やはりレベル5は友達が居ない   作:レッドレイン

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皆様あけましておめでとうございます!!

長らくお待たせ致しました!リアルが忙しく、書くのが遅れてしまい大変申し訳ありません!
やらなければいけない事が多すぎて、小説が疎かになっておりました…

仕事が始まればそんな事無いとは思いますが…

さて、応援してくださってる方々本当にありがとうございます!皆さんに喜んで貰えて本当に嬉しいです!!

これからもよろしくお願い申し上げます!

ではでは第9話どうぞ!!




「暗部?」

「あら、知らないの? 平和ボケした学生さんね」

「あ? 平和の何が悪いんだよ。平和なめんな」

「口だけは達者なのね。まぁいいわ。フレンダ。やるよ」

「オッケー!麦野」

「ちっ。おい御坂」

「何? 何があったのよ?」

「色々問題発生だ。暗部とか言う連中に絡まれて大ピンチだ。助けてくれ」

「何かあんたダサいわね…とりあえず、そっち向かうわ」

「頼む」

「あら? お仲間?」

「だったらなんだよ」

「そいつも消すだけよ」

 

 

 この状況はかなりマズイ。状況や雰囲気、会話の内容的に間違いなく戦闘経験がある集団。かたや俺は戦闘経験がほとんど無い。どうする。この場の打開策が一切ない。御坂が来るまでの約10分程ってとこか…絹旗に助けを求めてみるか? いや、絹旗とは親しい間ってわけでも無い。何よりあのリーダーっぽい年増女。あれは雰囲気がやばい。裏切ったり仕事を滞らせでもしたら絹旗が危ない。

 

「なぁ。少し交渉をしないか?」

 

 ここは一か八かだ。時間稼ぎながら御坂の救援を待つ。

 

「交渉?」

「あぁ。俺達の目的はそもそも研究所の破壊だとかそんなんじゃない。ある実験のデータが欲しい。それだけあればここに用は無い。だから見逃してくれないか?」

 

 わかってるんだけどな。無理な事ぐらい。

 

「ふふふ。バカなのあんた?」

「だと思ったよ…! 危ねっ!」

「あら。随分と身のこなしがいいのね」

「おいおい。絹旗が言ってたかめはめ波ってそう言う事かよ…死ぬだろ当たったら」

「ええ。死ぬわね。て言うか殺すつもりでいるんだし関係無いでしょ?」

「はっ。可愛い顔して物騒な事言うババアだ」

「!!」

「あっ…」

「ん?」

 

 何か様子が変だな? 何があったんだ。

 

「あっ、あんた! 今すぐ謝りなさい! 殺されるわよ!!」

「あ? いや謝っても元々お前等俺の事殺すつもりだろうが…何訳のわからない事を…うわ!」

「殺す…殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す…! 絶対に殺す!!!!!!」

 

 はぁ?何でいきなりキレたんだよ…どうなってやがる。つかこいつのビームやべぇ…このままだと間違い無く死ぬ…御坂ぁ…早く助けてぇ…

 

「ちっ。仕方ない」

 

 こうなってはもう戦うしか道が無い。そう思いつつ、ビーム女に近づいて行く。

 

 この近距離ならそのビームも打てねぇだろ!

 

「なっ…! フレンダ!!」

「OK麦野!」

 

 ん? ぬいぐるみ? なんでこんな物投げて…!!

 

「クッソ…」

 

 その瞬間物スゴイ爆発音が発生する。危ねぇ…影纏って無かったら死んでたぞ…まさかあの近さで爆弾投げてくるとはな…これが暗部。確かに個々の能力はさほど脅威でも無い…ただ長い事やってるチームなんだろうな。この連携が鬱陶しいな。

 

「流石に死んだんじゃない?」

「どうかしらね…ん?」

「フゥ…」

「なっ! なんで?」

「能力で逃げたのかもね…絹旗!!」

「! っはい…」

「いい加減やるよ。ボサッとすんな!」

「…はい。比企谷悪く思わないでください。これも仕事なんです…!!」

 

 絹旗がそう言いながら突っ込んで来る。まずいな。正直絹旗には一切攻撃をしたくない。いや能力そのものを使用をしたく無い。くっそ! あの年増ぁ。余計な事しやがって。あの年増黙らせて絹旗とは戦わない道を…なっ!

