リビドーのままに書きなぐったので滅茶苦茶かもしれませんが、それでもよろしい方は読んでください。
~黒岩さんの場合~
「ハッピーバレンタイン。おじさん」
「は、はっぴーばれんたいん。カリヤ」
そんな姿にカレンダーを確認して思い出す。
「そうか、今日はバレンタインデーだったか」
子供の頃は一般家庭にはよくある母親からの義理チョコすら貰った事は無く。
大人になってからもフリーライターという職業柄この時期に日本に滞在してる時間も短かったために日本限定のこの行事に参加する事も無かった。
正直、この二人に言われなければそのまま明日を迎えていたかも知れない。
「おじさん!はんのうがうすいよ」
「あ、ごめん。何か実感が薄くってさ。ここで中見ても大丈夫かな?」
「ん。大丈夫」
箱に施された包装を破かないように解く。
リボンを外し、包み紙を剥がしていく過程で少しづつ胸が高鳴ってくる。
そして、ようやく実感が湧いてきた所で包装の中身が姿を現した。
「これは……すごいな」
ベースは色の濃いチョコレートケーキで、そのど真ん中には星型のホワイトチョコレート。
恐らくは
そして、星型のチョコの周りにはピンク、ホワイト、ブラウンのハートを象った可愛らしい大きさのチョコが配置されていた。
「……ちゃんと出来たか少し不安」
「これはバーサーカーが作ったのか!?」
「サクラちゃんも手伝ってくれた」
正直店売りのケーキと言われても納得できる出来栄えのケーキにどれほどの時間を掛けて作ってくれたのだろうと嬉しくなる。
「本当にありがとうな。二人共」
「おてつだいがんばった」
「お礼なんていいから食べてみて」
「食べるのが勿体無いけど有り難くいただくよ」
そう言いながら桜ちゃんに手渡されたフォークで切り分けたケーキを一口食べてみる。
口に広がるのはほろ苦いビターチョコレートの風味とお酒の味。
「ん?これは洋酒をいれたのか?」
「かりやおじさんは大人だから入れてみたらっておねえちゃんにいってみたの」
「そうなのか」
正直、あまり合わない上に所々にある焦がしてしまったのであろう部位もあり、苦すぎる気もしたが上に飾り付けられた甘いミルクチョコとホワイトチョコだったために手をそこまで止めずに食べきることができた。
「……味どうだった?」
正直に言えば微妙だったという所だろう。
これからの技量上達を願う意味でもそちらの方がいい気もしたが、
「暖かかったよ」
「え?」
何よりも自分のために作られたものというのが嬉しかった。
だから、感想としてはこれが正しいのだろう。
「だから、また作ってくれると嬉しいな」
「うん。もっと上手くなってもっと美味しいもの食べさせてあげる」
そう言って笑った彼女の顔はとても可愛らしいものだった。
お・ま・け
「っと、悪い。ちょっと、熱っぽいから部屋に戻る」
「大丈夫?カリヤ?」
「おねえちゃん。かたづけはわたしがするから、おねえちゃんはおじさんをへやにつれてってあげて」
「いや、バーサーカーに悪いし自力d「サクラちゃんお願いね」おい、お姫様抱っこだけはやめてくれー!」
・
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「よいしょよいしょ。――これはもういらないよね(ピラッ」
『さくらのらぶらぶチョコレートのつくりかた
ざいりょう
・いもりのくろやき
・うぃすきー
・オットセイの……
・……』