【完結】東方袖引記 目指せコミュ障脱却!   作:月見肉団子

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雪降りだよ 袖引ちゃん

 さわさわと、寒気を伴った風が吹き抜けます。

 両端に広がる竹が微かに揺れ、彼等の頭部に乗った雪を振り落としていきます。

 ぽとぽと、にわかに雪が降った様なそんな感じ。

 

 地面には誰も踏み入れぬ白の敷物。

 そんな中雪駄を履いた足跡をつけ、ほぅ、と白い息を吐き私は進んでいます。サクサクと雪を踏む度に鳴る音が白銀の世界に吸い込まれていきました。

 

 そんな事を考え、身を刺す様な寒さを感じつつも、私は進んでおります。

 

 

 時期は()()()()()()()な、冬の頃。

 

 幻想郷にも雪が降り注ぎ、静寂で真白い世界に塗り変わった次の朝。

 人里の人間様達も、寒さには勝てず炬燵に引きこもっていることでしょう。

 

 深々と降り積もり、辺りはシーンと静まり返る。

 

 

 私、韮塚 袖引 凍えております。

 

 

 何時もは昼下がりまで自堕落な生活を送り、そこから店を開くなんて本物の商人様が見ていらしたら拳骨の一つや二つでは済まされないような生活を送っております私ではありますが、今朝は事情が違っておりました。

 

 反省会場にも、寝具にもなる便利な布団を喉元まで被り、半纏を着込み、出来るだけ厚着をして寝た筈なのですが……

 

──寒い。

 

 えぇ、寒いのです。子供は風の子なんて良く言われておりますが、私の身体は都合良く出来てはいなかったようで、布団の中でガタガタ震えながら早朝に目がパッチりと覚めてしまいました。

 

 冷めたから覚めるなんて、更に気温が下がりそうな事を考えつつも、火鉢を起こそうとごそごそと準備をしておりました所。

 

「……無い」

 

 口を突いて出たのはそんな言葉。

 なんという致命的な失敗をしてしまったのでしょうか、あろうことか炭が殆ど切れかけておりました。

 

 いえ、決して勘違いしないで頂きたいのは、雪が降る中好きで炭を切らすほど被虐趣味には走っておりません。

 寒さに耐えかね、お酒をちびりちびりとやりつつ、川魚を炭火焼きしていたり、凍えた隣人に気前良く譲ってしまったりと訳があるのです。

 

 ……まぁ、一番の原因は夜通し火鉢起こす為に、酔いに任せ、ドドド、と大量の炭を灰の海に沈ませるという暴挙に走った事にあるのでしょうが。

 

 後の祭りなんて言うのでしょうが、後に残ったのは中途半端に燃え残った白黒の残滓。更には後悔でしょうか? いえ、お陰様で夜は快適ではあったのですけど。

 酒は命を削る鉋と申しますが、私の場合、命では無く炭を削られてしまった様で。炭なんぞ削った所で家が寒くなるだけです。

 

 冗談を繰り返してもくどくなってしまいますが、これ以上無い位寒いので寒くなる事もないのでしょう。

 これ以上、氷柱の様に落ちることもありません。下らないですし。

 

 

 さて、こうなってしまっては買いに出るしかありません。

 

 綿入れのあわせをしっかりと着込み、その上に(みの)を羽織ります。更に編み笠被り準備は完了。

 

 格好としては同じ妖怪である雪ん子さんの格好に近いでしょうか。何はともあれ、着ている服を雪仕様にいたしまして重たい戸を開け、歩き出します。

 

 昨日から降り続いていた雪はすっかりと止み、曇天の下、人間様が屋根に乗り、こんもりと乗っかった雪をぼとぼと落とす姿が見られます。

 私も帰ったらやらないといけないな、と思いつつ迷いの竹林を目指します。

 

