早くハンター要素みたいでしょうがもう少しお待ちください。
これからマスターには特異点一つ攻略につき1人~2人サーヴァントを召喚させたいんですが、終局特異点を見た感じ、ストーリーに登場するサーヴァントは仲間にしにくいので、なるべくおき太やノッブなどイベント限定鯖だけで固めたいんですよね。でも多すぎると居残り組ができるし、その中に主人公が入ってたら題名詐欺になってしまう・・・。どうしよう。
レイシフトの前に
「ハンターがそれ使うようになってから意思疎通しやすいね。思ってたよりフレンドリーだし。一々入力してるハンターは大変そうだけど・・・」
『いや、問題ない。間違った意志が伝わってしまうよりはマシだろう。』
ねぇ?マスター?こっちはあの時置いていったことなんて気にしてませんがね?いや、切れてないっすよ。寧ろ俺切れさせたら大したもんですよ・・・!
「あ、あれ?なんか怒ってる・・・?」
「彼がボードを持つようにして音声再生機能までつけたのは私なんだよ?私にも何か言うことがあるんじゃ無いのかい?」
『ダヴィンチちゃんアザーっす!』
「よっ!流石天才!」
「ふふん!もっと言ってくれても構わないよ?気分がいいからマスターちゃんにはこれをあげよう!」
「・・・?これは・・・?金色の板?」
「!」
「それは呼符といってね、ハンターの召喚を冬木でやっただろう?あの召喚の魔力をそれ一つで肩代わりしてくれる便利なものなのさ。
まぁ私も忙しい身だから今はまだそれ一つしかないがこれからも少しずつ作っていくよ。
では、早速新しいサーヴァントを召喚しに行こうか!」
やっぱこれダヴィンチちゃんが作ってたのか・・・。流石万能の天才。
あっ、マシュ見っけ。あの盾は確か英霊が集まる性質があったらしいし、召喚手伝ってもらうか。
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「新しく英霊を召喚するんですね・・・。どんな人が来るのか楽しみです。」
「私も楽しみだよ!でも確か召喚するのには呪文が必要なんだっけ?ハンターはなんとなくで来てくれたけど」
マジか俺。なんか安い男みたいだな。
「いや、詠唱は必要ないよ。その分も肩代わりしてくれるからね。何か触媒があれば良かったんだが・・・まぁないものは仕方ない。
今回は縁召喚でいこうか。ほら、陣の真ん中に呼符を投げてごらん。因みに英霊が召喚できる確率は100%じゃなくてね、概念礼装が来ることもあるんだ。言ってしまえばハズレだよ。
見分け方は召喚時の光輪の数で分かるが・・・実際に見た方が早いか」
「んんっ!いい人が来ますように・・・いい人が来ますように・・・!(パンパン!)それっ!」
神社のお詣りか。
おっ、光輪は三つ。ということは英霊召喚成功か。さて一体誰が来るか・・・
バチバチバチィ!
ん?あのシルエットは・・・
「——サーヴァント・アーチャー。召喚に応じ参上した。
・・・・・また会えたな、異色のサーヴァントに未熟なマスター、いや魔術師よ。私は君たちと共に戦うということでいいのかな?」
「いきなり未熟とか言われた・・・確かに何も知らないけど・・・」
「だ、大丈夫ですよ先輩!これから成長していけばいいんです!私も一緒に頑張りますから!」
落ち込んでるマスターは置いといて、オカン来た!これで勝つる!(台所的に)
戦闘でも遠近中全てのレンジに対応できるし、俺だけが前線に出る必要もなくなったな!いやー仲間になってくれて嬉しいよ!
