「これがジュエルシードか」
「■□□□──!」
思念体は何かを叫んでいる。いや、吠えていると言うのか。
「さて、行くか。『
そして思念体に近づいた。
「
「…加減を間違えたか?それともこの思念体が弱すぎるだけか?」
思念体は砕け散り、ジュエルシードが露出した。龍燕は近づき、封印処理をしてみた。
「まずは一つ目。今日はこれで切り上げるか」
──拠点
「
「ただいま。収穫あったぞ」
「取り入れてみたが……どうだ?」
「順調に読み取ってる。結果は明日の朝か、昼くらいになると思う」
「わかった。俺はフェイト達を迎えに行ってくる」
「はい」
「
「フェイトとアルフは?」
「反対側。距離的に捉えられたかわからない」
「そうか。俺が見に行く。ジュエルシードなら即回収する」
「了解!」
──市街地
「これは…何だ?」
市街地は木に飲み込まれていた。
「前に見た時はこんなではなかった。ジュエルシードはこんな危険な代物なの、ん」
「結界?フェイトか?…魔力が違う。管理局の魔導師か?」
(しかし、どうするか。管理局とはまだ関わりたくない。いや、組織なら単独で出撃させるのか?いや、しないだろう。だとすると──)
「管理局とは別の可能性があるな」
「ジュエルシードは……あそこか、ん?あれは」
球体の中にいる男女二人を見つけた。
「前に見たものと違う。人が飲み込まれたみたいだな」
「
火矢は真っすぐジュエルシードに当たり、力を抑えた。
「よし、ん……」
背後から視線を感じた
「あのう…」
「それを渡してくれませんか?とても危険なものなんです!」
白い少女は
「俺の名は
「高町なのはです」
「高町なのはか。危険なものと言うなら、渡すわけにはいかない」
「集める理由を教えてください」
「すまんが、教えられない」
──特務機動隊隊舎『マスラオ』
「大丈夫?シエン」
皆で龍燕を出迎えた。
「大丈夫だ、問題ない。ジュエルシードは回収した。今日はこれで二つだ」
「順調だね」
「ああ、だが白い少女にあった。名は高町なのはと言っていた。その少女もジュエルシードを集めていた」
「その娘は管理局だったのかい?」
アルフが心配そうに聞く。
「いや、違うと思う。組織的な者なら、見習い程度の人を単独で任務をやるとは思えない」
「そうだね」
「だけど、そうなるとその白い少女ってのが管理局じゃないんなら一体なんで集めてる
んだい?」
アルフが疑問を言う。
「わからないが『ジュエルシードを集める』と言う目的が同じなら、その白い少女より早く集めなくてはならないということだ」