伊吹瓢、星熊杯、茨木の百薬枡、打ち出の小づちと鬼の宝は数あれど、それがどこから来たものなのか知らない者が大半だろう。
これは鬼の宝を作る変わり者の鬼の物語。
酒と工房さえあれば世は事も無し。
鬼の宝は認めた者への敬意の証。
だから彼は惜しみなく宝を渡す。

「正しく使え」

その言葉と共に数多の宝が世に流れゆく。
彼の鬼は、流れた宝達は、数多の物語を紡いでゆく。


供杯録と同時に連載していますので、不定期更新となります。

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