ハンターになって人理修復に参戦   作:YO!Hey!

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ハンターの戦闘はカットします。
持ってきたスタイルと狩技はもう少しあとで。
早くファブニールを狩って黒ジャンヌ慌てさせたい


事情知ってるとシリアスが半減する

「——なんて、こと。 まさか、まさかこんな事が起こるなんて」

 

「っ!!」

 

「ねえ、お願い誰か私の頭に水をかけて頂戴。まずいの。やばいの。本気でおかしくなりそうなの。だってそれぐらいしないと、あんまりにも滑稽で笑い死にそう!」

 

(大剣で頭を叩いてあげようか・・・?)

「ハンター・・・!お願いだから黙っててね・・・っ!!」

 

「だって見てよ!あの哀れな小娘を!ちっぽけすぎて同情も湧かないわ!

ああ、本当に——こんな小娘(わたし)に頼るしかなかった国とか、鼠の国にも劣っていたのね!」

 

(ディ〇ニー〇ンドを馬鹿にしてると酷い目に・・・)

「どうしよう・・・!?もう令呪を使うしかないの・・・!?」

 

 

「ねえジル、貴方もそう・・・・・ってそっか、ジルは連れてきていないんだったわね」

 

「貴女は・・・貴女は、誰ですか!?」

 

「それはこちらの質問なのだけれど・・・まぁいいでしょう。上に立つ者として答えてあげましょうか。

私はジャンヌ・ダルク。蘇った救国の聖女ですよ」

 

「・・・馬鹿げたことを。貴女は聖女などではない。私がそうでないように。いえ、それはもう過ぎたこと。今言いたいのは、何故この街を襲ったのですか?」

 

「何故かって?同じ"私"なら理解していると思いましたが・・・」

 

 

 

長いのでキング・クリムゾン(カット)で。

 

 

 

「バーサーク・ランサー、バーサーク・アサシン。その田舎娘を始末しなさい。雑魚ばかりで飽きてきたところでしょう?

喜びなさい、彼らは強者です。私が召喚したサーヴァントの中でも貴方達は一際血に飢えた()()です。

勇者を平らげることこそが貴方達の存在意義。存分に貪りなさい」

 

 

あ、今怪物って言った?言ったよね?言っちゃったよね?

——宜しい、ならば狩りの時間(ハンティング)だ。

 

 

「では、私は血を頂こうか」

 

「いけませんわ、王様。私は彼女の肉と血と(はらわた)を頂きたいのだもの」

 

 

なんか言ってるが知らん。お前達の主(黒ジャンヌ)がお前らをはっきりと怪物と言った時点で俺のスキルは発動中だ・・・!

ワイバーンの時程じゃないが、十分戦えるレベルだろう。

 

 

『お前達はこちらを獲物と見ているようだが狩るのは俺で、狩られるのは貴様らだ』

 

「何を・・・っ!!」

 

 

防がれたか・・・だが力では押し勝ってるな。ヴラド三世は筋力Aだったが、俺はこの防具の効果でワンランク、さらにスキル補正で更に上昇しているから問題はない。

何より、狩人(ハンター)怪物(モンスター)に負ける道理はない・・・!

 

 

「クッ!!」

『お前達は黒ジャンヌとセイバー、ライダーを見ておけ。この2人は俺1人で十分そうだ』

 

 

「そうか、では任せよう」

 

「アーチャーさん!?」

 

「案ずるな、聖女よ。

やつのクラスはハンター・・・。

 

誰よりも怪物狩りに特化した英雄だ」

 

 

「舐めたことを言ってくれるわね・・・!」

 

「ならば、貴様から先に殺してやろう・・・!」

 

『誰に聞いたんだったか・・・。

「ハンターを殺せるのはモンスターだけだが、モンスターを殺せるのもハンターだけだ。」

この言葉、ここで試してみようか?』

 

 

 

「なんなのあいつ・・・?。バーサーク化して強化された2人を相手に同等・・・いえ、それ以上に渡り合っている・・・!?」

 

「どうします?マスターよ、1人であの2人を押しているサーヴァントがいても相手は4人。こちらが全員で戦えば数で勝てると思いますが」

 

「・・・いえ、ここは引きましょう。たしかに勝てるでしょうが、僅かでも可能性は摘んでおきたいもの、城に戻り更にサーヴァントを召喚します。

ランサー!アサシン!ここは1度引きます!戻りなさい!」

 

「くっ!これで終わりだとは思わないことだな・・・!」

 

「貴方は私が殺してあげる!それまで首を洗って待っていなさい・・・!」

 

『俺にまともなダメージを与えられずによく言う。そういうのをなんて言うか知ってるかな?負け吸血鬼の遠吠えって言うんだぜ!?』

 

「「!!」」

 

 

「そんな安い挑発に乗るのはやめなさい。マスターである私の命令には従ってもらいます。

ではさようなら、哀れな聖女様御一行。あなた達は滅びゆくフランスをただ見ていなさい」

 

「待ちなさい!話はまだ・・・!」

 

『魔力反応、どんどん遠ざかっていく。どうやらホントに撤退したみたいだ。』

 

 

・・・ふぅ、ダメだな。怪物が相手となると感情が昂ってしまう。もっと落ち着かなくては・・・。

 

 

「大丈夫?ハンター。何度か攻撃が当たっていたけど・・・」

 

『問題ない。この程度なら回復薬一つでこと足りる』

 

「やはりその防具も並みの防御力ではないな。充分に宝具級のものだと思うが?」

 

『それ言ったら俺の宝具の数がやばいことになるからノーカンで』

 

「やはり知りたくなかった・・・」

 

 

 

 

「見ていましたよ!貴方がたの戦い!貴方がたはフランスを救う正義の者なのかしら?」

 

「こらマリー、そんな風に話しかけても警戒されるだろう。」

 

 

あぁ・・・このいかにもデコボココンビな声は

 

 

『あぁっ、すまない!先程の戦闘でサーヴァント反応が近づいているのを知らせる事を忘れていた!』

 

「「ドクターェ・・・」」

 

「それで・・・あなた達は誰なのでしょうか?」

 

 

「初めまして、救国の聖女様!私はマリー。マリーアントワネットよ!そしてそこにいる彼が」

 

「僕はアマデウス。まぁモーツァルトって言った方がわかりやすいかな?」

 

「それで、私たちも貴方たちのお仲間に入れていただけないかしら?」

 




流石にハンター強すぎましたかね?防御力は仕方ないとしても。
まぁ困ったら「ハンターだから」ですみそうなのがモンハンのハンターですがね。
皆さんが感想ですまないさんの活躍を心配しててほっこりしました( ´ω` )

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