ウィン・D・ファンションの答え
マクシミリアン・テルミドールの答え
首輪つきの答え

そして、これはそのどれでもない、彼の答え

4つ目の答えであり、5つ目につながるかもしれない、答えである。

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人類種の天敵を止めるのが、彼だったら という、個人的な妄想に基づくif話です。


Armored Core Four Answer

Pray for Answer……

 

そして、Four answer……

 

企業の意に背き、人々の安寧を守ろうとした、ウィン・D・ファンション。

最悪の反動勢力となり、人々の未来を切り開こうとした、マクシミリアン・テルミドール。

そして、すべてを壊そうとした、首輪付き。

 

これは、彼らいずれの物語でもない。

彼らとはまた、違う答えを選ぼうとした『彼』の物語である。

 

 

 

『人類種の天敵』

そう、呼ばれた存在がいた。

かつて、カラードの新人として入った直後から、圧倒的な戦果を叩き出した新人リンクス。

彼は、ある日唐突に、地を叩き落とした。

汚染を逃れようとした人々が住まう、人が作りし空飛ぶ大地、クレイドル。

オールドキングと共に、予告も警告も、前兆すらなくクレイドルを破壊した。

 

当然、彼らは追われる身となった。

 

世界の総意、企業連のトップから差し向けられた、最精鋭のリンクス5人

 

しかし、その5人はたった2人に敗北した。

いや、その殆どを片付けたのは、『天敵』である。

彼らは負け、企業にはもはや対抗できる戦力は、殆ど残っていなかった。

 

自由都市、ラインアーク所属の、かつて最強と言われたレイヴンも、長きに渡る戦いの損耗、そして衰えにより、敗北した。

 

対抗しようとするものは、その全てが叩き潰された。

少しづつ機体を損耗させようとする試みもあったが、パーツを自由に交換できるアーマードコアには、そして何より、あらゆる機体を乗りこなす天敵には、意味が無かった。

予備パーツが奪われ、クレイドルが落とされる。

 

地上に降りようと言う試みもあったが、安全な場所を見つけられたクレイドルはわずかだった。

 

 

 

 

「なあ、本当に行くのか?」

 

整備員が、パイロットに問いかける。

 

「憧れ、だったんだ だから行くさ」

 

ヒーロー は彼の憧れであった。

首輪付き は彼の憧れであった。

 

巨悪と戦い、人々を守る、コミックの中のヒーロー

自分と同じ『力』を、自分とは比較にならないほどに使いこなす、首輪付き

 

ヒーローになるため、彼は戦う

憧れだった存在の名が、これ以上地に堕ちることの無いように

 

彼は、実質的な強さにおいて、かつては最下位だった。

覚悟が無かったから

怖かったから

逃げたかったから

そして、傷つけたくなかったから

 

ヒーローは、悪以外とは戦わない。

ヒーローは、大切なものを守るために戦う。

 

ヒーローに憧れてはいても、倒すべき悪を、見つけられなかったから、彼は機体を動かせなかった。

 

 

ふと、考えた。

「やっぱり、無理なのかな…俺には…。あんた、どう思う?」

あるミッションの終了時に、彼に問いかけた言葉。

彼は、「信じるもののために、戦えばいい」と言ってくれた。

 

もしかしたら、彼は俺がヒーローになるきっかけを作るため、こんなことをしたのでは、と考えた。

 

それは、思い込み(事実)なのだろう

 

ORCAに居ても、企業連に居ても、人類は破滅する可能性がある。

だから、どちらとも敵対し、圧倒的な敵となることで、人々を一つにまとめようとした。

それが真実じゃないかと、考える。

 

あえて巨悪となり、強くなった俺に倒されるために、こんなことをしている

さすがに、突飛過ぎる発想(それは、事実かもしれないの)だ。

 

あいつは、俺のことを気にかけてくれていた。

一人じゃ稼げないだろうから、と協同ミッションに誘い、殆どの敵を一人で片付けていた。

だから、向こうのほうが稼いでると分かってても、その後は必ず一緒に飯を食いに行って、俺が金を出していた。

 

だから、俺は

俺は、あいつの友達だから

無辜の人々を守りたいから

戦えるのが、俺だけだから

……

 

 

行く理由は、幾つでも見つかる

行かない理由は、見つからない。

 

 

ヒーローになる

それが、俺の答え(Answer)

 

 

「セレブリティ・アッシュ、行けるぜ」




まず、ここまで読んでいただきありがとうございました

レイヴン(4主人公)のファンの方、すみません
ダンを目立たせるため、彼には語られてないところで退場していただいてます
生死は不明ですが…… おそらくは……

書いてない設定もありますが、簡単に言っておくとネクストは殆ど廃棄されてます
天敵のものとダン・モロのもの以外は残ってません。

ダンと首輪付きの対決、どちらが勝ったのか、相打ちだったのかは、皆様にお任せします

言えるのは、やがてこの世界は荒廃していき、Vにつながるかもしれない というだけです。

感想、意見、誤字脱字報告や批判など、お待ちさせていただきます。

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