【完結】東方袖引記 目指せコミュ障脱却!   作:月見肉団子

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春が来たよ 袖引ちゃん

 雪が降れば妖怪も降る。レティさんとの戦闘を終えた私達。一息ついていざ帰宅。なんて、考えておりますれば周囲には私よりも小さき人影。

 すわ、誰ぞなんて誰何の声を上げる暇もなく声を掛けてきましたのは、人里でたまに出会います魔法使いさん。

 

 雪降る異変の中で出会いましたるは、お人形の主様。西洋のお人形さんに取り囲まれているそんな現状、日本人形にしか縁が無い私には物珍しい光景です。

 

 そんなこんなで再び始まります、春探し。アリスさんの語る意外な事とは?

 

 私、韮塚 袖引 お招きされてます。

 

 

 

 「アリスさん……?」

 

 槍やら剣やら構えた西洋出身のお人形さんが、ずらりと周りを取り囲み私達に狙いをつける。どうやら虎の尾でも踏んだのか持ち主はお怒りの様子。

 そんな中、森から飛び出して来ましたのは青を基調としたお洋服に身を包み、金髪を揺らすお人形さんの様な美少女様。

 人里で見かける優しい顔は何処へ行ってしまわれたのか、白い雪が降る中お顔は真っ赤に染まっております。

 

「あら、喧嘩を売るのは誰だと思っていたらあんただったのね」

「ちょ、ちょっと待って下さい。どなたが喧嘩を押し売りに?」

「だからあんたでしょ、袖引? でっかい冬の妖怪を私の家の屋根に落としたのは」

 

 愉快な事態になったというかなんというか、アリスさんはご立腹。

 なんということでしょうか、先程の戦闘の余波はアリスさんの家の屋根に立派な穴を作ってしまったようでございます。

 しかしながらその理由の原因さんは先程飛び去ったばかり。追いかけようにも雪に埋もれて行先分からぬ。

 なんて、どう答えようかと悩む一瞬の隙に咲夜さんがずいずい前に出ました。さすがはメイド様、こんな事態なんて日常茶飯事。説明は私よりも数枚上手の筈。と確信し、この場を譲ります。 

 

「悪いのは私たちじゃないわ、悪いのはそこに家を建てたあなたのせいよ」

 

 ビシリとメイドさんが指突きつければ、ピシリ、と空気が凍る。私もアリスさんも一瞬固まりました。固まらなかったのは先程氷づけ一歩前までいったメイドさんのみ。

 さ、咲夜さん!? と声なき声を上げたくなりますが時すでに遅し。アリスさんは火に油を注がれた様で、固まった後に、にっこりと恐ろしい笑顔を浮かべました。

 

「へぇ、私が悪いのね? ……良い度胸じゃない。冬なのになぜか暖かいわ」

「それはお目出度いわね、お赤飯でも炊きましょうか?」

 

 ぼろぼろなのを忘れているのか、本当にそう思っているのか本当にこのメイド様は底が知れません。しかしながらそんな楽しい煽り合いはこちらの命にまで関わってくる大事。止めない訳にも参りませんでした。

 

「お、お二人とも落ち着いて下さい!」

 

 

 手をわたわたとさせ割って入りますと、先程の戦闘のせいでカチコチ凍る腕がズキリと痛む。そんな事を気にしている余裕なんぞ、なんて思っておりましたが私よりもその腕に反応する二人。

 

「退いて下さい袖引さん。早くこの人倒してパチュリー様に見てもらいましょう?」

「……その腕どうしたの?」

 

 咲夜さんはどうやらこちらを気遣った上で煽っていたようで感謝の念が浮かんできますが、それより何より私の腕に反応したアリスさんに目が向きます。

 こちらの腕をまじまじと見つめた後、アリスさんは人形さん達を一斉に下げました。予想外の行動にあっけにとられる私達。そんな事意に介さずにアリスさんは着いてらっしゃいの一言下さり、下へ降りていきました。