 今回の、と言うより、毎回ご贔屓にさせていただいておりますのは、竹林に住む人間でありながら私よりもうんと生きていらっしゃる御方、藤原妹紅さんが作っていらっしゃる炭を買い付けに参ります。

 他の炭では駄目なのか、なんて疑問もあるでしょうが、私としては妹紅さんのでなければ駄目だと断言できます。

 完璧な焼き加減、煤などで嵩増しせずに、良心的なお値段で提供して頂いております竹炭は至高の逸品。私、もう冬の間は妹紅さん無しでは生きて行けない身体にされてしまいました。

 

 と、いった訳で、さくさくと雪を踏みつつも竹林目指して歩いて行きます。

 時折吹き付ける風が寒いこと寒いこと、容赦なく体温を奪っていこうと私の身体を撫でていきます。

 

 ううぅ、なんて呻きながらも辿り着きますは綺麗に雪が降り注いだ竹林の前。緑と白が入り混じる事無く独立し合い、素晴らしい美を演出しております。そんな光景に感動しつつも竹林へとサクサク音鳴らし踏み入れていきました。

 

 はー、と真白い息を両手に吹き掛けつつも決められた順序を辿ります。これでも私、方向には自信がございます。竹の判別はつかないとは言え、迷うことは殆どありません。

 初めの一回は迷うに迷いましたが……まぁ、それはそれ。一度くらいは誰でも失敗するものです。

 

 一度目のお話は横に置きつつ、不死人さんの所を目指していますと何やら視界の端に黒い影一つ。竹藪の間をすり抜けていくその影は、冬でも暖かそうなモフモフな尻尾がついておりました。

 

 雪がコンコンと降ると、犬は庭駆け回るなんて言われてはおりますが、狼なあの方も同じ様で元気に駆け回っております。

 そんな事を考えておりますと、向こうも此方に気づいた様で声を掛けて下さいました。

 

「あ、袖ちゃんじゃない! やっほー」

「どうも、影狼さん。お元気そうですね」

「えぇ、そうね。ちょっとテンション高いのは認めるわ。なんたって雪よ雪!」

 

 と、何時もよりも元気が三割増しぐらいになっておられる今泉影狼さんが此方に寄ってきて下さいました。

 彼女の言葉を借りるとテンションが高い状態である為なのか尻尾もバサバサと振られております。上気したお顔をこちらに向けられ、実に楽しそうなお姉さん。

 こんな状態は普段ではお目に掛かる事が出来ず、元気なお姉さんにたじろいでしまいます。

 

「で、袖ちゃんはこんな所で何をしているの?」

「あ、えと、あのですね」

 

 炭を買いに来たというだけなのにひゃっほうな感じの影狼さんに圧倒されて言葉が出てきません。普段は憎らしい位勝手に喋る口ですのに凍り付いたかの様に開かない。

 

「ん? どうしたの?」

 

 心配そうにかがみ込んで来る影狼さん。身長差があるだけに大人が子供をあやすようにも見えてしまいそうです。まぁ、そんな事を言っていようと周りにある竹のように背がグングンと伸びるわけでもありません。はぁ、と手を温めつつも事情を説明します。

 

「ほほぉ、なるほどねー炭を」

「えぇ、この寒さでは凍えてしまいますから」

「これくらいなら丁度良くない?」

 

 そんな事を、ふさふさとした尻尾を揺らしながらおっしゃる影狼さん。えぇ、それくらい立派なものを持っていれば私も……だなんて少し妬ましい視線を送ります。

 すると、影狼さんも気づいたのか、あーそっかー、なんて言いつつご自身の尻尾と私の身なりの間を視線が行ったり来たり。そして困った表情で首を横に傾けます。

 

「えーと、ごめんね?」

「まぁ、気にしてないんですけどね」

 

 私は、そんな表情も冗談とばかりにふくれっ面を放りだし、吹き出します。そろそろ影狼さんとも長い付き合い。こんな事で怒る程、私も子供ではありません。……ありませんよ?

