その日も任務を無事に終えて帰還となる筈だった。

 何処で間違えてしまったのだろうか……。

 任務の内容は、とある遺跡の古代遺失物の封印を目的としていた。

 封印処理には精神力による封印と電力を魔力化して行う封印の二通りがあり、今回はよく使われている後者を用いた封印処理で行われた。しかしそれは判断ミスだった。その魔力を食らって遺失物が暴走を起こしてしまったのだ。

 暴走する遺失物の強さはひどく、唯一の出入り口が崩れてしまい、逃げ道を失った俺達は……何も出来ずただ見ていることしか出来なかった。次第にその暴走は空間を裂き、特務機動隊を飲み込んだ。