ファイアーエムブレムif 白夜王族と暗夜王族の血を引く者 作:コッコ
馬に乗ってから時間が経ち王都に到着に到着した。カムイ達が城に入り玉座の間へと来た。そこにはガロンとマークスにレオンとカミラそしてエリーゼがいた。
「よく来たなカムイ・・・マークスから一本取って見せた様だな」
「はい、お父様・・・」
カムイは父親との久しぶりの再開で緊張をしているのか物静かだった。マークスはそんなカムイのホローに回った。
「カムイは私の不意の突いて一本を取りました。その一本にはセルスの教えもあったのです」
「ほぅ、セルスにしては珍しいな・・・」
ガロンは本当に珍しそうにセルスを見る。セルスはそんな目で見ないでくれと目で伝える。ガロンは不適に笑った。
「フハハハ、まぁ良いわ・・・カムイよお前に贈り物をやろう」
ガロンがそう言うと何処から出したのか不気味な剣をカムイに渡した。
「それは魔剣ガングレリだ受けとれ」
「ありがとうございますお父様・・・」
「ふむ、そうだカムイ。お前の実力を見せてもらおうか」
ガロンが言うと向こうから白夜の捕虜と思われる一団が来た。そして暗夜兵が縄を切ると武器を渡した。
「カムイその者達を倒してみせよ」
「カムイ様。今回は本気の戦闘です・・・私達も貴女の手助けをします」
そう言うとセルスは刀を抜きギュンターも馬に乗り槍を構え、ジョーカーも暗器を持って構えていた。戦場が始まると戦闘地域の中央の崩れた場所の近くに何か青い光があった。
「あれは竜脈か・・・カムイ様、竜脈に行って発動してみてはどうでしょうか?」
「分かりました!」
セルスに言われカムイは竜脈に向かうと発動し、瓦礫の山が取り除かれ回復ポイントが現れた。
「カムイ様お見事です」
ジョーカーがカムイを称賛しカムイの前へと出たギュンターも前衛に出る。セルスもカムイの前へと出て敵を迎え撃った。
「私はリンカ!炎の部族の力を見せてやる!!」
敵はカムイ達の元へ向かってきた。炎の部族と思われるリンカの最初の攻撃をギュンターは防せぎ反撃をしたか防がれた。ジョーカーは緑の髪をした色男の忍びを相手に戦っており手が塞がっていると言わんばかりの戦いだった。二人の戦いを見ているとセルスの近くに紅い髪をした短髪の女がやって来た。
「どうやら俺の相手はお前か・・・」
セルスは刀を肩にかけて女を見ていた。女は刀を抜きセルスに構えた。
「構えなさい・・・貴方も少しは誇りがあるなら」
「分かった構えてやるよ・・・」
セルスも刀を構えた。周りの戦闘の音以外が鳴り響くなか二人は静かに構えお互いに隙を探っていた。セルスはわざと隙を見せたりしたがそれに釣られずお前は構えた続ける。セルスは状況を打開する為に挑発を試みた。
「どうした?掛かってこい臆病者が・・・」
「それなら貴方が来ればいい」
正論を言われたセルスは複雑な顔をした。セルスは仕方なく最初に斬り込んだ。最初の斬り込みは防がれ反撃を受けセルスは斬撃を避けた。
「やるな!なら、これならどうだ!!」
セルスは刀で連続で斬り込みは女はそれを軽く防いで反撃する。セルスは反撃を防ぎ鍔迫り合いになった。カチャカチャとなる刀にセルスと女の戦いは続き鍔迫り合いは解かれて女はセルスに斬り込んだ。セルスは斬り込みを防ぎ刀を回して女の横腹に峰打ちを決めた。
「勝負あり、だ・・・」
女は気絶しセルスは刀を鞘に収める頃には白夜の捕虜達は全員負けていた。ガロンはそれを見て満足そうに笑みを浮かべていた。
「見事だカムイよ」
「お褒めいただき。ありがとうございます」
カムイは頭を下げた。そんなカムイにガロンは冷酷な事を命じた。
「カムイよ白夜の兵を殺せ・・・」
「ッ?!お父様、彼らはもう戦えはしません。何故殺さなければいけないのですか!」
カムイはガロンの命に反論した。ガロンは顔を歪めるとカムイを睨み付けた。
「そやつら敵だ生かしては置けまいのだ。さぁ、やれ!」
「出来ません!!」
カムイは断固としてガロンの命に背く。ガロンは痺れを切らしたのか立ち上がり魔法を唱えて捕虜を殺そうとした。
「お待ちください」
「セルス・・・貴様までわしに背くか」
ガロンの背くかと言う言葉にセルスは首を横に振った。
「カムイ様はまだ人を殺した事はありません。カムイ様が拒否するのも無理らしからぬ事です。ですので私が後でこの捕虜達を始末いたしますのでどうか・・・」
セルスは膝を突いてガロンに悲願した。ガロンは考えると言葉を発した。
「良かろう今回はセルスに任せる。カムイよ次は無いぞ・・・」
ガロンはそう言うと玉座の間から立ち去った。セルスは安堵するとカムイを見た。
「カムイ様。あまり心配させないでください・・・肝が冷えましたよ」
「すみません・・・」
カムイはまだ納得していない表情をしているがセルスは気にはしなかった。