「——
「「ハ、ハンターがシャァベッタァァァァァァァ!!?」」
「なんだ、君喋れたのかい?」
「?」
記念すべき我が第二声。やはりハンターボイスか、ゴツイな。
『すまない、俺は自分の意思では喋れないんだ。この口は気分屋みたいでね。』
「そ、そうか、随分と変わっているな。改めてサーヴァント・アーチャーだ、これからは君の剣となろう」
「あ、うん(アーチャーなのに剣・・・?)。私、藤丸立香。これからよろしくね!アーチャー!あ、そういえば真名は何?一緒に戦うんだし、名前で呼びたいよね!」
「・・・」
「?どうしたの?」
「なに、ただ知りあいに似てると思っただけさ・・・。私の真名は・・・エミヤ、エミヤシロウだ。一応聞いておくが私の名前に聞き覚えはあるか?」
「え?あ、ごめん聞いたことない・・・かな?。私英雄とかに詳しく無くて、もしかして有名な人だった?」
「いや、知らないならばそれでいい。よろしく頼むぞ?
「うっ!なんかそこはかとなく重圧が・・・」
『気にするなマスター。そいつはただ少しひねくれてて、不器用なだけだ。根はいい奴だから仲良くしてやれ。』
「そうなの?」
「・・・お前は見た目と性格が一致しないな。余計な言葉は要らん」
あっ!!俺これ知ってる!ツンデレってやつだ!!
「それじゃあ少し早いけど今日はもう休もうか。実はもう既に最初の特異点は特定できていてね。
召喚されたばかりのエミヤ君には悪いが明日の朝早速レイシフトをして貰うよ。」
ようやくか。出てくるエネミー的に俺が活躍できそうな数少ない特異点だからな。持っていく物と武器、スタイルもしっかり考えておくか。あ、アーチャーお前の部屋はコッチな。
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「いいですか?とにかくまずは拠点となる霊脈を探してください。」
やっぱり所長もスタッフの手伝いすんのか、まぁ責任者だから見てるだけなんてありえないしな。
しかし拠点か・・・恐らく俺のスキルがキャンプと認識するのはその地点だろうな。どうなるかわからんが。それからこのマスターなら言うまでもなさそうだが一応は伝えておきたいな。キーボードを出して、
っと?
「——マスターよ」
「!?今の声、もしかしてハンターなのかい!?」
「どうしたの、ハンター?」
「——これから貴女は七つの特異点を巡る旅に出る。敵、味方、第三者・・・そこでは様々な英雄達に出会うだろう。」
「・・・」
「——そこで一つ言っておきたい。例え相手が世界を滅ぼそうとする悪であろうとこちらも悪意だけを向けて立ち向かわないでくれ。覚悟を持つ者達には敬意を表してくれ。誇りある者達にはその誇りを汚さないでくれ。そうすれば、彼等は終局の宙にて輝ける流星の一員となってくれるだろう。」
「それは、どういう・・・?あと口調が全然違う・・・」
『スマン。もう喋れない。あと口調は気にするな、呪いみたいなもんだろうから』
「・・・お前はもしかしてこの先の事を知っているのか?ハンター」
『知っていると言えば知っている。知らないと言えば知らない』
「・・・なるほど。口にして我々が知れば変わるかもしれない未来はそう易々と語れない。そういうことか?」
『
「まて、なぜお前がそんなことを知っている」
「・・・貴方は初めてあった時から予想外のことばかりでしたからね。もう皆慣れたのでしょう。」
『それは寂しいな。ならこの先の特異点で更なる驚きを提供してやろう。』
「全く、果てしなく不安を煽ってくるなぁ・・・。とにかく話は以上だ。みんなコフィンに入ってくれ、レイシフトを行おうか。」
よし!いざフランス!オルレアンへ!
先に言うとアーチャーはハンターの武器投影出来ません。
元となる素材も生き物も見たことないし、そりゃ理解できるはずない。
ハンター喋らすのははっきり言って作者の気分です。カッコいいこと言わせたくなったら喋らします。あとハンターが喋る時は最初に——を入れます。今更ですが。
※アーチャーなのに剣?という部分を追加しました。剣が当たり前すぎてうっかりしてた・・・。