 

 まぁこんなふざけていられる程に仲が良いのは、あの女将さんのお蔭と言っても差し支えは無いかもしれません。

 あの屋台。ミスティアさんの屋台に蛮奇さんと二人で行った時、初めて影狼さんに出会いました。蛮奇さんとも知り合いだった様で紹介してくださり、意気投合。そのまま夜が更けるまで話込みました。

 ただ、本格的に仲が良くなったのは、ここ中心に起きた夜の異変の頃からでございまして、そのお話も後々。

 

 そんな竹林の異変を思いだしておりますと目の前にぼとぼと、と雪が落ちて来ます。そんな光景を眺めていると夜の異変の前にも異変があった事を思い出しました。

 

「そう言えば、ありましたよね」

「ん? 何が?」

「雪が印象的な異変の事です」

「あぁ、あの春が来ない……」

 

 影狼さんも思いだした様で、懐かしむような顔に変化します。春が来ない異変……確かあの時は独自で春探しをしていた筈。色々と思い出していますと影狼さんから疑問の声。

 

「袖ちゃんはあの時何かしていたの?」

「あぁ、私はですね……」

「その話ちょっと待ったぁ!!」

 

 別に隠す事でもありませんし、道中の話題ついでに話してしまおうかと思って口を開きかけた所、天からお声が掛かります。聞き慣れたという程では無いにしろ、確かに聞き覚えのあるそのお声。

 黒い羽をはためかせ、空飛ぶ天狗様。射命丸文様が私たちの前に降り立ちました。その姿に影狼さんは面食らったようでびっくり顔。私はびっくりこそ致しましたが反応が間に合わず固まってしまいます。

 そんな私たちの反応を知ってか知らずか、射命丸様は一気にまくしたてました。

 

「お話のところ申し訳ありません、そのお話私にも是非お聞かせ下さいな。あややや、これは知らないお顔が一人いらっしゃいますね。どうも清く正しくな新聞記者、射命丸文です。どうかよろしくお願いします」

 

 立て板に水とばかりに、轟々と言葉を羅列した後、影狼さんに名刺を渡しますは幻想郷一素早い新聞記者様。そんな勢いに反応しきれなかったのか影狼さんは、あ、どうも。と気の抜けた反応。

 名刺を渡し満足なさったのか射命丸様は再びこちらへ向き直ります。

 

「聞いて下さいよ袖引さん。この前にお聞きした記事をついこの前、身内に発行したんです。すると、どうなったと思います?」

 

 夏の頃にお話した筈ですのに今頃に記事になっているとは……とも思ってしまうかもしれませんが、天狗様というのは中々独自の時間感覚をお持ちの様でして。こうなったのも仕方のない事かもしれません。

 また秋には妖怪の山での異変も起きておりましたし、ごたごたが色々と続き、苦労されたのでしょう。

 

 しかしながらお話したのはもう随分と前ですし、てっきりもう風化したものだと思っていました。どうやらそれは私の勝手な思い込みであった様で、ついこの前とやたらと最近に発行された私の記事。天狗様達に向けてばら撒かれたとなると、一瞬恐ろしい想像が頭をよぎります。

 私は嫌な予感を感じ取り、聞くことを躊躇っておりますと、影狼さんもようやく話に追いついたようで、射命丸様に聞いてしまいました。

 

「袖ちゃんの記事? 売れるのそれ?」

 

 興味がありそうに影狼さんが問いかけ、その言葉を待っていましたとばかりに射命丸様がぱっと顔を明るくさせます。もうその表情だけで大方の見当はついてしまい、つい頭を抱えたくなってしまいました。

 

「えぇ、それはもう! 増刷に次ぐ増刷! 妖怪の山に袖引さんの名前を知らない方はもういないんじゃないでしょうか!」

「おぉ、それは凄いわね! 私も読みたいわ、ってどうしたの袖ちゃん?」

 

