東方暁空幻郷   作:AKATUKI011

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どうも。最近腰が痛くなってきたAKATUKIです。

歳だなこれは。


では始まり始まり。


東方 暁空幻郷 第1章 6話

結局、上官命令でアカツキの単独潜入に頷くしかなかった隊員達。

 

それでも見送りぐらいはしてやっていいんじゃないかと隊員達は作戦会議をした後、アカツキには内緒でみんなと話し合い、作戦当日を迎えた。

 

 

 

 

潜入作戦当日。

 

 

 

 

特型次元発進室で最後の作戦ブリーフィングを行った。

 

 

 

「ったく、別に見送りはいいってのによ。会えない訳じゃねぇよ。」

 

アカツキは潜入準備を着々と進めながら隊員達にそう告げる。

 

「そう辛ぇこと言うなよ、俺とお前の仲だろ?」

 

ランディがそう言うとナレも後に続いて声を掛ける。

 

 

「そうですよ!どんな事があっても私達は仲間です!」

 

 

「…………。」

 

アカツキは少しあんぐりと口を開けていた。だが直ぐに我に返る。

 

「ハッ。言うようになったじゃねぇか。」

 

少しアカツキは笑った。

純粋な笑いだった。

 

 

ナレは少し驚いた表情をした。

初めてアカツキの笑った所を見たのだ。

アカツキの部隊に配属され約1年。その間アカツキと共に任務や訓練に励んでいたけど、1回も心から笑った所を見たことがなかった。

 

 

 

隊員達と少しの別れの挨拶をしていると、次元装置からホログラムが現れる。

そして、女性の声が聞こえてきた。

 

「アカツキ大尉、準備は出来ていますか?」

 

隊員達はその声を聞くととっさに敬礼をする。

ナレも荒てて敬礼をした。

 

ホログラムから出てきた女性はナレも知っている人物だった。

 

 

【碧の騎士団】元帥。

 

ミクリア元帥だ。

 

碧の騎士団全てを隊員約1万人統一させ、オシリス、他の国を管理する最高上位の存在。

 

二つ名は【人類の碧】。

 

頭は相当切れてて、戦闘能力もずば抜けてる。

碧の騎士団全員が元帥に襲いかかっても余裕で元帥が勝つとアカツキが言っていたのだ。

 

「おや?アカツキ大尉に所属する皆さんもお揃いでしたか。横槍を入れてしまいましたかね?」

 

アカツキが口を開く。

 

「いいや、大丈夫だ元帥。何か?」

 

「そうでした。碧の巫女についてですが、姿や特徴等は随時任務中に連絡します。貴女はそれを頼りに搜索をして下さい。」

 

「了解。」

 

「ふむ、皆さんが揃っているようならついでに言っておきましょう。

 

アカツキ大尉がいない間、貴女達は別部隊に配属させます。各隊員にその詳細はまた後日追って伝えまさので。

 

アカツキ大尉。形だけでもいいので、ここで部隊休止宣言をお願いします。」

 

「はいはい。」

 

 

そう言うと、アカツキは隊員達の前へ歩み寄る。

 

「では、休止宣言を行う。

 

ランドリオ・フレイ。」

 

「ウィっす。」

 

そう言うとランディは一歩前へ出る。

 

「小百合。」

 

「ハッ!」

 

「雪菜。」

 

「は、はい!」

 

「サリシャ。」

 

「ハッ。」

 

「スリア。」

 

「はい。」

 

「そしてナレ。」

 

こういう時は名前を呼んでくれるんだよなぁ……

と不快に思いつつも皆と同じように一歩前へ出た。

 

「はい!」

 

 

「私の不在の間、各人の別部隊への配属を許可、それと同時に我が部隊は一時解散とする。

 

各々碧の騎士としての誇りを忘れずに奮闘することを期待する。」

 

 

「はい!」

 

隊員達全員敬礼をする。

 

 

「ま、お前らなら何も心配はないが。

 

後は頼むぞ。」

 

 

 

 

 

こうして隊員達と全員少しばかりの別れの挨拶も済まし、アカツキは次元装置の中へ入っていく。

 

 

隊員達はその姿を最後まで見送った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アカツキ大尉。準備は出来ていますか?」

 

装置の中で発進準備をしているアカツキに元帥が尋ねる。

 

