やはりレベル5は友達が居ない   作:レッドレイン

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どうも!レインです!さっそくですが、一応設定の方の説明をいくつかしていきたいと思います!(遅くなってすいません・・・)

まず比企谷家ですが、家族揃って千葉の家に住んでる予定です!小町は出したいとは考えていますが出し方が難しい・・・
他にも俺ガイル勢ですが、そもそも一方通行と八幡を同い年の設定にしてあるためもちろん面識ゼロです。(いつかはゆきのん達ぐらい出してもいいかもな。)

次に、インデックス達魔術サイドの人間ですが、このSSはあくまで超電磁砲のストーリに乗っ取ってやるつもりですので出すつもりはありません。
上条さんですが一端の高校生としてやってると思います・・・すいませんアンチではありませんがこのSSでは出すつもりはありません。あしからず。

とりあえずは以上となります。また感想の方でも設定の方に質問があれば書いてください。決めてある所はしっかり答えます!
質問が多くなり次第こんな形で補足入れますでよろしくお願いします!


では長くなりましたが本編どうぞ!!



不安

麦野「こっちはなんなく終わったわよ」

フレンダ「さすが麦野ってわけよ!」

滝壺「みさか達は?」

八幡「こっちももう終わるぞ」

絹旗「さすが超影薄いだけはありますね!」

八幡「ちょっと絹旗さん? それはただの悪口ですよ?」

御坂「はいはい。おしゃべりはそこまでね。で? どう? 今回は収穫はあった?」

麦野「だめね。こっちも相変わらずもぬけの殻。大方データーのバックアップだけ取って逃げたんでしょ」

八幡「こっちもだ。警備ロボは居ても最初の頃みたいに人がいるわけじゃ無い。アイテムが出て来た時からなんとなく予想はしてたが、やっぱり研究者達には既にバレてんな」

御坂「やっぱりか・・・一度ホテルで落ち合いましょ」

麦野「あいよ」

八幡「わかった」

 

実験を止めると決意した日からなんだかんだ、一週間が過ぎてた。2日前麦野達元アイテムの共闘宣戦の際御坂も最初は難色を示したが、一刻も早く実験を止めたいとの事で共闘を承諾。流れも良く、一気に実験中止にまで追い込めると思った矢先に研究所の破壊がバレていたのか研究所を襲撃しても人は居ない上にデータが既に消されてるなんて状況がここ最近ずっと続いてた。正直な話手詰まりな状況で、今なお実験が行われると考えるとついつい皆苛立ちを露わにしていた。さらによくない事は起こった。当初潰す予定の研究所を潰し終えてしまったのだ。今回も外れだと完全に詰みとなる。神に祈る思いで、今回襲撃を行ってみたが・・・結果は外れ。最早今の俺達にはどうすればいいのかさえわからなかった。しらみ潰しに学園都市全ての研究所を潰してたら時間がいくらあっても足りないうえに、真っ当な研究所もあるため下手な事はできないためどうしようもない状況だった。

 

 

麦野「んで? どうすんの? うちの上司もまだ時間がかかるの一点張りだし」

絹旗「このままじゃ実験が終わっちゃいますよね・・・」

麦野「やっぱりさぁ・・・一方通行と戦うしかないんじゃない? こっちにはレベル5が3人も居るんだしさすがのあいつも勝てないんじゃない?」

 

 

そう。レベル5が3人いる。この事実はかなりデカい。ただそれでも確信を持って言える。例え3人でも・・・

 

御坂「無理ね」

麦野「あ?何でそんな事が言え・・・」

御坂「麦野さん一方通行の能力知ってる?」

麦野「噂くらいにしか聞いた事無いのと、絹旗が第1位の能力で能力開発してるからなんとなくは知ってるわよ」

八幡「そうなのか絹旗?」

絹旗「はい。私達 置き去り《チャイルドエラー》が行った実験で一方通行の演算パターンを参考にして能力開発を行う 暗闇の5月計画と言うのやりましたので」

 

なるほど・・・つまり一方通行の能力を参考にした新しい能力開発をしたのか。だからこいつあんな強いのか・・・でも待てよ? 一方通行の演算パターンを真似たってって事は考えや性格があいつに似るんじゃないのか? え・・・こいつキレたらやばい子なんじゃない? 気をつけよ・・・

 

御坂「ならわかるでしょ? あいつの能力が」

絹旗「はい。名前の通り能力名は 一方通行《アクセラレーター》あらゆる 向き《ベクトル》を変える能力です」

フレンダ「? そんなのが本当に強いの? 話だけじゃよくわかんないってわけよ」

八幡「バカかお前は・・・あらゆる向きを変えるって事はお前の爆弾も麦野のビームも全部当たらないんだぞ? それに向きを逆方向にすれば反射もできるし、直接相手に触るだけで人の身体を捻じ曲げる事だってできるんだよ」