 射命丸様の言葉を聞いた途端、私は本当に頭を抱え、しゃがみ込みました。

 人前で無ければあー、とかうおーとか言っていたのではないでしょうか! えぇ、もう、寒さなんて吹っ飛びましたとも! 顔は真っ赤っかになっている自信はございますし、全身をかきむしりたい程には恥ずかしい。

 

 妖怪の山の皆さんに私の愚行が知れ渡ってしまうとは、何という事態でしょうか! 私としては、こんなしょうもない妖怪の行動だなんて皆さん興味無いでしょうし、きっと鳴かず飛ばずで終わってしまうだろうだなんて考えたからこそお話したというのに!!

 

 そんな頭を抱えしゃがみ込んでいる私に対し、追撃と言わんばかりにズシンと重い事実が射命丸様の口から発せられました。

 

「袖引さんのお話だけでは少し迫力に欠けましたので、私が事実の元、()()()()()()()()()()()()()()!」

 

 その言葉は私の心に深い痛手を負わせるには十分の言葉。天狗様、特に射命丸様の編集もとい捏造は時折、凄まじい事になっております。ただ読むだけでしたら十分に面白いのですが、自分が注目されるとなると話は別。きっと紙面の中の私は物凄い活躍を遂げている事でしょう。そんな物が妖怪の山に知れ渡っているだなんて……えぇ、もう、立ち直れません……ぐすん。

 

 もういっその事身投げでもしてしまおうか、なんて考えておりますと、手帳と、万年筆を用意した射命丸様から声が掛かります。

 

「では、次の異変のお話をお聞かせ下さい!」

 

 そんな声に反応し顔を上げますと、万年筆の尻の部分を此方へと突きつけ、私を見る目はキラキラと輝いている射命丸様。早く早くとせっつく子供の様に私を見ております。

 されど、私の目には獲物を狙う鷹の様にしか見えないそのお姿。くわっと見開かれたおめめには鋭い眼光をたたえており、突き付けられる万年筆はまるで鋭利な爪にしか見えません。

 

 更には私の後ろに立っていた影狼さんも話に乗っかってきました。

 

「私も異変の事聞きたいわ、袖ちゃん」

 

 あぁ、影狼さんまで味方になってしまうとは。と目の前が真っ暗にでもなってしまいそう、そんな状態。前門の天狗に後門の狼。とはまさしくこの事。涙がそろそろジワリと来てしまいそうな状況の中、私は声を絞り出すように言葉を口にしました。

 

「私、もう帰ります……」

 

 もう帰って布団へと飛び込み、全力で現実逃避してしまいたい。その行動しか頭に浮かんできませんでした。

 とにかく帰ろうとばかりに、くるりと後ろを向きますと、えぇ!? と驚いている影狼さんの姿。普段でしたら驚いている姿は大歓迎なのですがそれすらも気にしている余裕がございませんでした。

 すると影狼さんは、私の様子に気づいたのか、こちらに助け舟を出してくださいます。

 

「まぁ、無理にとは言わないし、異変の話はまた今度にしようか?」

 

 助け舟の言葉にぱっと顔をあげますと、にこっと笑う影狼さん。この時ばかりは影狼さんが女神ではないかと思ってしまう程。それくらいには影狼さんは輝いて見えました。

 

 その狼耳の女神様の言葉に乗っかり、尻尾を巻いてそそくさ退散を決め込もうと、一歩足を踏み出そうとします。すると、背中から声が追いかけて来ました。

 

「そうですか、残念です……せっかく天狗秘蔵のお酒を用意してきましたのに……」

 

