エロい力でがんばってみる   作:dollmaster

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第14話

小学校のジュエルシード回収から5日経った。

あれから探索はしているが新たなジュエルシードが見つからない。

俺の知識で確実に見つかりそうなのは、海鳴温泉と海に沈んでいる6個だ。

あとはオフィス街に1個あるはずだがこちらはどの辺りにあるのかわからないため、一応何度か円を使って探してみたがわからなかった。

 

本日は日曜日、小学校が休みであるが喫茶翠屋はいつもどおりに営業中である。

原作では翠屋FCだったかのサッカーチームが存在したが、こっちでは士郎さんが亡くなっているため存在しない。

なのでジュエルシードの発動タイミングがわからため、いつもどおりに翠屋の厨房でランチタイムの修羅場を凌いでいる。

なのはちゃんはフロアで接客のお手伝いをしながらマルチタスクで魔法のシミュレーションをしているみたいだ。

ユーノ君は表で待機してもらっている。

飲食店だから動物の持ち込みはできないので仕方ないのである。

 

《ユーノ君、魔力は大丈夫か?》

 

《ええ、もう大丈夫です。しかし美由希さんが使ってくれてるあの液体は凄いですね!こんなに早く魔力が回復するとは思いませんでした。》

 

《・・・ほう、ということは昨夜もお楽しみだったんだね?》

 

《///その、はぃ・・・》

 

《まったく、美由希ちゃんはいたいけな少年に何やってるんだか・・・》

 

《ぅぅぅぅぅぅ・・・》

 

そう、ユーノ君の魔力を回復する為に美由希ちゃんへ魔力回復ローションを渡していたのだ。

おかげで最近美由希ちゃんの部屋からユーノ君の気持ちよさそうな声が、夜な夜な響いていて桃子さんとのエステが激しくなるので俺もお疲れ気味なのである。

 

《ユーノ君、ジュエルシードが発動したら結界をお願い。なるべく被害は出したくないからね。》

 

《わかりました。》

 

こうしてランチタイムの修羅場の時間は過ぎていったのだった・・・

 

 

 

ランチタイムが終わり一息ついた時にそれは起こった。

そう、ジュエルシードが発動したのだ。

 

《ユーノ君!》

 

キイィィィィィィィン!

 

《今、結界を展開しました!被害はほとんど出ていないはずです!》

 

一瞬にして回りから人がいなくなり高町姉妹とユーノ君と俺が残った。

俺達はすぐにジュエルシードを確保するべくお店から飛び出してそれを見てしまった。

 

そう、なんというか田舎にドライブで行くとよく見かけるものが目に入ってきたのだ。

なんというかヨーロッパにあるお城を無理矢理現代の素材で作った安物感あふれるデザイン。

入り口はなぜか車でしか入れないようになっているし、横には御休憩がいくらだと書いてある料金表・・・

 

そう大人の秘密の花園、ラブホテルが街中にでんと鎮座しているのであった!

 

「ユーノ君、あれは何だ?!」

 

「たぶん人間が発動させちゃったんだ。そしてその願いを正しく(?)叶えたんじゃないかな?」

 

「えっと・・・」

 

「願いって・・・あれかな?」

 

「それしかないだろう?だってラブホだし・・・」

 

そういってあきれる俺達は取り合えず中に進入することにしたのだった・・・

 

 

 

取り合えずホテル内はいるのは問題なかった。

問題はジュエルシードがどこにあるかである。

 

「私に任せて!お願いレイジングハート!」

 

《エリアサーチ》

 

なのはちゃんが魔方陣を展開、探索魔法を発動し、しばらく待ってみるとなのはちゃんがあわてだした。

 

「お兄ちゃん!大変!」

 

「見つかった?」

 

「うん、それでねどうもうちの学校の子達なんだけど、その、今から初体験するみたいで・・・」

 

「「「えっ?」」」

 

「どちらも初めてそう?」

 

「うんそうみたい。」

 

それを聞いてユーノ君を除いて俺達はうなずきあった。

 

「急ぐぞ!」

 

「「「わかってる!」」」

 

「えっえっ?!」

 

俺達は急いで現場に急行するのだった。

 

 

 

 

ジュエルシードと発動させた人間は建物の中央付近の部屋にいた。

俺達は豪奢な扉の前に着くとお互いの顔をみてうなずきあった。

 

「まずは俺が行く。」

 

「わかったの。」

 

そういって俺は扉をそっと少しだけ開けて隙間を作り中の様子を伺った。

中には小学校5年生ぐらいのカップルが天蓋付きの大きなベットの上で抱き合いながらキスをしているところだった。

 

