ハンターになって人理修復に参戦   作:YO!Hey!

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エドモン・・・絶対に引いてやる・・・!
というか来てくださいお願いします・・・!

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腹が減っては狩りも出来ぬ

 

エミヤの野郎・・・まさかの自虐ネタかよ。もう反則だろあれは。

しかもその後一緒に怒られてちゃあ世話ねぇわな。

 

 

「それで、明日の話なんだけど・・・」

 

「あぁそうだな。今のうちにある程度作戦を立てていた方が良いだろう」

 

 

あっちはマスターやジークたちで話し始めたけど俺は作戦考案なんかは専門外だから任せておこう。

さて、武器も研いだし何をやっておくか・・・。

 

ん・・・?この水の流れる音は・・・おっ!あっちに川があるな。

よし、釣りでもするか。

竿は・・・おぉ!?いきなり空間から出てきた!?

やっぱそんな感じか!

 

 

 

釣り竿

この竿は金魚のような小さな魚からマグロのような大型の魚だけではなく、チャナガブルやハプルボッカにザボアザギル、果てはガノトトスまでも釣り上げることが出来る、恐らく武器としても使えるんじゃないかというレベルのオカシイ耐久性を持つハンターの"釣竿"。

 

 

 

相変わらずの意味☆不明な道具だがモンハンのアイテムを頭で考えてはいけない。

釣り餌はないからルアー釣りでいくか、よっと。

 

「あら?ハンターさん、それってもしかして「釣り」というものかしら!わたしにもやらせてくださらない?知識では知っているけれど1度もやったことがないの」

 

『あいよ。念のため説明しておくが、魚影をよく見てしっかり魚が食いついてから引き上げるんだぞ?』

 

「わかったわ!」

 

 

「マリーはほとんど宮廷で暮らしていたからなぁ、アウトドアな遊びに憧れている節がある。

魚を釣るだけなのに何が楽しいのか・・・」

 

『そう言うなアマデウス。誰でも初めてのモノには興味を示すものだ。暖かい目で川に落ちないように見ていてあげな』

 

 

マリーならそのまま川に落ちてもおかしくない気がするのは流石に失礼か。だがあのテンションを見るとホントに勢い余って落ちてしまいそうだ。夏イベでマリーは泳げてたっけか?

 

 

「~♪あっ、釣れたわ!ねぇ見てアマデウス!これは何て魚なのかしら?」

 

「ん?んー?なんだこの魚は。こんな魚見たことないぞ?」

 

『それはサシミウオって魚だな。焼かなくてもそのまま食えるぞ』

 

「え"?魚を生で食べるのかい?」

 

 

「た、試してみようかしら・・・(ゴクリ)」

 

「やめてくれマリー、釣った魚をその場で生食するフランス王妃とか僕は流石に見たくないよ」

 

『一応体力回復する効果もあるんだけどなぁ』

 

 

やはり魚を生で食べるのに抵抗がないのは俺が日本人だからか。いや、だとしても俺も川魚を生で食いたいとは思わないが。

それにしてもなんでサシミウオは釣ってすぐ食えるんだ?刺身だからか?たとえそうだとしてもスタミナではなく体力が回復するのはよくわからんな・・・。

 

 

さてと、肉焼きセットで魚も焼けるかね?さっき自分で釣ったやつで試してみるか。

・・・うーん。ダメか、サイズ的には同じくらいだから行けると思ったんだが・・・。仕方ない、マリーには焼き魚じゃなくて焼肉をあげようか。

 

 

『すまない、どうやら俺の肉焼きセットでは魚は焼けないらしい。だからマリーにはジャンジャジャーン!こんがり肉をやろう!』

 

「まあ!こんなに大きなお肉は宮廷のパーティー以外で見たことないわ!どうやって食べるのかしら?」

 

『そのまま両手で両端を掴んでガツガツと』

 

「た、試して・・・」

 

「やめろぉ!!ハンター!マリーに変なことを吹き込むんじゃない!こんなサイズの物をそのまま食べるわけないだろ!普通に切り分けて・・・」

 

『こんなもん三秒もあれば食えるぞ?(ガツガツガツガツ!!)ほれ』

 

 

ゲームでも自分の顔より大きそうな肉の塊をどうやってあの速度で食ってるのか疑問だったが案外やれば出来るもんだな。

 

 

「・・・(ゴクリ)」

 

「頼むから・・・お願いだからやめてくれマリー・・・。というかハンターはヘルムを被ったままどうやって今食べたんだ!?」

 