 その言葉にピクリと足が止まります。後門の天狗となった射命丸様のお声は私を釘付けにするには十分すぎる程の威力を誇っておりました。

 ギギギと頭を後ろに向けますと、何処から取り出したのか残念そうに一升瓶を抱える射命丸様の姿が目に入ります。

 天狗様と言えばお酒。あの伝説の鬼の方々には敵いませんが、それでも天狗と言う種族は酒豪として名を馳せております。その天狗様の秘蔵のお酒。そんなものを見せつけられてしまっては、思わず飲んでみたいという気持ちがむくむくと沸いてきてしまいます。

 恐らくこの機会を逃したら一生手に入らない貴重中の貴重。思わず足が止まってしまうのも仕方のないでしょう。そんな悩める私に追い打ちとばかりに射命丸様は更に鞄を漁り小瓶を取り出しました。

 それは私は見た事はあれど触ったことの無い伝説の薬。思わず声も出てしまいます。

 

「そ、それはっ!?」

「どうやらご存知のようですね……そう、これこそはあの河童の妙薬!! 今ならこちらもお付けしますよ?」

 

 河童の妙薬と言えば、どんな怪我だろうが治してしまうと言われる伝説の霊薬。私自身、河童さん達とは縁がございまして見た事はあれど、使った事や触った事のない貴重品。

 なぜ射命丸様の手の内にあるのかは不明ですが、持っておくと非常に便利な代物。是非欲しい、と浅ましくも思ってしまいます。

 

 家の方向に向かっていた身体は完全に向き直り、非常に悩み始めます。確かに二度目も同じ様な事をされてしまうのは痛く恥ずかしい。しかしながら、目の前にあるものを完全には捨てきれない程の貴重度が高い物。もし諦めてしまっては後々後悔する事は目に見えております。

 

 私は完全に射命丸様の策略に嵌った事に気づかないまま、悩み、そして結論を出しました。一回目があったのなら二回目以降は問題ないだろうと! 自分自身何を考えていたのか本当に分かりませんが、とにかくそう言う事となり射命丸様に返事をします。

 

「……分かりました。お話しいたしましょう」

「はい、ありがとうございますー」

「袖ちゃん……」

 

 ふとした物欲に誘われ、ぽつりと返事をかましてしまいます。はっと気づいた時にはもう遅く、満面の笑みの射命丸様と、がっかりしたような影狼さんの顔に挟まれておりました。慌てて取り消そうと口を開きかけると、射命丸様が先手を取り、一升瓶と小瓶を押し付ける様に渡してきました。

 

「では、これで取引完了ですね!」

 

 さっ、と万年筆を構える射命丸さん。助けを求め後ろを振り向いても、物欲に釣られた私に影狼さんは呆れが入り混じる視線を寄越すばかり。そんな視線をされてしまいますと、もう何も言えません。手に持つ瓶二つがやたらと重く感じるのはきっと気のせいでは無いのでしょう。

 

 こうなってはもう、どうしようもありません。今更逃げ出す訳にもいかずに視線を泳がせます。しかし今度こそ助け船はありません。溺れかけの私が物欲を出してしまったのです。当たり前の事と言えるでしょう。

 

 策略と言う沼地に嵌り、もう、にっちもさっちもいけなくなった私は、諦めて話す事となりました。身から出た錆とは申しますが、今回ばかりはもう本当に自業自得。あまりのしょうもなさに涙さえ出て来ません。

 

 まぁ、もう何をしようにも後の祭り。もう手の施しようもありませんし、腹を括りましょう。

 

 さて、話すのならきっちりとお話ししましょうか。報酬でつられたものの受け取ったのならいい加減はまかり通りません。

 

 これからお話ししますは春が来なかった冬の事。あの時私は春を探しに出かけた所から始まります。

 

 さてさて、錆もお話も懐から出しまして裸一貫。話すことは大したことはございません。ただ巻きこまれただけの事。

 

 雪が積もるように異変のお話は、積りに積もっております。しかしながらきっちりとお話ししたい為、ここでいったん一区切り。しばらくお待ちくださいませ。

 

 では、次回も()()続きお楽しみ下さる事を、願っております。

 

 


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