(良かった。間に合ったようだ。)

 

俺は男の子が少し体を起こしたタイミングで一気に扉から滑り込み疾走した。

すばやく彼らに近寄ると、俺はこちらに気が付いた二人の額に指をトンッとつきつけ、

 

「今此処には君達以外に誰もいない。さあ、続きをするんだ。」

 

そういうと一瞬目から光が消えたが、すぐにお互いを求め合う行為を再開した。

今この二人には俺達が認識できていない。

俺のエロチートで催眠を掛けて俺達の姿を認識できないようにしたのだ。

 

「みんな入ってきてくれ。」

 

そういうと高町姉妹とユーノ君が部屋に入ってきた。

そして男の子が女の子との胸を服の上から揉んでいるのを見つつ

 

「なのは、この子達知ってるの?」

 

「男の子の方は知らないけど女の子の方は知ってるよ。たしか内の5年生で神崎 茜さんだったかな?

 私達のサークル活動に最近良く出席してくれてたの!」

 

俺はその話を聞き、唾をゴクリッと飲み込んでなのはちゃんに尋ねた。

 

「・・・ちなみにその活動内容なんだ?」

 

「旦那様の下半身を管理することを主題にした技術研究会だよ?」

 

(アウトォォォォォォォォォ!)

 

ユーノ君は何のことかわからない様子でキョトンとしている。

穢れのないユーノ君はぜひそのままでいてもらいたいが、すでに美由希ちゃんの手にかかっているので無理なんだろうなぁ・・・

 

とりあえず状況はわかった。

恐らくこの子達のどちらかがジュエルシードを拾って、それを持ったまま初体験したいとでも思ったのだろう。

それをなぜか曲解もなくジュエルシードが叶えてこのラブホテルができたと・・・

 

あれだな、多分男の子のほうだな。

こんなベタなラブホテルとか・・・?

でもベットは少女趣味ぽいから茜ちゃんのほうも願いがかなっているな。

ということは、二人の願いが偶然一致してそれをジュエルシードが最適化して叶えたのか・・・

どんな天文学的確立なんだよ!!

まあそれはともかく、

 

「さてみんな、わかっているな?」

 

「はい!ジュエルシードの封印ですね!」

 

そうユーノ君が答える。

しかし俺達は「何を言ってるんだ?」という目でユーノ君を見る。

 

「え?どうしたんですか、皆さん?」

 

「何を言ってるんだユーノ君。今此処で重要なのは初体験の二人に、思いで残る素晴らしい初体験を提供することだよ。」

 

「え?」

 

ユーノ君は俺の言葉に「何を言ってるのこの人?」的な目で見て、まわりの恭子さん、美由希ちゃん、なのはちゃんを見渡している。

 

「そうだよ?人生で初めての体験だもの素晴らしい初体験にしてあげないと!」

 

「技術研究会の会長としても会員に素晴らしい体験をプレゼントなの!」

 

「そうようねぇ・・・」

 

と口々に語る姉妹達。

 

「ええっ?!ジュエルシードはどうするんですか!このままだと暴走する危険性があるんですよ?!」

 

「もちろん忘れてないさ。みんな!この子達の初体験が終わるまで現状を維持するぞ!」

 

「「「了解!」」」

 

「えぇっ?!」

 

「なのはちゃんはジュエルシードに弱い封印魔法で現状を維持してくれ。ユーノ君はそのサポートを、俺と恭子さん美由希ちゃんは敵が来ないか全周警戒だ!」

 

指示を出すとなのはちゃんがレイジングハートをシーリングモードに移行し、ユーノ君があきれた顔でジュエルシードにチェーンバインドを仕掛けた。

その瞬間、アリスの国に出てくるトランプの兵隊が部屋の周りから出現し、俺達に襲い掛かってきた。

 

「クソ!やっぱり一筋縄ではいかないな!」

 

「でもこれぐらいなら大丈夫!私たちがいれば問題なく排除できるわ。」

 

そういって小太刀でトランプの兵隊を切り伏せていく。

なのはちゃんもレイジングハートを元に戻しアクセルシューターで応戦、ユーノ君はチェーンバインドでジュエルシードの力を押さえ込んでいるようだ。

神崎さんたちの様子を見るとお互いの服を脱がせあっている段階だ。

 

「ふふ、恥ずかしいよ。翼君。」

 

「綺麗だよ茜ちゃん。」

 

そういって翼君が茜ちゃんに覆いかぶさって行った。

その間にも俺達はトランプの兵隊やでかい鳥などを薙ぎ倒していた。

 

