異常なまでの恐怖症   作:アルスDQ

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どうもアルスDQです。いよいよ千葉村到着です。よかったらどうぞ。

更新用のTwitterもよろしくです!
http://twitter.com/DQarusu3


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もし、比企谷八幡が極度の女性恐怖症だったら…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

case134 千葉村6

 

「ドラ◯エ♪ドラ◯エ♪」

 

「親父何してるんだ?」

 

「ん?ああドラ◯エ10だよ。今まで色々なゲーム機で出てるがついにweb上からできるようになったからな!スマホあればどこでもできる!」

 

「へぇ…凄いなぁ…」

 

「俺たちの時代なんてまず、携帯がなかったからなぁ…。自分で作ってしか使えなかったし…」

 

「「「つくったの!?」」」

 

「お父さん…」

 

「あれ?何か俺おかしいこといったか?…いや、言ってないよな?まあいいや」

 

「「「いやいやいや!」」」

 

「それにしてもこのエテー◯ルキューブの設定いいかんじだな。今度材料変えて作ってみようかな…」

 

(((もう何この人…)))

 

『千葉村にまもなく到着です』

 

「お、もう着きそうだ!いやー、運転疲れたなー!」

 

「いや影無、あんたほとんど運転してないでしょ…、基本ドラ◯エ10かウォークやってたし」

 

「」

 

『千葉村に到着しました』

 

 

一同は千葉村に到着した。

 

 

case 135 千葉村7

 

『駐車を開始します…完了しました』

 

『運転お疲れ様でした』

 

「駐車も自動であるか…」

 

「本当に凄い車だね…」

 

「と言っても一旦ここに止めただけで別のところに止めて来るけどな。平塚先生、ここでみんな降りてもらう形でもいいですか?」

 

「あ、はい!おーい、みんな降りるぞー」

 

「「「はい!ありがとうございました」」」

 

プロロロ…

 

「…んー!それにしても山だからか空気が美味しいね八幡!」

 

「あ、ああ…そう…だな」ガタガタ

 

「そうであるな!たまにはこのような空気も吸うのも悪くないの!」

 

「まあ小町とお兄ちゃんはたまに行ったりしますけどね〜」

 

「え、比企谷君そうなの?」

 

「あ…あ、母ちゃんがアウトドア好きだから…たまにな。ゆ、雪ノ下はどうなんだ?」

 

「私はどちらかと言うと部屋で読書をしていることが多いわね。…姉さんは写真を撮りに行く!って色々なところを回っているらしいけれど」

 

「そうなんですか?」

 

「ええ、免許を取ってからは時間があればそこらかしこに…。でも、撮った写真を見せてくる姉さんはとても生き生きしてるわね」

 

(雪乃さんでいうと猫なんだろうな…)

 

「あ、あれ…」

 

「ん?どうした川崎」

 

「いや車がもう一台…」

 

「ああ、来たか」

 

プロロロロ…ガチャ

 

「遅かったな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

葉山」

 

 

比企谷八幡はインドア派であるが、アウトドアが嫌いなわけじゃない。

 

比企谷小町はアウトドア派である。

 

雪ノ下雪乃はインドア派である。

 

雪ノ下陽乃はバリバリのアウトドア派である。

 

比企谷影無はインドア一択である。

 

 

case 136 千葉村8

 

「遅れて済みません、少し渋滞にハマってしまいまして…」

 

「そうか、なら仕方がないな…」

 

「平塚先生?」

 

「ああ、葉山はボランティアの募集で君たちとは別に個人で私のところに応募してきたんだ」

 

「そういうことだから、比企谷よろしくな」

 

「あ、ああ…よろしく」

 

「あれ?でも葉山君1人だけなの?いつもの他のメンバーは?」

 

「他の…ああ…」

 

(あ、凄く遠い目をし始めた…)

 

「結衣と優美子は補習だよ…。多分夏休み中ずっとあるんじゃないかな?姫名はコミケ?のために体力温存するって言ってて来なくて、戸部たちは用事が急に入ったって昨日連絡があったんだ…」

 

「」

 

「ははは…でも比企谷たちがいてくれてよかったよ。さすがに1人だったらやばかったよ…」

 

「」

 

「ははは…」

 

 

葉山隼人は来る前からすでに疲れている。

 

 

case 137 千葉村9

 

「…じゃあ最後にみなさんのお手伝いをしてるお兄さんとお姉さんたちから何か一言を」

 

「えっと…、何かあったら僕たちにすぐ言ってください。みんながこの体験でいい思い出がたくさんできるよう僕たちも頑張ります!」

 

『はーい!』

 

「それではオリエンテーリングスタート!」

 

「じゃあサポート頼むよ、ボランティア諸君!」

 

・・・

 

「葉山君、はい水」

 

「ああ…ありがとう、雪ノ下さん…」

 

「あのー、大丈夫ですか?無理しないほうがいいと小町は思いますが…」

 

「ああ、大丈夫だよ…ありがとう、別に無理してるわけじゃないから。ただ、安心して疲れが出ただけだから…」

 

(な、何か話題変えないと…!)

 

「そういえば…僕が小学生のとき、高校生って凄く大人にみえたね」

 

(戸塚さんナイス!)

 

「私は弟や妹がいるから早く大人にならないって思ってた…」

 

「沙希さんは大志君もいますしね…。あ、でも小町から見ても高校生って大人に見えますよ!もちろんお兄ちゃんも!」

 

「そ、そうか…」

 

「うん!」

 

(1人をノゾイテネ…)

 

「ねえ、あれ…どうしたのかしら?」

 

「あ、あれ…?」

 

 

ねえ、何あれ?

 

え、やばくない…?

 

 

「よし!俺が…「あ!私が行ってくるね♪」…あ、お願いします」

 

「じゃあ行ってくる〜♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「って雪ノ下さん!?」

 

「姉さん!?」

 

「陽乃さん!?」

 

 

当然、雪ノ下陽乃は来ている。

しっかりカメラを持って…

 


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