 

「はぁあああ!」

「おい絹旗!」

 

 絹旗の攻撃が壁にめり込み驚愕する。いやビビるでしょ。相手女の子だよ?こ、殺される…

 

 

「逃げないでください比企谷!!」

「バカかお前! そんな壁に拳がめり込むパンチ受けたら死ぬだろうが!…まずいっ!」

「じゃあな」

 

 あの年増絹旗ごと。

 

「絹旗ぁ!!」

「えっ」

 

 爆発音共に吹き飛ぶ俺等。

 

「うっ…」

「おい絹旗…しっかりしろ!」

「ひっ比企谷…」

 

 良かった気絶しただけか…クソ!あの年増…ん?肋骨やってんなこれ…よく漫画やアニメで見るあれだ…マジで許さねぇぞあの年増…俺だけならまだしも。絹旗はお前等の仲間だろうが。

 

「おい…」

「あら生きてたんだ。絹旗無事?」

 

 爆弾娘も心配なのかこちらをずっと見ている。

 

「ああ」

「さすがに絹旗もあれくらいじゃ死なないか。さすがねあの子も」

「黙れ。お前自分が何したかわかってんだろうな」

「ええ。絹旗を囮にあんたを殺そうとしたのよ? なんか文句あるかしら?」

「は?文句しかねぇよ。お前仲間を何だと思ってんだバカたれ」

「何って道具に決まってんでしょ? 何言ってんの?」

「じゃあそこの爆弾娘やピンクのジャージ着たそいつもそんな風に思ってんのか?」

「道具は代わりがあるものよ? フレンダは道具でも滝壺は代わりが無いからそうはいかないわね。フレンダはそうね。そうやって使うかもしれないわ」

「っ! 麦野…?」

「あら不満?」

「不満に決まってんだろ。人は道具じゃねぇんだよ」

「いいえ。道具よ。ビジネスに必要なね」

「もういい。お前と話していてもイライラするだけだ」

「あっそ。じゃあ早く死んでくれるかしら?」

 

 やべぇよ。久々にキレちまったよ。絶対こいつ許さねぇ。その瞬間何故だろう。俺の何かがキレた。

 

「フレンダやるよ!!」

「うっうん…」

「死ねぇ!!!」

 

 ビーム女のビームを交わしつつ爆弾を影で落としていく。

 

「影で? あいつの能力は影?」

 

 年増達の攻撃が止んだ瞬間を俺は見逃さない。

 

「ちっ!」

「えっ…麦野…」

 

 こいつまた…今度は体制を崩してるフレンダを盾代わりに…お前にはそれ相応の罰を受けてもらうぞ。麦野

 

「どけ」

「きゃっ」

 

 フレンダを転かす程度に能力でいなして真っ直ぐ麦野に突き進む。

 

「はっ。直線上なら外さねぇぞ!!!」

「やってみろ年増」

 

 麦野がビーム真っ直ぐ打ってきた所を影で打ち返す。

 

「きゃあああ!」

「自分の能力で攻撃を受ける気分はどうだよ。絹旗やフレンダはお前の道具じゃねぇんだよ。もうお前は謝っても許さないぞ」

 

 自分の影から鎌を持った巨大な影を具現化させる。

 

「まっ待って!落ち着きましょう。さっきの交渉乗るわ。乗るから…滝壺ぉぉ!!何とかしろ!!お前の能力使え!!」

「ごめん麦野。今の麦野は嫌い」

「なっ!おい待て、私に手を出せば学園都市の闇を相手する事になんだぞ!! そんな事して平和な生活が出来なくなるぞ!」

「行くぞナイトメア」

「待てぇえ!!」

「死んで悔い改めろ」

「いやぁぁぁぁ!!」

 

 俺は麦野を殺さなかった。

 

「なっ、何で…」

「お前を殺さない代わりに約束しろ。お前達アイテムの解散。それとお前に関して言えば仲間を大切しろ。次こう言う事が起きたら俺がお前を殺すぞ」

「…」

 

 そう言うと麦野は気絶した。ふぅ。疲れた。

 

「ありがとうございます。比企谷」

「無事か絹旗。怪我は大丈夫か?」

「ええ。どっかのお人好しが守ってくれましたからね!」

「あんたかっこよかったってわけよ!!」

「はいはいどうも。それより今後お前等の暗部活動は許さないからな。やるんじゃねぇぞ」

「はい。これでも麦野は義理堅い人です。直ぐに私達アイテムを解散させると思います。ただそれでも私達は麦野と一緒に居たいです。ここは私達にとって大切な場所だから」

「絹旗…」

「一緒に居ることは構わないだろ。友達なんだろ?」

「はい!!」

「よし。じゃあ俺は行くぞ。麦野を頼む」

「はい!超お気おつけて!」

「あぁ」

 

 そうして俺は本来の目的地のデータベースへと向かう。

 

「あいつなかなか良い男ってわけよ」

「そうですね。初めて見ました。あんな目の腐ったヒーローは」

「絹旗あのゾンビさんの事好きなの?」

「なっ! 何言ってるんですか滝壺さん!」

「絹旗の初恋ってわけよ!!」

「フレンダ!!」

 

 何コレ。あいつから救援要請来たから来てみればなんか戦闘らしき痕跡あるけど終わってるし…誰この人達…

 

 

 あっ!御坂に連絡すんの忘れてた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




すいません…かなりグダグダでしたね…戦闘シーンが凄い難しい…

もし何かありましたら感想にてコメントよろしくお願いします!!


いやぁそれにしても…絹旗のヒロイン感半端無い…w麦野の性格悪くし過ぎてすいません…ご都合主義ですw
今後もアイテムもちゃんと出して行きますのでよろしくお願いします!

では、次回またお会いしましょう!アディオス!!

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