『鬼』と呼ばれる穢れと人との戦いは長い年月、終わりの見えない戦いを繰り広げている。
穢れの目的は不明であるが、人の害である。
人はその害を排除すべき、この戦いに終止符を討たんともがき続ける。
その戦いの歴史の一部
マホロバという人の住む里があった。
その里には血塗られた歴史があり、偉人たちの悲しみや怒りによって築かれてきた消せぬ歴史がある。
マホロバの里、ここで何があったかを語るには多少、時間がいるだろう。
だから私は、筆を取り、私は歴史を記す。
歴史を私は紡ぐことなく後世へ語ろうと思う。
タイトルは、そうだった。
彼に決めて貰った。
物語の英雄の彼に……。
『討鬼伝』
筆者:かぐや