00ユニットの機能停止によって死亡した鑑純夏。魂は神域に送られ、女神となって……? 

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純夏 女神になりました

 私は機能停止した00ユニットの肉体を離れた後、妙に白い場所にいました。

      

 「あれ……?ここどこ?それにこの格好って……。」

 

 この白いヒラヒラの服とか……うん、もしかして女神様の絵とか描けば特に指定してないと着ているアレか。

 

[来たか。まったくとんでもないことをしおって。」

 

 そのお爺さんは白いローブを着ていて白い長い髭と眉。杖を手にして貫禄のある顔をしていました。

 

 「あれ?ここどこですか?それにみんなやタケルちゃんは?」

 

 「おらん。ここほ神域じゃ。そしてお前はその白銀武を因果導体にしてさまざまな平行世界を渡らせおったな?」

 

 「うん、そうみたいだね。”タケルちゃんに会いたい”って願いが他の世界からタケルちゃんを呼んで因果導体にしちゃったみたい。」

 

 「そのおかげでさまざまな平行世界でBETAという怪物に世界を滅亡されまくりじゃ!

 お前は脳髄と化してBETAの実験体となったり、00ユニットとなるなどの経験で魂の高密度化が起こった。

 ゆえに世界を管理する女神になることが可能となった。BETAの駆除に協力してもらうぞ。」

「そりゃBETAはほっとけないからやるけど……。もうタケルちゃんにはあえないの?」

 

 「世界のひとつをやる。そこに好きな世界を造れ。自分の分身を送りこめばそやつの経験をお前が体験することもできる。」

 

  「え?じゃあアレだね!BETAのいない世界で海とかスキーとかタケルちゃんとみんなでやるなんていいね!」

 

 「遊ぶことばかり考えるんじゃないわい。今からBETA駆除の方法を教える。

 さっさと仕事に慣れてもらうぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

*            *           *

 

 「あーもうタケルちゃんたらエッチなんだから。他の娘とばかり遊んでないでもうちょっと私とも遊んでよ。あ、霞ちゃんはやさしいね。

 こうなったら強制イベントだー!」

 

ポカン!!

 

 「こりゃ!遊んでないではお前じゃ!」

 

 「あいたー!」

 

 杖でたたかれちゃいました。私の造ったアルタードフェイブルの世界を見て神様はため息。

 

 「まったくこんなにリソースを使いおって。

 ほれ、BETAの進行が早まるぞ。さっさと仕事にもどらんかい。」

 

 「だってー。キリがないんだもん。リソースは少ないし、やり方はまだるっこいし。」

 

 「世界が少なくなっておるからの。取れるリソースも少なくなっていき、それによってBETAを駆除する力も弱まる。悪循環じゃ。」

 

 「 ハァ。まあ、がんばるけどもっと効率いい方法ってないのかな。

 これじゃいくらがんばっても焼け石に水だよ。」

 

 「フム……。」

 

 神様はアゴヒゲいじって考えます。

 

 「なら転生システムを使うか。転生する人間に特別な能力を与えBETA世界に転生させて内側からBETA駆除を行う。使うリソースもその人間に与えるのみだから格段に少なくなるぞ。」

 

 「おおー。それ、いいね。」

 

 「さらに過去に送りこめばBETA世界が増えること自体なかったことになる。」

 

 「おおー。いいじゃない、それ。なんでやらないの?」

 

 「本人にチートを使いこなすだけの才覚とBETA全滅を目指す強い意志がないと全くの無駄になるからのう。

 ワシのように神が長いと人間というものがどいつもこいつも同じに見えてしまって選ぶことができんのじゃ。」

 

 「ならそこは成りたて女神の私の出番だね!見る目ならドーンとまかせなさい!

 タケルちゃんみたいな子を探せばいいんだから。」

 

 「そのタケルちゃん依存症がイマイチ信用できんのじゃが……。まあ、やってみるか。

 試しにどこか適当なBETA世界に送って……。」

 

 「いえ、過去に送りましょう!はやくおわらせてアルタードフェイブル世界に全力投球せねば!」

 

 「正気か!?過去へ送るのはとんでもないリソースを使うぞ!

 無駄になったら二つ三つ世界が滅ぶぞ!」

 

 「この!鑑純夏のタケルちゃんや冥夜さんとのバトルで培った人を見る目を信じなさい!

 必ずや最高の人材を一発で探し当てましょう!」

 

 

 さて、私が本当に最高の人材を見つけてBETA世界を消すことに成功したかはいつかはなしましょう。


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