「がんばれ!俺達がなんとしても此処を死守する!!」

 

「トランプの兵隊は弱いわね。でも次々湧いてくるのが困りものだわ。」

 

俺も薔薇のツルが伸びてきたの叩き切りながら全周囲を警戒していた。

そして敵の数が落ち着いてきた瞬間それは起こった・・・

 

「ウッ・・・」

 

翼君が呻いたと思うと背中を丸めていた。

そして茜ちゃんの白いおなかの上に白濁した液体が・・・

 

「しまった!暴発か!」

 

このままでは翼君が自信をなくして初体験が失敗してしまう。

そう思った瞬間、なのはちゃんが茜ちゃんに駆け寄った。

 

「お兄ちゃん達!しばらくお願い!」

 

「わかった、そっちは頼むぞ!」

 

そうしてなのはちゃんが抜けた穴を俺は全力を使ってカバーに入った。

 

「茜ちゃん。思い出して?彼が暴発したときの対処法だよ?」

 

そうなのはちゃんが耳元でささやくと、茜ちゃんがハッとして動き出した。

 

「翼君、大丈夫だよ。ほら、私がこうやって元気にしてあげるから・・・」

 

そういって茜ちゃんは翼君の下半身に頭を近づけ、それを口に入れたのだった・・・

それを見届けたなのはちゃんは戦線に復帰、スフィアを限界まで創り出して敵をふっ飛ばした。

 

「ナイスフォロー、なのはちゃん!」

 

「こんなこともあろうかと、ちゃんとイメージトレーニングを推奨してるの!」

 

 

翼君も何とか落ち着きを取り戻したようだ。

欲棒の方は茜ちゃんの献身的な看護で復活したし、さぁもうひとがんばりだ!

 

・・・いかん!

 

「レイジングハート!茜ちゃんの体をスキャンだ!」

 

《了解》

 

「どうしたのお兄ちゃん?」

 

「いや、茜ちゃん来てるのかなって・・・」

 

「・・・あっ!そうだね。来てるとちゃんとしとかないとまずいよね。」

 

《彼女の子宮に卵子が存在しています》

 

「危なかった。」

 

そう呟いた時、翼君がついに最終段階へ入ろうとしていた。

俺は彼らに近づき一旦暗示で動きを止め、なのはちゃんを呼んだ。

 

「なのはちゃん!こっちにきて!」

 

アクセルシューターを盛大にぶっ放した後こちらに寄ってきて、

 

「なに?お兄ちゃん。」

 

「茜ちゃんの中にこれを・・・」

 

そういって俺は白い錠剤を渡した。

なのはちゃんも受け取ってから茜ちゃんのクレバスを確認し、

 

「お兄ちゃん、まだちょっと濡れ方が足りないの。ローション頂戴!」

 

俺は言われたように初体験用ローションをなのはちゃんへ手渡す。

このローションには鎮痛作用と弱い媚薬が配合されていて、破瓜の痛みを少し軽減してくれる優れものだ。

ちなみに痛みそのものは消えないように調整しており、しばらくすると媚薬の作用で絶頂しやすくなる効果もあるため、男の子のプライドまで守ってくれる優しい仕様となっている。

それとなのはちゃんに手渡した錠剤は『殺精子剤』で俺特性のため100%安全である。

もちろん副作用なんて存在しない。

なのはちゃんが茜ちゃんの中にローションと『殺精子剤』を入れて、膣をほぐしている。

 

「ん~、愛撫不足なの。これじゃ茜ちゃんが可哀想だからちゃんと解して置くの!」

 

と慣れた手つきでローションを塗りこんで、ようやく満足したのか「ふぅ!」と一仕事終えたように汗をぬぐった。

心なしか茜ちゃんの顔が艶やかな感じでほほが染まってきている。

 

(やべぇ!かなり手馴れてるんだが、ほんと桃子さんはどんだけなのはちゃんにどんだけ仕込んでんだよ・・・)

 

「おにいちゃん!もう大丈夫だよ!」

 

「わかった。さあ続きをどうぞ?」

 

そういった瞬間、翼君と茜ちゃんが動き出した。

 

「行くよ?茜ちゃん・・・」

 

「来て、翼君・・・」

 

こうして彼らの距離が0となり無事、破瓜を確認した・・・

 

「ッ!」

 

「大丈夫?」

 

そう翼君が気遣い、顔を少し歪めながらあかねちゃんは、

 

「うん。思ったほど痛くなかったし、大丈夫。もっと奥に来て?」

 

「わかった。行くよ?」

 

「うん!」

 

そういうやり取りを見ながら俺は敵を切りつけ、なのはちゃんはスフィアを展開、発射していた。

 

「よし!後もう少しだ、みんな耐えてくれ!」

 

「後はフィニッシュだけか・・・」

 

「いいなぁ、私も彼氏ほしいなぁ・・・」

 

「これで二入には素敵な思い出がのこるの!」

 

俺達のは迫り来る敵を彼らが行っているベットを中心に陣を張って迎撃している。

それもあと少しだ。

彼がまもなく達すれば・・・

 

俺はトランプの兵士に強烈な一撃を打ち込んだ!

