もし、比企谷八幡が極度の女性恐怖症だったら…
case119 比企谷家6
「ただいま〜」
「小町おかえり〜♪」
「おかえりー」
「うん、ただいま。…ん?お父さんとお母さん何やってるの?」
「ああ、ちょっと白良に頼まれてな…ゲーム作ってたんだ」
「ゲーム?」
「そうそう!お父さんに頼んでこれを…ね!」
「それってS◯itchのソフト…ってそれ作ったの!?それってダメなんじゃ…」
「いや、大丈夫だぞ。ちゃんと任◯堂に確認して許可とったし、うちのS◯itch以外では動かせないから」
「ちなみにこれを解析しようとしたら解析しようとしたパソコンのデータが全て飛ぶように設定しているから万が一奪われても大丈夫よ♪」
「怖っ!なんてもの作っちゃったの!?」
「まあまあうちでやる分なら大丈夫だから…、あ、小町やる?」
「え?まあ…一応やるけど」
(お父さんとお母さんが作ったゲーム、何かぶっ飛んでそうだけど…)
「じゃあ、まずソフト入れて…」
「はい、コントローラ」
「え?ゲーム◯ューブのやつ?」
「そうそう、これ大◯闘を参考に作ったからな。プロコンでも普通のやつでも、GCでもできるようになってる」
(まんまス◯ブラじゃん!)
「で、キャラクター選択画面だけど…!?」
「おー、これかなりお父さん頑張ったんだけどわかるか?」
「いやいや、なんで小町がキャラクターに!?お兄ちゃんもいるし!」
「うんうん、そのほうが面白そうかなと思って!大丈夫、家でやるだけだから」
「そういう問題でも…、ん?てか小町とかお兄ちゃんとかいるのはわかるけど、なんで小町だけでも4人くらいいるの?名前の横のこの〈ALS〉とか〈BODA〉とか〈YKT〉とか何?」
「ああ、これは異世界の小町たちを参考にしたから」
「」
「だから、幽◯紋を使えたり、ト◯ガーを使えたり、同じ小町でも違う技を使うから分けてあるの♪」
「お父さんも白良から記憶見してもらいながら作ったから大変だったなあ…」
(え?異世界とか軽く言っちゃったのもそうだけど、それをゲームとして作っちゃうお父さんって何!?)
「ちなみに小町、この世界の小町は〈IMK〉ね。」
「本当に書いてある…、てかお兄ちゃんもたくさんいるし。あ、オーフィスちゃんも2人いる」
「まあ、とりあえずやってみよっか♪」
「「「おー!」」」
「ってオーフィスちゃんいつの間に!?」
「さっき来たところ、我もやりたい」
「…おかし食べる?」
比企谷影無は比企谷白良の記憶を参考にゲームを作った。なお、このゲームは元となったキャラクターに新たな技が追加されたとき、このゲームにも自動的に追加されていたりする。
比企谷白良は娘たちとゲームをする。
比企谷小町は両親の行動に驚きながらもゲームをする。
case120 期末テスト2
ガラガラ
「あら、こんにちは比企谷君」
「よ、よお…」
「今日でテストが全て返されたと思うけどどうだったかしら?あ、ちなみに私はこんなかんじね」
「…こ、国際教養科だけあった英語は満点か。凄いな雪ノ下は…」
「そ、そうかしら///」
(やった!比企谷君に褒められちゃったわ!頑張って勉強したかいがあったわ!よくやったわ雪乃!)
「で、比企谷君のは…現代文、漢文、古文ともに満点!?」
「あ、ああ…本を読むことが多いから国語系は得意なんだ」
「そうなの、私も本を読むには読むのだけれど漢文や古文は少しわかりにくくて…」
「た、たしかにわかりにくいがきちんと要所要所を掴めればなんとか…」
「なるほどね…」
ガラガラ
「やっはろー!ゆきのん、ヒッキー!テストが終わ…「由比ヶ浜!!」た?」
「「平塚先生?」」
「由比ヶ浜、今回のテストのことで数学の青木先生が至急来るように呼んでいたぞ!すぐに行くぞ!」
「え!?ちょっ、ま…」
ガラガラ
「「………」」
「私たちは何も…」
「み、見なかった…」
比企谷八幡は文系が得意である。
雪ノ下雪乃は理系が得意である。
由比ヶ浜結衣は文系・理系ともに苦手である。