 

 私達は顔を見合わせた後、アリスさんを追いかけました。……ここで着いていかないと後ほど何されるか分かりませんから。

 

 ついていくと屋根に降り積もる雪に人の跡が残る人家に辿り着きました。アリスさんは扉を開け、どうぞの仕草。私達はアリスさんの家に招かれる事になりました。

 

 中に入るとこっちへいらっしゃいと右手掴まれ、グイグイ引っ張られる私。放されたのはパチパチ燃える暖炉の前。

 

「凍えてるようだしあんたらしばらくここに居なさい? 袖引の方は後で治療してあげるわ」

 

 いきなり態度が変わった事に驚きつつも、外の寒さを落とす様に暖炉に近づき凍った腕を解凍つつ暫し休憩と相成りました。

 只今、宙浮く人形さんに包帯を巻き巻きしてもらいつつも、アリスさんの魔法で治して貰っております。

 

「まったく怪我をしているなら先に言いなさいよね? 怪我してる相手を倒してもつまらないじゃない」

「え、あ、はい。すいません……?」

 

 何故か叱られておりますが、まぁ迷惑を掛けたと言えば掛けたのでなんとも言えません。アリスさん意外に好戦的な様で、私達が怪我をしていなければあのまま二回戦へとしゃれこんでいた事でしょう。

 そんなぞっとしない結末を想像していると右腕には包帯がぐるり。治療も完了し、御礼を言いつつも暖炉の前に。毛布にくるまる咲夜さんの横にちょこんと座ると、アリスさんが熱々の紅茶を入れて下さいました。

 

 パチパチと燃える火、そして温かい紅茶が内外からじんわりと身体を暖めていきました。するとアリスさんが紅茶をすすりつつ一言。

 

「普段使わないのだけど、薪を用意しておいて良かったわ」

 

 魔法使いになってからというもの寒さや、暑さは感じなくなったもののそれでも集めてしまう様で、薪もその一環だそうです。

 そんな癖に感謝しつつ、紅茶を楽しんでおりますと、ぽつりぽつりと会話が始まっていきます。姦しいなんて文字もございますし、一度火がつけば止まる事はございません。

 人里での事、この生活の事、咲夜さんも会話に交じり紅茶談義。この時は咲夜さんも楽しそうに話し、興が乗ったのかだんだんと紅魔館の話題も出始めます。

 そして闘争の熱が冷めやらぬのか、アリスさんも饒舌であり会話も弾む。そんなお楽しみの中ついに私にもお鉢が回って参りました。確か寿命の話やら幻想郷での経歴やらを話していた流れだったと思います。

 咲夜さんがこちらを振り向き一言。

 

「袖引さんていつから人里にいるのかしら?」

「え、えーと?」

 

 いきなり会話を振られたとかそういう事ではない筈なのですが、つい言い淀んでしまいます。振られたからには応えようと、私が過去の記憶を引っ張り出そうと試みましたが、何故かぼんやりと霧がかかった様に出てこない。あれ、あれと困惑している内にアリスさんが答えます。

 

「確か、先々代の時じゃなかったっけ?」

 

 

 そんな風に答えるアリスさん。幻想郷の中でもある程度長く生きた方のいう事ですし恐らくあっているのでしょう。しかしながら、いつから人里にいるかという質問はぼんやりと霧に浮かぶ島の様に、頭の奥底から出て来る事はありませんでした。

 アリスさんの反応に相槌を打ちつつも、反応を返さない私が気になったのか咲夜さんは再度質問を投げかけて来ます。

 

「本当の所はどうなんです?」

「私は……」

 

 

 うんしょ、うんしょと引っ張り出そうとは致しましたがどこぞの大きな蕪が如く引っ張り出せる事はありませんでした。何か大切な事があった気がするのですが、それすらも霧の中。忘れているというよりは思い出せないといった感覚になるのでしょうか? 若干のもどかしさと、にぶい頭痛が頭にじわじわ押し寄せて来ます。

