AKATUKIです。
誰だお前?っていう方は私のプロフィールを見てください。
※ご覧になる前に注意。
この物語は以下の内容が含んでいます。
・幻想入りシリーズ
・よく分からない描写、文章
★【この物語の前に序章があります。プロフィールのURLから飛び序章MMD動画をご覧ください。】★
・後はプロフィールから
では始まり始まり。
それは…………はるか遠い未来の話。
人々はその類稀なる脳を活用し文化、技術を発達。
その名の通り平和という長きに渡った「争いのない世界」を手に入れた。
そして、とある1人の学者が発言する。
「別次元の世界が見つかった」と。
これが全ての始まりであり
同時に全ての終わりでもあった。
それはまるで暁の夜明けでもあるかのように……。
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「くそっ!何故誰も応答しない!?」
1人の兵士が手に持っている通信機に向かって叫ぶ。
「こちら第五援護部隊!俺を除いて全員戦死した!どうすればいい!?至急応答を!!」
何度もその言葉を繰り返す。
通信機には何かに打ち付けられたような跡があり、故障していた。
空は曇っていて、雨が降っている。
冷たい。こんなに冷たい雨は初めてだと感じた。
兵士は壊れている事を知っているのだが、生きたいと……まだ死んでいないと、惨めに、虚しくただ叫び続けている。
「い……イヤだ……死になたくない……
お、俺はまだ……あっ……ああぁぁぁっ…………!!」
そして膝を地面につき泣き崩れる。
「いたぞっ!敵1人発見!」
「囲め!変な真似をしたら撃ち殺せ!」
そう言うと泣き崩れる兵士の前方からゾロゾロと彼の前だけ囲む。
どうやら敵軍の1部である一個分隊が来たのだ。
「この者を捕獲し尋問する。手錠を。」
分隊隊長の兵士が言うと、側にいた兵士が手錠を渡す。
そして彼に近づきこう言った。
「貴様は運がいい。あの世へは行かず、無様に惨めに死なずに生きれる……だが尋問時は、あの時なぜ死なせなかったと思うぐらい、いたぶり続けられる……そう思うととても残念だ……。」
ニヤニヤとまるで新しい自分のコレクションが増えたと思わせるような口振りで彼に言った。
今逃げれる可能性は僅かだけどある……だが彼は逃げなかった……足がすくんて動けなかった。
恐怖が、悔しさが、足に纏っている、動きたくても身体は正直で怯えていたのだ。
ここは、とある世界の紛争地域。
世界と世界の領土争いで戦争が勃発。互いの理想と理想の対立で戦争が起きたのだ。
彼は笑った。
「は、ははっ……ハハハ…………」
とうとう諦めの笑いが出ていた。
そして、最後の言葉が溢れて出てくる。
「ごめんなぁ……女房……俺は……もうダメだ……。最後に娘と女房と一緒に……」
だが、彼が言いかけの途中で敵国の分隊長が言う。
「興ざめだ。気が変わった。コイツを撃ち殺せ。蜂の巣だ。」
隊長は冷静な顔になり、そう告げる。
兵士達は銃を構え。彼を殺す準備をする。
彼はもう「どうでもいいや」という表情で分隊を見つめる……。
終わった…………。
頭の中でそう語った。
次の瞬間。
彼の頭上に降っていた雨が晴れ、雲の中心部から円を描くような形で徐々に大きく晴れていく。
まるで神が晴れた場所から降臨するかのような演出みたいだった。
だが現れたのは神ではなく、【巨大な船】1隻だけが晴れた場所から降りてきたのだ。
分隊長が驚く。
「なんだアレは!?……船か?あんなの作戦ミーティングでは聞いていないぞ!?」
彼も何故か驚いていた。
(アレは……一体……まさか俺達の最終兵器か?
でもそんな情報はどこにも……)
そして彼は冷静になり考えた。
(敵国の兵器だと思ったが、あの驚き具合。知らされていないのか?だがそうだとしても兵器には必ず敵味方が判別できるよう、紋章や刻印が刻まれているのだが、あの模様……俺らの国や敵国の紋章じゃない!?)
そしてさらに考えた。
(第三勢力が介入したのか?…………あの紋章何処かで……第三勢力……まさか!?)
その時。巨大船の船底の中心部から碧い魔法陣が大きく描かれる。
そして魔法陣は大きく光り輝き中心から一つの線が堕ちる。
空には敵国の巨大戦艦。味方の巨大戦艦。いるのだが砲撃を止めていて、戦争地域の中心部にその謎の戦艦がある。
謎の戦艦から放った一つの線はまるで生き物のように敵国の戦艦の機動力部分を何隻も貫通し船を地上に落とす。
ある程度舟を無力化した後、彼の目の前に堕ちた。
地面にぶつかり衝撃波で彼と敵分隊が吹き飛ぶ、そしてその線は爆発する。
彼は幾度もなく戦闘訓練を欠かせて、吹き飛んでも体制を立て直せるのだが、こんな訳も分からない状況で驚いていて立て直せる場合では無かった。
頭の処理が追いつかない。何が起きた?
そして爆発した後、数秒だけ静まり返る。煙が立ち込めている。
彼は倒れていた身体を半身だが起きあげ、爆発した場所を確認する。
やがて煙が徐々に消えていく。
その場所には大剣……なのか?自分では持ち上げることの出来ない大きな巨大な剣が突き刺さっている。
ざっと見たところ2mぐらいはある。
そして彼は言った。
「なんだよこれ……何が起きた……」
そう言うと、同時に彼の横を謎の男が横切る。
「誰だ……?コイツ……」
謎の男はその巨大な剣に向かって歩く。
見た所身長は180cmくらいで服装は兵士装備ではなく、軍服。黒い軍服で所々青い線が入っている。
軍服のボタンは全開で、頭には角が生えている。髪はショートヘアーより少し長く前髪には一部だけ青い色が入っていた。
謎の男は巨大な剣の前に立つと、敵国の兵士達を見る。
兵士達は足をすくんでいて、何が起きたのか理解出来ていなかった。当然分隊長も同じだった。
謎の男は剣を手に取ると同時に言った。
「次元と次元が一線を超えた時、それは始まりを意味する。線を超え交える時、それは終わりを意味する。そして深淵なる底【碧き聖】と【朱き邪】が脈動せし。我は願おう、全てを破滅へと。世界に伝えよう我らが導くと。」
その長い言葉の途中で謎の男の周りから魔法陣が描かれ、その男の仲間だと思われる者達が数名現れる。
そして、最後に男は言った。
「我ら降臨せし。」
そう言うと男の身体から碧いオーラなのだろうか?
それが戦争地域を世界を覆う。
それと同時に敵味方国の巨大な船、地上にある様々な兵器が動きを止める。
敵味方国の兵士達も何故か足を止め、地面に手をつけた。
唖然と見ていた彼も同じだった。
いや、違う。足を止めたんじゃない。
止められた。
動けない。恐怖や感情による現象で足を止めたじゃない。
操られているような感覚。重力が大きくなっていた。
謎のオーラの影響なのだ。
そして彼はやっと思いついた。モヤモヤしていた物が全て消えた。
そしてこう言う。
「碧の騎士団……。」
そして1時間後。
戦争は休戦。
その世界と世界は停戦協定を結んだのだった。
これは、はるか遠い未来の話。
世界と世界が理想のために争う時代の話。
お疲れ様でした。
今回はここまでです。
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