絹旗「その通りです比企谷。ただ特記すべき点は能力では無く学園都市最強になれる程の頭脳だと思います」

御坂「演算能力ね」

絹旗「はい。あの能力はあらゆる向きを変える能力ですが、その向きの性質や物量等がわかってないとできないと思います。実際超電磁砲は電気の性質を理解した上で電気系統最強の能力者としてレベル5になったと思います。比企谷や麦野も例外じゃないはずです。ただ一方通行は、あらゆる物の性質や物量をしっかり理解している。普通私なんかがそんな能力を持っていたとしてやってみたら頭が超パンクしちゃいます!!」

 

 

あいつやっぱりとんでも無いな。普通はその能力の系統を伸ばしていくが、一方通行のような能力は幅広く理解してないといけない。しかもかなり深く。それをやってのけるあいつの頭脳はまさに学園都市最強の名にふさわしいな。もやしのくせに・・・

 

御坂「実際私も超電磁砲を反射させられたし」

 

まじかよ・・・あれ反射させたの? 前に一度見たけどあれすごいよ?

 

麦野「はっ! 何だよじゃあお手上げってか?」

 

まずいな。一方通行の圧倒的な力の前に全体的に雰囲気が悪くなってきてんな・・・

 

滝壺「じゃあむぎの。私の能力使えないかな?」

絹旗「おお!超それです!それしかないですよ!!」

八幡「そういえば滝壺の能力って知らないな。どんな能力なんだ?」

麦野「滝壺の能力は 能力追跡《AIMストーカー》AIM拡散力場に干渉して標的の位置を把握する能力よ」

八幡「は? 何AIMって。ATM?」

御坂「あんた本当にバカな上に無知ね。本当にレベル5?」

 

えっ・・・なんでディスられてんの? あれ?俺が悪いの?

 

御坂「まぁいいわ。AIM拡散力場って言うのは、能力者が無意識に発生させてる微弱な力のフィールドのことよ。種類は人それぞれで私みたいな電気使いはこれを利用して空間範囲ができたりするの。麦野さんやあんたもちゃんと出てんのよ」

 

すげぇ・・・力のフィールドとかかっこいい・・・どうしようちょっと男心をくすぐるな!!

 

麦野「ニヤニヤしないでくれる? きもいわよ」

絹旗「超きもいです」

フレンダ「きっしょ」

御坂「気持ち悪い」

八幡「おい止めろ。俺はそんなに打たれ強くないぞ・・・」

滝壺「そんな気持ちの悪いひきがやを私は応援してる」

八幡「すまん滝壺気持ちは嬉しいが、まったく慰めになってないぞ」

滝壺「?」

 

そんな可愛い顔して首かしげんな。許しちゃうだろうが。

 

麦野「いいから話を戻すわよ。滝壺はただ、能力を追跡させるだけじゃ無く、AIM力場の逆流させて能力を乗っ取ることもできるのよ」

御坂「嘘でしょ? そんな事出来る人がどうしてレベル5じゃないの?」

麦野「何回か実験してみたけど、成功したためしが無いのよ。それに滝壺の能力を実用レベルにまで上げる為に体晶って言う薬を使ってやるの。だからあまり連続して使わせられないし、あまり使い続けると滝壺が持たないのよ」

御坂「そっか。ならダメね。滝壺さんの能力も一か八かなうえに私の問題に滝壺さんに無理させるわけにはいかないもの」

八幡「ならどうする? 正直手詰まりだな」

御坂「そうね。一日考えましょう。またこいつに連絡するからその時また意見を出し合いましょう」

 

何かこいつ様子が・・・

 

麦野「じゃあ帰るわよ。比企谷明日頼むわよ」

絹旗「では比企谷また明日!」

滝壺「ばいばい」

フレンダ「しゃあね~」

八幡「おうじゃあな」

御坂「じゃあ私も行くわね。また明日連絡するわ」

八幡「おい御坂」

御坂「何?」

八幡「・・・気をつけて帰れよ」

御坂「何それ。似合わない事すんじゃないわよ。またね」

 

 

 

何故だろう。特に何か根拠があるわけでもないのに不安になる御坂の奴変な事考えてなきゃいいんだがな・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたか?次話からは、本筋に戻して話を展開させていきますので是非ご覧ください!

ついに次回最強のもやし登場するかも・・・

でも全然一方通行との話が進まない・・・戦闘だけで何話行くのだろうww


ではではこの辺で!次回またお会いしましょう!あでぃおす!

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