 

 

「本当の所は……分かりません」

「わからない……?」

「分からない? 忘れたの?」

 

 咲夜さんが反応したと思えば、アリスさんも食いついてきまして二人のお顔がこちらを向きます。

 

「いえ、そうでは無く、どうしても思い出せないのです」

「ふーん? まぁそういう事もあるわよね」

 

 そう答えると、よくある範疇だとアリスさんは紅茶をすすります。長く生きていればそういった事は出て来てしまいますし、この度忘れもその一環だと思った様です。実際私も、その内思い出すだろうなんて緩く考えをしておりましたが、人間である咲夜さんは違った様子。アリスさんから視線をいどうさせますと、何やら思案顔を浮かべておいででした。

 

「もしかして……パチュリー様が言っていたのは……」

 

 

 そう呟くと、顎に手を当て何かを考えだすめいどさん。何事かと思い、話掛けようかとした所、私のすぐ真下、つまるところ床なのですが、その床が消えており、その代わりにぽっかりとした小空間が広がっておりました。

 簡単に言うとあれですね、原因不明の落とし穴にはまったようなものです。……何なのでしょうかこの穴。

 

「へ?」

 

 当然、咄嗟に反応出来るわけも無く、その穴向かって足からぴゅーと落ちていきます。最後に目に入ったのは、アリスさんの驚き顔と、こちらに気づく事無く、何かを考えている咲夜さんの顔でした。

 

 穴に落ちた私は着地なんぞ取れる訳も無く、そのままべしゃりと雪に突っ込みます。急いで顔を上げふるふると顔の周りの雪を振り払うと、周りはいつの間にか屋外へと変貌しておりました。

 

「へ? ……はい?」

 

 全く状況が飲み込めずにきょろきょろとしておりますと、どうやら周りは知った風景。若干寂れた神社に雪が舞い込んでいそうな賽銭箱。先ほども倒れていた博麗神社に居る様です。

 なんでこうなったのか、頭は疑問符だらけ。ぐるりと見渡しますと、にょきっと謎の空間から上半身だけ出している妖怪さんがいらっしゃいました。

 

「ごきげんよう、いい天気ね」

 

 金髪で、ゆったりとした紫の服。そして、雪だというのに日傘を差している妖怪さん。ずいぶん前、どこかで出会った方で幻想郷の実質的支配者さん、八雲紫さんが目の前にいらっしゃいました。

 そんな大物を目の前にして平常ではいられるはずなんてありましょうか? いや、ありません!

 自慢ではありませんが、急転直下なこの状況は私にとっては大の苦手。慌てる、慌てない以前に頭が追い付いておりません。口をぽかーんと開けたまま固まっております。

 

「あら、どうしたの? 頭でも打った?」

 

 するといつの間にか目の前に紫さんが現れ、おでこを覗きこんでおりました。流石にこれには私も反応。そんな間近に大妖怪樣がいるなんて事に耐えきれず、思わず距離を取ってしまいます。

 

「傷つくわねぇ……そんなに引かれたら寂しいじゃない」

 

 扇子を開き、ゆったりとした歩調で話せる距離まで歩み寄ってくる紫さん。妖力を放出している訳でもないのに、こちらに威圧感の様なものがひしひしと伝わってきます。向こうにそんな意図が無いにせよ、拉致された事実は変わりません。思わず身構えてしまいます。

 耐えきれず逃げ出したい程ではございますが、私では到底逃げ切れない。何故こちらに呼び出されたのかも分からぬまま博麗神社で立ち往生。緊張のあまり冗談の一つすら出て参りません。

 

「さて袖引ちゃん。お話、しましょ?」

 

 すっ、と細められた目はこちらを射抜き足をすくませる。無駄だと分かっていても身構え、慎重に言葉を選びます。

 

