ファイアーエムブレムif 白夜王族と暗夜王族の血を引く者 作:コッコ
セルス
兵種:ブラックナイト(上級)※オリジナル
兵種説明:主に絶対的な忠誠心を持つ暗夜の黒き騎士。馬は使わないが攻撃と防御に優れている。使用可能な武器は剣・槍・斧
使用武器:銀の刀
固定スキル:両王家の血を引く者
スキル説明:両王家の血を引く者。一定の確率で攻撃力と防御力が大幅に上がる。
容姿と服装:金髪で黒い瞳をしている。服装は黒一色の鎧を着込んでいる。
セルスはカムイとマークスとレオンと共にひっそりと白夜の捕虜達を逃がした。
「今回はカムイに免じて生かしてやろう・・・だが、次は無いぞ」
マークスが威圧感溢れる声で白夜の捕虜達に警告した。捕虜達は悔しそうな顔をして逃げていきカムイ達は王城へと戻って行くのに対してセルスは白夜兵の捕虜の一人、侍と思われる女を見ていたが暗闇に消えセルスも王城へと戻った。後日、セルスとカムイはガロンの元に再びやって来た。
「カムイよ・・・お前に初の任務を与える。無限渓谷にある無人の砦の偵察をするのだ。お前の実力を見たからこそ任せる」
「わかりましたお父様・・・」
ガロンは頷くと男が近づいてきた。スキンヘッドの男でいかにも悪人と言う顔をしていた。
「この者はガンズだ。お前の元へ就かせる」
「カムイ・・・ガンズに気を付けるんだ」
マークスはカムイに静かに警告した。マークスの話によるとガンズは相当な極悪人でガロンに取り立てられて兵士になったのだと言う。カムイはマークスの言葉に頷いた。
「では、行くのだカムイよ・・・」
カムイはお辞儀して玉座の間から立ち去りセルスとガンズも続く。カムイはギュンターとジョーカーそしてセルスの編成でそこにガンズを入れた状態で王都から無限渓谷へと向かった。
数時間後、カムイ達は無限渓谷の吊り橋を渡っていた。
「底は一寸先で暗いですね・・・」
「カムイ様どうかお気をつけてお渡り下さい」
橋を慎重に進んでいくと無人の筈の砦から白夜兵の集団が現れた。一人の男がここは不可侵の協定で結ばれた場所だと警告している。
「カムイ様今すぐに引き返しましょう。このままでは戦闘になります!」
「いやその必要はねぇ!!」
ガンズは何を思ったのか白夜兵に特攻し白夜兵を斧で斬り殺した。それを見た白夜兵達は即座に戦闘体勢に入った、
「カムイ様こうなれば、やるしかありません・・・」
「ガンズが暴れている間に別の道から攻めましょう」
セルスはやるしかないと刀を抜きギュンターはガンズとは別の道から攻める様にカムイに言った。ケイルとカムイ達は別の道から進軍していった。白夜兵を斬って先に進むがそこは崖で道はなかった。
「くそ!道は無いか・・・」
「ッ!?あれを見てください竜脈があります!」
カムイは竜脈へと行き発動させた。発動させた竜脈は何も無かった崖に道を作った。白夜兵達は驚いている。
「お見事ですカムイ様。では、行きましょう!!」
セルスは竜脈でできた道を渡り白夜兵に斬り込む。セルスの圧倒的な強さに白夜兵は怯む。
「怯むな!相手は一人だ、纏めてかかれ!!」
「「「「うおぉぉぉぉぉ!!」」」」
白夜兵達は一斉にセルスに斬り掛かりセルスは数を諸ともせずに白夜兵を斬る。白夜兵の腕を、足を、首を斬る。無慈悲な姿に白夜兵は怯んだ。
「あやつは鬼か羅刹か・・・」
「ひ、ひいぃぃ!来るな!!」
白夜兵はセルスに背を向けて逃げだす者が続出した。セルスは白夜兵を追撃せず立ち止まるとカムイを見た。カムイは敵の大将の思われる者と戦っている。
「はぁッ!」
「ぐはッ!?」
カムイは敵の大将を倒した。白夜兵は大将が倒れた事により同様が走っておりセルスは逃げる好機だと思った瞬間、突然白夜兵の増援が現れた。
「間に合ったか!暗夜の兵よ、これ以上はこのリョウマが相手をしよう!!」
「リョウマだと・・・」
白夜王国の王子リョウマが直々に援軍に来るとはセルスは思ってもいなかった。セルスはカムイの方を見るといつの間にか白夜の忍びがカムイに襲いかかっていた。やられる、セルスはカムイの元へ走るが間に合わないと覚悟をした時、忍びの刃は防がれた。
「大丈夫かカムイ?」
そこにはマークスとカミラとレオンそしてエリーゼがいた。
「カムイ様!!」
「セルスさん」
セルスはカムイの元につくと慌てた様子でカムイに怪我は無いか見た。何処にも怪我は無くセルスは安堵した。
「カムイ様申し訳ありません。私がいながら・・・」
「良いんです」
「セルスすまないがカムイを安全な場所に連れて行ってくれないか?殿は私達が勤める」
「私達に任せて行きなさい」
マークスとカミラが武器を構えて白夜の忍びに立ちはだかる。レオンも神器ブリュンヒルデを開き魔法を放とうとしている。エリーゼは戦えない為、後方に下がっている。
「わかりました。ギュンター、ジョーカー!逃げるぞ!!」
セルスとカムイ達は急いでもと来た道に戻ったが道中にジョーカーとはぐれた。カムイはジョーカーの事を探すがギュンターは大丈夫だと言った。橋を渡っていると橋の向こうにガンズがいた。
「・・・帰すわけがないだろう」
ガンズが走ってきて斧で攻撃をしてきた。ギュンターはガンズの攻撃を受けてしまい橋から転落してしまった。
「ギュンターさーーーーーんッ!」
「ギュンターーーーーーーッ!」
カムイとケイルはギュンターの落ちた場所を見たが闇の深い渓谷に空しく叫び声が響くだけだった。
「ガンズ、貴様!!」
セルスは刀をガンズに向けた。ガンズは不適に笑っており更にセルスの頭に血が上った。セルスが切りかかろうとした時、後ろにいるカムイが腕を鋭い槍に変化させたのだ。
「よくもギュンターさんを!仲間を!ガンズさん!貴方を許しません!!」
カムイは体まで変化させると人間とは思えない攻撃をガンズに連続で与えた。ガンズは怯んだ。
「まさか・・・お、おまえ・・・」
「許しません・・・ガンズさん!何故、仲間を殺したのです!何故、私を狙うのですか!」
カムイは怒りを露にしてガンズに迫った。ガンズは怯えた表情でカムイを見て信じられない事を口にした。
「ガロン様が命じられた・・・」
「お父様が・・・!」
カムイとセルスは驚愕していた時、隙を突かれてガンズに逃げられた。カムイは追おうとするが突然、ガングレリに引っ張られ無限渓谷の吊り橋から渓谷へとカムイは出された。
「カムイ様!!」
セルスはギリギリでカムイの足を掴んだがガングレリの引っ張る力の方が強くカムイと一緒に渓谷へと落ちた。