『気合いで』

 

「」

 

 

そしてアマデウスは考えるのをやめた・・・。

 

ほれ、ジークお前も肉食え。元気出るぞ。

 

お?マスターたちも食うか?食い方はこうやって一気にだな・・・。あ、無理ですかそうですか。はい、普通に切り分けます。

 

じゃあ飲み物として元気ドリンコを・・・。え?要らない?怪しい?ハチミツ入りだから美味いぞ?副次効果として眠気が飛ぶが。

 

眠れなくなると困る?デスヨネー。

 

これが決戦前日の夜の雰囲気である。まぁ張り詰めてるよりはマシだな。

さて明日は・・・アイツを今度こそ確実に仕留めてやる・・・。

 

 

 

 

 

そして剥ぎ取る。

ワイバーンの親だから絶対いい素材取れるよネ!

 

 

______________________

 

 

 

 

 

朝食を済ませて全員が集まるとジークフリートが戦いの方針を話し出す。

 

「さて・・・どうやらこの中で軍を率いたことがあるのは俺とジャンヌ・ダルクだけらしいな。と言っても俺も絢爛な戦歴があるわけでは無いが・・・

とにかくこちらの人数は少なく、敵の数は多い。が、敵の殆どはこちらよりも圧倒的に弱い。こういう場合は正面突破か、背後から奇襲をかけるのだが、俺達は既に敵に居場所を知られているだろう。

となると手段は一つ」

 

『真正面からぶつかるのか。いいな、実に俺好みの方針だ』

 

「お前は前からでも後ろからでも襲いかかることしかしないだろう・・・」

 

「まあそういうことだ。ファヴニールは俺とマスターのグループが受け持とう。他の人間はサーヴァントとワイバーンからその間の俺たちを守って欲しい。

俺たちがファヴニールを倒せるか否かがこの戦いの勝敗を決めるだろう」

 

 

正直、勝てる気しかしない。

最初にファヴニールを相手にした時の俺の力はマジで凄かった。本能的にも下位の中での上らへん程度の力しか感じられなかった。

 

下手したらハンターの三分クッキング!大剣(包丁)ファヴニール(材料)を切るだけで完成の簡単料理!になるな。

こんなので視聴率取れねぇわ。

 

 

「みんな問題ない?それじゃあ今回の決戦、絶対に勝とう!!」

 

 

そして俺達は決戦の地オルレアンへ向かう。

 

 

 

___________________

 

 

 

 

ワイバーンを軽く蹴散らしながら(剥ぎ取りは禁止された)進んでいると、ロマンから通信があった、どうやら敵サーヴァントが接近しているらしい。

見えたな、あれは・・・アタランテか。

 

 

「殺してやる・・・・・殺してやるぞ!誰も彼も、この矢の前に散るがいい!!」

 

「アーチャー・・・それも強制的に狂化させられている!」

 

「仕方ありません。敵サーヴァント、倒します・・・!」

 

 

アタランテは確かゼウスの血を引いてたな。なら俺でもいける・・・と言いたいが、遠距離型のアーチャーと超近距離型の俺では相性悪いってもんじゃない。

おまけにアタランテは俊足で知られる英霊だ、近づくことすらできなさそうだな。

仕方ない、盾役はマシュがいるし今回はサポートに回るか。

 

 

 

 

 

「・・・これでいい。全く、厄介で損な役回りだった。

行け、そしてあの竜を倒せ。ああ、私も次こそは・・・」

 

『バーサーク・アーチャーの消滅を確認した!それと同時に極大生命反応!

オルレアンからついにファヴニールが出発したらしい、つまり・・・いよいよ決戦だ!』

 

 

 

アタランテ戦ほとんど何も出来なかった・・・。

いや、切り替えよう。まずはフィールドの確認、広い草原で隠れる場所も無いが戦うには十分な広さだ。

持ち物は回復薬を少し使ったが問題ない。武器も先ほど研いでおいた。

罠は・・・サイズ的にかかるか怪しい、閃光玉は効くだろう。

あとは・・・何も無いな。つまり、準備万端か。

 

待ってろファヴニール・・・!お前に次の朝日は拝ませねぇ!!




マテリアルで見直したらアタランテの使い捨て感がやばい。
特に役割もなく、アーチャーが戦うには不利な草原(背景グラ的に)での戦闘にするとか・・・。
最初に出したはいいけど使いどころが分からなくてこんな感じになったんですかね?

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