イナズマイレブン 少年サッカー伝説の威光   作:ぬんちゃくティッシュ

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思いっきりお待たせいたしました第7章でございます!


まぁ待って下さってた方なんて居ないだろうしぃ~(チラッ)
…すんません。とりあえず本編どぞ!


第7章 油断と自信の壁

 

『バウンサーラビット』

 

 

比較的強くない技を用いて、なおかつかなり力を抜いて放たれたシュート。さすれば威力は常人のパワーとなるはずだ。

なぜ本気で打たないかって?これは飽くまで互いの戦力を知るための、つまり試合前の前戯と言うわけだ。ここで本気で打ったところで相手の戦意を喪失させるだけであって、技量を量れない。

 

まぁ分かりやすく言えば、単なる様子見だ。

 

 

「はっ!そんなひ弱なシュートなんざ目を瞑ってでも止められる!」

 

 

さすが傘見野中だな。フラグ建設と煽り文句は天下一品だ、他の追従を許さない。

 

 

『パワーシールド』

 

 

何?パワーシールドだぁ?

あれは確か帝国学園のとこのキーパーが使っている技だ。まさに鉄壁の守りっつって帝国学園の優勝に貢献してたっけ…まぁ雷門にあっけなく破られたけどさ。

そんなことより、何で帝国の技をこいつらが使ってやがんだ?パクりか?パクりなのか?つっても、技に著作権なんて無いし誰が何の技を使おうが勝手だが…。

でも、パワーシールドは結構難易度が高くて、上級者向けの技のはず…帝国とかが使うようにな。 だが奴は現にああやって使ってるところを見ると、相手はとんでもなくキーパーの素質があるのか、あるいは…あの若木って監督の影響か?

 

何にせよ、相手がパワーシールドを使うってことが分かったってだけでも収穫だな。これを元にシューターを育める。

 

ちなみに、シュートは止められた。当然だ。バウンサーラビットなんぞ小学生低学年でも覚えられる技だ。

 

 

「何だ?何一つ手応えねぇぜ。わざとやってんのかぁ!?」

 

 

「おい、いくら気に入らないからって相手に突っかかるな。スタメン下ろされたいのか?」

 

 

「あ、すみません監督!」

 

 

すげえ脅しだな…スタメン下ろされたいのか?って中学サッカー部員に言うことか? あの若木監督は生真面目で厳しいからこの傘見野サッカー部を統率できるんだろうが、大人げない気もする。まぁ言ってることは正しいんだがな。

 

 

「じゃ、次は俺だな。1発ゴールですぐ勝負を終わらしてやる!早く帰らねぇと出前が…親父に怒られちまう!」

 

 

途中までめっちゃ威勢良かったのに段々青ざめて焦りだしてきた。なんかアイツ面白ぇな…ネタ枠としてウチのチームに欲しいなw そしたら毎日親父さんに怒られるぅ!って焦りようが見れんのか…試合終わったらスカウトしてみよ♪

 

 

「(どうしたんだろう爽くん…めっちゃ楽しそうにニヤけてる…。後でめっちゃ質問してあげよっと♪困ってる爽くん可愛いし♪)」

 

 

 

「なぁ…聖クラウドって皆こんな上の空でニヤニヤしてるのか?」

 

 

「さぁな…何にしても少し気持ち悪ぃな…」

 

 

「女子に至っては超可愛いのに…でも残念美人って良くね!?」

 

 

「分かる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一旦場がざわついて、監督のお説教が入ったので十数分くらい待って再開した。ざわついた原因は残念美人の話題からの私語かららしい。風祭先輩は気付いてない様だが俺はすぐ察した。

 

 

 

で、今はゴールに風祭先輩。シューターは出前に行かないと生死が危ない奴と言う立ち合い。

 

 

「さっさと終わらせるぞ!そして俺らのモチベ上げていくぜぇ!」

 

 

「何だって止めてあげるわ!」

 

 

「弱小は弱小らしく吹き飛ばされな!」

 

 

『ディバインアロー』

 

 

今度は世宇子中かぁ?何でちょいちょい上級な技を会得してんだよ…。

 

 

『ゴッドハンド』

 

 

「きゃあぁ!」

 

 

 

ゴッドハンドは物の見事に打ち砕かれ、ボールはネットに突き刺さった。まぁ当然っちゃあ当然だよね。あの技でも雷門は苦しんだんだから。まぁゴッドノウズじゃないだけマシか。

 

 

「先輩!大丈夫ですか!」

 

 

「うぅ…、ごめん爽くん…敵取れなかったよ…」

 

 

涙目浮かべて謝る風祭先輩。あまりにも可愛いもんだから抱き締めてしまいそうだが思春期である気持ちをドっと堪えた。

 

 

「いえ、上出来ですよ先輩!それより、怪我ありませんか?」

 

 

「ううん、大丈夫だよ!お姉さんは強いんだから!」

 

 

うん知ってた。水を差すようだけど、風祭先輩って物凄く容姿良いのに…は関係ないかも知れないけどとっても丈夫で…いわゆるタフな身体の持ち主で、普通は擦り傷になるスライディングも、骨折するであろうシュートを何発も同じところに当てても傷一つつかない。そんな先輩を俺は影でターミネーチャンと呼んでたり呼んでなかったりw

 

 

 

話を戻そうか

 

 

 

「はっ!口ほどでもねぇやつらだ!ざまあねぇぜ!」

 

 

「こりゃ1回戦目はもらったな!」

 

 

早々と勝利を確信した相手方。まぁこんなんがエースだって言うんだから笑うわな…。やはり弱小は弱小なんだって

 

 

でも今回は視察に過ぎない。当然、俺は本気を出していない。

して、相手がどんな技を使ってくるのか。どういったレベルの戦いになるのかを知れたのはかなり大きい。これを糧に練習メニュー組んで臨めるな!

 

 

 

 

やつらとの試合まであと1週間!絶対、あの鼻っ柱へし折ってやる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてあの出前野郎スカウトしてやる!

…こっちが本音だったりw

 

 

 

続く

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