ファイアーエムブレムif 白夜王族と暗夜王族の血を引く者 作:コッコ
暗夜の軍勢が白夜平原に向かっていると報告を受けたリョウマは直ちに迎え撃つ準備を始めるの様に促し白夜兵もそれに従い走っていった。
「まさかマークス兄さん達が・・・」
「そうなると俺達も行かなければなりません」
カムイとセルスは向かおうとした時、突然竜の石像が壊れて一つの金色の刀が出てきた。全員驚いていたがその刀はカムイの元へと飛んできた。
「その刀は夜刀神!」
「夜刀神?」
夜刀神とは選ばれし物が持つ事を許されその力を振るう事ができる刀であると聞いた。カムイは手に取るとまるで使い手とばかりに馴染んでいる。周りはそれを見ていると今度は地面から何か飛び出してきた。
「その刀は!?」
「妖刀虚月!」
妖刀虚月とは昔に白夜王国の邪悪な剣士が扱ったとされる古代の刀だった。その力は神器に匹敵する物で夜刀神と共に封じられていたと言う。虚月は飛んだ先はセルスの前だった。その虚月は手に取れと言わんばかりの存在感だった。
「セルス取るな!下手をすれば刀に飲み込まれるぞ!」
「セルスさん!」
セルスは虚月を見て考えていた。この刀の力さえあればあの透明な兵士達に対抗できると考えるがそれはこの邪悪な力を持つ刀を手に取ると言う事だった。セルスは悩んだ挙げ句、遂に手に取り闇に包まれた。リョウマ達は驚いていたがセルスは刀が支配しようとする感触と戦っていた。
「(俺を主人だと認めたのだろ?だったら言う事を聞け!!)」
闇から開放されるとセルスは刀を支配した。黒い刃に闇のオーラが漂っているが今のセルスには頼もしい刀だった。
「虚月を支配したのか・・・」
「セルスさん。貴方は・・・」
セルスは少し虚月を振るうと本当に虚月が馴染んでるかの様に振りやすかった。そしてセルスは刀を鞘に納めた。
「では、カムイ様。行きましょう白夜平原に」
「はい!」
その頃、白夜平原では暗夜軍が白夜軍を迎え撃とうと待ち構えていた。その指揮を取るのはマークスだった。その他にもカミラやレオンそしてエリーゼの姿もあった。そしてリョウマ率いる白夜軍も白夜平原に到着した。白夜側にはヒノカとタクミそしてサクラと姿があった。白夜側にはカムイとセルスの姿もあった。
「カムイそしてセルス心配したぞ。さぁ、速く此方に来るんだ。お前達が加われば無駄な犠牲を出さずに済む」
「騙されるなカムイ、セルス!暗夜は母上を暗殺しようとしたのだ。そいつの言葉に惑わされるな!」
暗夜の兄妹達と白夜の兄妹達の両方の言い分も確かでマークスの言う通りに暗夜に加われば無駄な犠牲を出さずに終わるがリョウマの言った通りにミコトを暗夜が暗殺しようともしたかも知れない。
「戻ってきてくれ・・・」
「こっちだ!」
両方の兄妹達はカムイとセルスに決断を迫る。カムイはうつ向いて迷っている。セルスはそんなカムイを見て一つの決断をした。それは自分の出生を教える物だった。
「・・・カムイ様いや、カムイ。話がある」
「セルスさん・・・?」
セルスがカムイに様を付けなかったのは初めての事でカムイは戸惑った。
「カムイ・・・俺はお前の従兄にあたる存在だ」
「従兄・・・?」
「なに!?」
「それは本当かセルス!?」
セルスの言葉にカムイだけでなく両兄妹達も驚きの声をあげている。セルスは続ける。
「俺は暗夜と白夜の王族の両方の血を受け継いでいる。俺にとってはどちらの兄妹も大事な親族であり従兄妹達でもある。だから・・・」
セルスはカムイに意を決した様に言った。
「お前の進む道に共に進むと俺は誓う。それが片方の従兄妹達と戦うとしてもお前だけに辛いも思いはさせない」
「私の道は・・・」
カムイはセルスの言葉にカムイは決断した。