「あぁ。」

 

 

「皆さんには巫女の搜索と伝えましたが、先ずは消失した隊員達の搜索、保護を優先して下さい。」

 

 

「いいのか?殿下の願いでもある物を先に探さなくても?」

 

 

「ええ、皇女殿下からは事情も説明しました。

 

先ずは確率が高い行方不明の隊員達を探し、その後ゆっくりと巫女の搜索をしてもらうつもりです。

 

 

 

…………。

 

 

 

アカツキ大尉、ごめんなさい。

 

 

貴女一人に任せてしまって……。」

 

 

「今更だな。別に謝る必要なんてねェよ。

 

そもそも【行かせたくない】んだろ?

 

 

そして【私じゃないと務まらない理由】もある。

 

 

一石二鳥じゃねぇか。ならまとめて片付けた方が効率がいい。」

 

 

 

「そう……ですね。では開始プロセスを実行します。」

 

 

 

装置のシステムボイスが響き渡る。

 

 

 

システムチェック開始。

 

メモリーユニット:オールグリーン

 

戦術ログ:初期化

 

座標データ:ロード開始

 

武装装備チェック:オールグリーン

 

バイナルティスタンバイ。

 

健康状態チェック:クリア

 

IFF起動

 

COF起動

 

システム:オールグリーン

 

転送準備完了

 

 

 

 

「続けてアカツキ大尉に変装プロセスを施します。

 

この変装はアカツキ大尉の個体データを参照の元、転送先の世界の住人の【基準データに近い個体へ変装】へと姿を変えます。」

 

 

「何度も説明しなくても分かってる。

 

要するに、【その世界の環境に慣れてもらう】という体で実行するんだろ?」

 

 

「大まかすぎですが、合ってはいますね。

 

では開始します。」

 

 

そして変装プロセスが開始される。

 

顔や髪などは改変されなかったが、主に顔から下の身体を変装させる。

 

高かった身長から小さい身体へと、軍服から白や赤、青い色などが入っている服へ。

 

ズボンだった下着がみるみるスカートへと形が変わっていく。

 

 

「おい待てよ、これじゃあまるで……」

 

女の子のようだ。

 

しかも服装が悪役っぽい服をしている。

 

(マジかよ……趣味悪すぎだろ……こんなもの着てるヤツがいんのか……。)

 

 

「ブフォッ!」

 

吹き出し笑いが聞こえた。

 

「おいコラ、何笑ってんだよ。」

 

 

元帥は笑ながらアカツキに言う。

 

「に、似合ってますよその格好……いい服じゃないですか。

その姿、私は好きですよ……プッ。……ふふ。」

 

「笑ながら言ってんじゃねぇよ!」

 

 

 

 

 

全てのシステムが完了したあと、元帥は発進信号を行う。

 

「まぁその姿でも頑張ってください。

 

転送ボルテージ、970%を突破。

 

座標【幻想郷】に固定。

 

射出タイミングをアカツキ大尉に譲受します。」

 

 

「こんのドSがァ……はぁ……了解。」

 

 

 

 

「碧の騎士団第4位アカツキ。これより潜入任務を開始する。」

 

 

 

 

嫌々な顔で転送装置から射出された。

 

目の前にある次元ゲートへと飛び込んだ。

 

 

 

 

 

 

「アカツキ大尉、貴女に希望の光があらん事を……。

 

 

後はお願いします。」

 

 

 

 

 

 

 

 

向かう先は【幻想郷】。

 

 

 

 

 

その世界で起こる数々の出来事に

巻き込まれる事をアカツキはまだ知らない。

 

 

 

 

 

 

暁空幻郷 プロローグ完。

 




お疲れ様です。

これにてアカツキが幻想郷に介入するまでのプロローグは終わりです。

次回は幻想郷で暴れる予定になってます。


※ここからはちょっとしたネタバレ。

ここまでの経歴を動画一本にするか、前編後編で分けるか迷っていますが、本動画は【碧の巫女】の搜索ではなく。
【行方不明の隊員達の搜索】しか開示してません。
小説内では明かしていましが、動画内ではそういう話を触れてはいませんので、ここだけはご注意下さい。

後々、アカツキの本来の目的が巫女搜索という事が明らかになる予定です。



ではまた次回で。バイなら。
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