 

「徹!」

 

「あん!翼君いいよ!」

 

「ここ、此処なんだね?!」

 

美由希ちゃんはチェシャ猫に高速の突きを放つ!

 

「射抜!」

 

「お、奥に届いてるの!」

 

「茜ちゃん!なにかコリコリしたのが当たってるよ!」

 

恭子さんは薔薇の化け物を連撃で切り捨てた!

 

「虎乱!」

 

「は、激しいよ!そんな、急に!」

 

「クッ!そ、そんなに締め付けて・・・!」

 

俺と恭子さんは防衛ラインを抜けようとしたねずみを最速で切り裂く!

 

「「神速!」」

 

「ダメ!な、なにかきちゃう!翼君!て、手を握って!お願い!」

 

「茜ちゃん!ぼ、僕もっ!ダメだ!」

 

そして最後はなのはちゃんが砲撃魔法を打ち放ち、敵を一掃したのだった。

 

「ディバイ~ン・・・・」

 

「「アッアァッァァァァァアッァ!」」

 

「バスタァァァァァァァァァァ!」

 

なのはちゃんの砲撃がハンプティダンプティを貫くと、ベッドの周りから敵がなくなった。

ユーノ君がジュエルシードの出力制限しているため、一時的に敵がいなくなったのだ。

 

「やれやれ・・・」

 

「彼らのほうは無事終了したみたいだね。」

 

「あらあら、二人の世界で睦みあって・・・」

 

「いいじゃないか、とっ二回戦目が始まったな。」

 

「仕方ないよ、初心者用ローションも使ってるし・・・」

 

「そろそろ僕、限界なんですが・・・」

 

俺は2回戦目に入った彼らを眺めつつ、周囲の警戒にもどった。

 

「ユーノ君、魔力が限界なら今のうちに美由希ちゃんに補充してもらうか?」

 

「えっ?あの、その・・・みんなにあれを見られるのちょっと///」

 

ほほを染めるフェレット・・・

美由希ちゃんはなぜか魔力補充用ローションを持って待機している。

 

「私たちは気にしないわよ?」

 

「じゃ、その間は私がジュエルシードを縛ってるね?」

 

「じゃ、ユーノ君。彼らはまだがんばるみたいだから、君も頑張れ!」

 

「そんな!帝さん!」

 

そしてユーノ君は美由希ちゃんに連れ去られ、しばらくしてローションマッサージの音とフェレットの艶声が響き渡った・・・

 

 

 

あれから30分ほどして茜ちゃんたちは体力の限界に達して眠ってしまった。

いよいよ最後の仕上げである。

 

「なのはちゃん、封印をお願い。」

 

「わかったの。レイジングハート行くよ!」

 

《シーリングモード、セットアップ》

 

「リリカルマジカル、ジュエルシード封印!」

 

《シーリング》

 

こうして5つ目のジュエルシードは無事封印された。

 

 

 

おまけ

 

ん、ぅん、あれ?

私は確か、翼君と・・・

周りを見渡すと天蓋突きのベッドに私は寝ていました。

そして隣には翼君が裸で寝ています。

 

(そうだ、今日私大人になったんだ・・・)

 

おなかに手を当ててみると、じんわりとした快感を未だに感じてしまいます。

 

(ふふっ素敵な体験だったわ)

 

彼と私はお互い初めてだったけど、とても素敵な体験でした。

ちょっと最初に彼が暴発しちゃったけど、会長の言葉が浮かんできてちゃんとフォローができたし、その時の彼のしょぼくれそうな顔がとても可愛かったの。

 

(でも、思ったほど痛くなくてよかった・・・)

 

初めては痛いだけだと言われてたけど、その、途中からとても気持ちよくて何回か達してしまった・・・

彼も気持ちよくなってくれたみたいだしとても幸せです。

 

(初体験の為に部屋を用意してくれた副会長に今度お礼をしないとね!)

 

まだ時間はあるのだしもう一眠りしよう。

私は翼君に抱きついて瞼を閉じたのだった・・・


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