 

「ちなみに姉さん…」

 

「どうしたの雪乃ちゃん?」

 

「戸塚君は男性よ。」

 

「へ?」

 

「あはは、よく間違われますが男です…」

 

「」

 

「ね、姉さん?」

 

「ほ、本当に男の子?…雪乃ちゃん私、自分に魅力とかあるのか心配になって来たよ…」

 

「え?」

 

「だってあんなに可愛い子が男の子なんて世の中おかしいよ…。」

 

「…それは私も思うわ、かなり、ね。」

 

 

雪ノ下姉妹は戸塚彩加が男性だということをかなり疑問に思う。

 

戸塚彩加は男性で…ある?

 

比企谷八幡は男性である。

 

 

case110 雪ノ下陽乃2

 

「と、ところで姉さんはどうしてここに?」

 

「んー?いや、だからブラブラとね。」

 

(雪乃ちゃん後をつけてたなんて言えないしね…)

 

「もしかしてまた写真でも撮っていたのかしら?」

 

「しゃ、写真?」ガタガタ

 

「ええ、姉さんは写真を撮るのが趣味なのよ。姉さんせっかくだから見せてあげたら?」

 

「え、まあ雪乃ちゃんがそういうなら…」

 

ストン

 

「え?見ていいんですか?」

 

「いいよ〜、そこまでのものでもないけどねー。」

 

「…わぁ、すごい!色々な写真がある!!ほら八幡、ここ見てみて!」

 

「ほ、本当だ…、それにこれは…」ガタガタ

 

「あ、ここは前に山の山頂から撮ったのだね!結構疲れたけど自分的には自信あるんだよね〜!」

 

「……」

 

「ん?どうしたのかな比企谷君?何か私についてるかな?」

 

「そ、そっちのほうがいいです…」ガタガタ

 

「え?」

 

「そ、そうやって話しているときの方が何かいきいきしていてさっきみたいに仮面被ってなくて素みたいで…」

 

「いいと思います…」ニコッ

 

「………」

 

ボンッ!

 

「ね、姉さん?」

 

「うぅ…///やばいよ、雪乃ちゃん、反則だよ彼…///」

 

「笑顔がクリーンヒットだよ…///」

 

(姉さんが比企谷君の笑顔に撃沈した!?)

 

 

比企谷八幡と戸塚彩加は写真を見せてもらう。

 

雪ノ下陽乃の趣味は写真である。

 

雪ノ下雪乃は姉が堕ちた瞬間を見た!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「次のお客様どうぞー!」

 

「あ、順番だって!行くよサブ…あれ?どこにいったの?」

 

飼い主は犬を見失う。

 


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