「お話、とは?」

 

 噛むなんて、あってはならぬ。隙は見せられぬ。肉食動物に睨まれた草食動物の気持ちはきっとこんな感じなのでしょう。

 

「あのお人形使いさんの家で話してたように、楽しくお話するのよ。こうして()()出会った訳だしね?」

「は、はぁ……?」

 

 胡散臭い態度を貫き通す紫さん。当然こちらに向こうの目的なんぞ見えるはずも無く、不信感が募る中会話に応じる事となりました。

 紫さんはこちらに直接危害を加えたいようではないですし、しばらくは安全。だなんて上手く行くわけも無く紫さんはこちらを見据え、いきなり本題に切り込んで来ました。

 

「でね、袖引ちゃん。……貴方、今凄く面白い立場にいる妖怪ってご存知かしら?」

「……生憎と存じ上げませんね」

 

 にやにやと面白そうに切り出した紫さん。ある妖怪なんてぼかしてはおりますが、これは私の事だと直感的に悟り、思わずとぼけてしまいました。そんな態度に気を害した様子も無く紫さんは続けます。

 

「あらそう? その子ね、人里に住んでいる妖怪なのよ」

「奇遇ですね、私も似たような所に住んでいるのですよ」

「えぇ、とても()()ね。その子はとても里に住む人間の事が好きでした」

「……」

 

 紫さんは、楽しそうに、実に()()()()()話を続けます。

 

「妖怪とは、人間の恐怖の対象。だけど、そんな事なぞ知った事かと暮らす妖怪さん。知名度は少ないながらも、理解者をじわじわと増やしている。バランスを重視する私としては実に()()()()()なのよ?」

 

 じり、と足が一歩後ろに下がります。意識したわけでも無い、頭で考えたわけでも無い、ただ本能が私を生かそうと足を後ろへと下げました。雪なんてもう目に入らない。じっとりとした汗が体を伝っていきます。

 つまり、これは、()()()()()という事でしょうか。目の前でニタリと笑うその存在が、目を細めこちらを見据える存在が、途方もない存在になって迫ってくるような感覚に襲われます。

 そのまま逃げられれば、あるいはいっその事諦めてへたり込んでしまえば、楽になれたのかもしれません。けれども私の身体はそのどちらも許さず、金縛りのように私を地面へと縫い付けておりました。

 

 更に、紫さんは話を続けます。

 

「だけど、その子には()()()()があった。故に、霊夢も動かない」

 

 ある事情……? ピクリと、その言葉に反応します。以前にルーミアさんが言っていた封印と何か関係があるのでしょうか? 考えは募ります。けれども、その答えに辿り着く事はありませんでした。

 

 そんな風に懊悩する私を眺め、紫さんは今一度扇子を開きました。

 

「幻想郷は全てを受け入れる。……だからこそ、期待している部分もあるわ?」

 

 そんな風に微笑むと、何処からともなく懐中時計を取り出し、慌て始めました。

 

「いけない、そろそろ幽々子の弾幕ごっこが始まっちゃうわ。今日は忙しくてやーね」

 

 急ぎ、空間の隙間に飛び込もうとする紫さん。そんな様子に私も慌てて声を掛けます。

 

「あ、あの紫さん!?」

「何かしら?」

「え? ひゃっ!?」

 

 にょきっと逆さまな首だけ私の目の前に出されれば、誰だって……いえ、そんなことを言っている場合ではありませんでした。

 

「事情と──」

 

 口を開きかけた所で、紫さんは私の口元に人差し指を押し当てます。

 

「まだ、思い出さなくていいの。まだ早いわ? ()()()()。あなたはまだ色々と見るべきなの」

 

 物を言わせぬ静かな口調で、紫さんはそれだけを告げて去っていきます。

 

「それじゃあまたね袖引ちゃん。また会えるといいわね?」

「まっ──」

 

 別れの挨拶は程々に紫さんは、あっという間に引き上げていってしまわれました。

 追いかけた私の言葉は決して届く事も無く、緩やかに吹く風に飲み込まれてしまいます。伸ばした手を降ろし、視線をさ迷わせますとくしゃみが一つ。どうやら思ったよりも雪が降り積もっていたようで、肩にもうっすらと……

 

「あぁっ!?」

 

 私、たった今衝撃の事実に気が付いてしまいました。……なんと、なんとっ! ()()()()を着たまま先ほどまで会話をしていたのです! 

 こんな、こんな事があっていいのでしょうか。たまたま仕方なくで着ていた格好を普段ほとんど交流の無い方に見られる。もうどうしようも無い事態だと断言してもよろしいかと! 弁明も何処でしたらいいのか分かりませんし、本日のお相手はきっと広い人脈をお持ちであろう大妖怪さん。下手したらとんでもない事になってしまう事でしょう。

 先程の話題ももちろん気になる事ではございますが、今は目先の事実。こんなひらひらした物を着ながら会話をしていただなんて、もう……もう、首を括ってしまいたい程でございます! 

 叫び出したいやら、転げ回りたいやらの気持ちをどうにか抑え、向かったのは再びアリスさんのお家。そう言えばアリスさんにもこの姿を見られていたな。と考え、ますます熱くなる頬を抑える事はできません。

 

 林檎なほっぺを抑えつつ行くと、家にいたのはアリスさんのみ。事情を説明すると、犯人に関してはほぼ分かっていたようで特に心配もせずに出迎えて下さいました。

 どうやら、咲夜さんにもその説明はなされたようでアリスさんに言付け残し帰ったそうです。

 

「本日は此処で帰宅させていただきます。あ、めいど服はさしあげますわ?」

 

 と、いった内容。めいど服の処遇は脇に置いておき、聞きたい事があっただけに少し残念がっておりますとアリスさんが追い打ちの様に言葉を掛けてきます。

 

「私の家の屋根、どうするつもり?」

 

 あ、なんて声がでてしまいましたが、よくよく考えれば、ほぼほぼ無罪なその下り。慌てて説明いたしますと、アリスさんも分かっているようで今度人形のもでる? をやってくれればそれでいいという事。なにやら黒髪めいど服に感銘を受けたとかなんとか。

 引き攣った顔でそのことを了解しつつ、そそくさと退散いたします。向かう先は当然我が家。本日は様々な事があり過ぎて頭の整理がついておりません。春探しほっぽり出し、帰宅を決め込もうと決断し一路わが家へ。

 

 すると、どうした事でしょうか。飛んでいる最中に春の陽気が鼻を擽ります。

 あぁ、どなたかが異変を解決したのだな。なんて思いつつ本日の事を振り返りますと、なんとまぁ中途半端。

 春探しも、紫さんのお話も、すっぱりと途中で切れております。そして自分の在り方も、また……。

 

 

 

 まぁ、そんな半端者だと痛感させられた所で今回の異変は終了となります。冬を越したと思いきや、もう既に春半ば。次の日には桜が咲きますように、なんて願いながら帰宅と相成りました。

 

 当然、家に帰りやる事は一つ。すぐさま布団へと潜り込み、反省会。恥ずかしい事が目白押しな今回。冬が完全に開け、春うららになる翌朝付近まで続く事となりました。

 

 さて、謎も深まり、春は到来。雪の下にある疑問も春になれば氷解。なんて事になって下さればよいのですが……

 

 まぁ、そんなこんなで本日ここまで、半端に終わった春探しにも収穫様々。荷下ろしはいつになるかはまだ不明ではございますが、やるべきことが増えたのは確かでございます。

 

 さてさて、ここらで一旦一区切り。

 

 ではでは、次回も()()続きお楽しみ下さる事を、願っております。

 

 お疲れ様でございました。


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